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降りないんじゃない!降りられないんだ。

木の上と地上での会話です

さっきから降りて来いと眼鏡の男はうるさい。降りれるものなら等に降りて逃げている

降りれないのだ。高すぎて

それがわかっているのかいないいのか相変わらず下からうるさい。


「なにしてるんですか!もう逃げられないのだから大人しく降りてきなさいまったく最近の子供は往生際が悪い。」


もう白状するしないと思い叫んだ。


『降りられないのー!見てわかんない?どーみても困ってんでしょ!』


すると一瞬ポカンとした顔をしてこちらを凝視した。いいたいことはわかるではなんで登ったんだってでしょ?


好きで登った訳じゃない!強制的に木の上だったんだ!私だって出来ればもっと安全な所がよかったよ?

しょうがないじゃないか。


「降りれないのに木の上に登り人様の家に侵入しようなんてある意味根性のすわった侵入者ですね」


すると何を思ったか手を広げた。


「飛びなさい」


一言だけたんたんと言った。

は?飛べ?いやいや結構な高さだよ?

無理だよ軽くビル5階分くらいあるよ。


『はあ?いや無理だから!脚立かなんかもってきてよさてはキャッチする様に見せかけて落とすつもりね?死ぬわ!鬼畜馬鹿!眼鏡』


もう侵入者だと思われていることなどとうに忘れている私はいいたい放題だ。

でもこんな見ず知らずのしらない男の腕にダイブなどリスクがありすぎるだろう。

そんな勇気があるのは頭がお花畑の人間だけだ!

私は繊細なんだよ!みんなには時子のハートは鉄で出来てるって言われるけど!


「なんですって!そんなケチな真似はしませんよ!降りてきた後きっちり尋問する予定なんですから」


それはそれで嫌だなと渋い顔をせずにはいられなかった。

あいつはしつこそうだ。私の勘がそういってる。

でもまあ確かにこんか所で油をうっていてもしょうがないか。


『絶対キャッチしてよ!落としたら呪うから!本当よ?』


「いいから降りなさい」


はいはいと言う様に頷いてみせた男が少し優しく笑っている様に見えたのはきっと気のせいだよね?

次は眼鏡男子の名前が発表できるといいな。

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