【2025年版】幽霊 (アイ氏が取った『斑』の強い万年青の対処!)
幽霊とは??
夏に出る、あの『お化け』の事ではない。
『万年青』の用語の一つで『葉緑素』が無く『斑』しか無い葉の事である。
それの何が問題かと言えば『斑』の部分は光合成が出来ないので植物に必要な栄養を作れないから『斑』だけの万年青かなりの高確率で枯死してしまうのだ。
そして現在アイ氏宅では『幽霊』の葉を持った万年青が数本誕生してしまっている。
最初に『幽霊』になったのは『輪波錦』の子株だった。
この『輪波錦』は、2023年に買った時に既に子株が生えていた親木で、その子株は購入当初から、かなり『斑』が強かった。
2024年春に親木と植え替えの時に子株の根の状態を確認したが、余り根が無い状態だったので割子は無理と判断して親木に付けて置いた。
そして、その年の新葉は緑の細い筋の一つ入った葉が1枚と、他2枚の葉は『幽霊』になってしまった。
そして月日は流れ2025年の春。
『輪波錦』は、芋が長い状態で新根の生えも年々悪くなって来た事もあり、『芋切』した方が良いとアイ氏は判断した。
そこで問題になったのは『幽霊』の『斑』を持った子株の存在である。
普通の子株なら、2025年時点で十分に根も生えて居たので親木から切離しても良い時期だ。
だが、この子株は葉緑素が無いため残念ながら、ほぼ親木から栄養を貰い生きている状態だ。
当然、親木から切離したら枯れるのは確実だった。
一応『台切り』と言って親芋ごと子株を切る方法もあるが『幽霊』の葉が出た時点で、遅かれ早かれ倒れる可能性が高いのでアイ氏は、この子株を割ってから芋切をした。
この子株を諦めて他の『当たり』を芽吹かせた方が良いと判断したからだ。
切り離した子株は、小さな鉢に植えて育ててみたが、再び幽霊の『新葉』を生やして残念ながら夏には枯れてしまった。
次に幽霊の子株になったのは「桜岳錦」だ。
こちらも2024年に生えた当初は『斑』が強い縞柄万年青だったが、残念ながら2025年は真ん中に細い緑のスジの様な縞が入った葉が1枚、残り2枚の新葉は『幽霊』になってしまった。
そして、かなり親木から栄養を貰ったらしく、去年の倍の大きさの葉が生えた。
こうなると『親木』自身が子株に栄養を沢山摂られて成長が悪くなり作が下がってしまう。
だから結局、2025年の秋を待って割子をした。
この親木から離した幽霊の子株がどうなったかといえば、アイ氏はまた適当な鉢に植えて枯るまで育ている。
冬は、休眠時期でもあるので、枯れるのは来年の春以降だろうなと寿命を予想している。
更に『縞獅子』にも、一本、残念ながら『幽霊』になりそうな『斑』が強い子株を付けた万年青が存在する。
ただし『幽霊』の子株を出しから、必ずしも兄弟株の『斑』が強く出る訳ではない。
『縞斑』は親木の『斑』位置で決まる。
『斑』が広く入った葉の場所の辺りから生えた子株は斑強く出るが『青葉』の場所から生えた子株は地味な縞になる。
要は吹いた位置次第で縞の地味派手が決まるのだ。
そして極稀に覆輪が青で中が斑になる現象が起きる。
これは本当に運次第だが、子株が吹いた場所が偶々、葉の端っこが青葉の部分で葉の真ん中が『斑』の部分だった事に起因する。
これを万年青では『紺覆輪中透け』と呼んでいる。
アイ氏宅でも2023年に購入した『凱旋実生』が、我が家にきて段々と『紺覆輪中透』になった。
ただ完全に中透けではなく、葉の真ん中に緑の縞が残っている。
だから以外と光合成が出来るので普通の万年青と変わらずに育てている。
見た目は『千代城』の黄斑バージョンの様な葉姿だ。
そして、この『凱旋実生』は、今年『芋切』して吹かしたら驚いた事に子株も『紺覆輪の縞』だった。
まだ親木と完全に同じ様になるとは限らないが楽しみである。
縞柄の万年青は『幽霊』を生む事もあれば、こうした、ちょっと変わった『縞柄』も生まれる事もある
それが『縞斑』の楽しさだ。
ただ『斑』が強い縞柄万年青は、とても美しいが余り強すぎるのは困りものなのは確かである。
ー続くー
11月24日は『おもと日』なので本日更新しました。




