Ⅱ
私は、吉木桜子17歳
私の家は政府と関わりが深い。それに、うちは武闘派で闘いを専門にした国お抱えの武闘集団通称『スペシャルG』まあ、簡単に言うと闘いのスペシャリストを集めたところ
「お嬢様!」
「ん?」
バン!
銃声が聞こえた。でも、焦らない。だって、私の周りに居る3人は武闘のスペシャリストだから
「加代大丈夫?」
「ええ。それにしてもあいつ・・・」
「美代。」
「はい」
「あいつを追って屋敷に連れていけ。茨の間にでも入れておけ」
「はっ!」
「行くぞ。加代、紗代」
「「はい」」
この3人は私が昔から一緒に居る3人組。容姿端麗、頭脳明晰。私の自慢の一つだ。口には出さんが・・・・
もちろん3人とも武闘派
加代子は、運動神経バツグン。世界有数の殺し屋兼ハニートラッパー
美代子は、運動神経はそこそこだが持っている情報量はすごい。まあ、情報屋だ。
紗代子は、世界一のハッカー。電子機器のハッキングは世界のどこを探してもいない位速くて正確だ。
この3人に守られながら生活する私・・・もっと色々な経験をしたいと思っている。色々な経験をしているように見られがちだが私は3人に囲まれていて何もできていないように感じているから・・・・。でも、3人とも私の誇り。だと思っている。周りからは、「容姿端麗な女性達をお連れになって良いご身分ですなぁ。」と嫌みを言われることもある。その時は実力行使だけどね。まぁ、話はここら辺で。
「加代。」
「はい」
「今日のスケジュールを」
「はい。今日は学校を終えた後、皆さんがお泊りに来る予定です。」
「それは、分ってるけど。政府の奴らが来ているパーティーってのが気になるのよね。」
「それなら、私達が偵察に・・・」
「そうな。30分だけ。お願いしてもいい?」
「「かしこまりました」」