縞獅子 (アイ氏『獅子万年青』と出会う!)
さて風水でオススメの開運植物として、何故、『万年青』に興味を持ったかと言えば、万年青は日本に古くからある植物で沖縄から東北まで森の中で自生していると紹介されていた。
外でも枯れないなら、冬の寒い玄関でも問題は無いと考えたからである。
その存在を知り無駄に行動力が有るアイ氏は、万年青を購入するべくフリマアプリで『万年青』を探した。
そんなアイ氏に突然、訪れた運命の出会い♡
新着に『縞獅子』という出品名で変わった万年青が出品されていたのだ。
アイ氏は、このクルクルと葉がカールした可愛い姿と斑が強めの綺麗な縞柄の万年青に一目惚れしてしまったのだ。
ただアイ氏は購入を悩んだ。
それは値段が1万2千円と高額だったからである。
フリマアプリには、アイ氏がモンステラやエアプランツを売った売上金があったので、決して買えない金額では無い。
ただ、この時は他に縞獅子の出品が無く万年青の知識も無い状態。
価格の相場が良くわからなかったので1万円以上の価格が安いか高いか判断出来なかったのだ。
そして悩んでいる内に、その美しい『縞獅子』は他の人に、あっという間に買われてしまったのである……。
アイ氏は猛烈に後悔した……。
『買わずに後悔するなら、買って後悔する!!』
それがアイ氏の信条。
自分が『欲しい物』は他人も『欲しい』世の中は、そんな物である…。
そうしてアイ氏には後悔が残った…。
だが希望も有った。
それは、この時初めてアイ氏は『獅子万年青』の存在を知ったのである。
アイ氏は、それからネットで『縞獅子』を調べ初めた。
アイ氏が子供の頃は専門の情報元は本しかなかったが、今の時代は大変便利だ。
そして見つけたのが、愛知県の『おもと屋さん』のHPある。
『おもと屋さん』とは、おもとを専門に販売する業者さんである。
売られているのは色々な品種の万年青。
そして万年青に使う専門の道具や資材も販売されているし、育て方の相談にも乗ってくれる専門店だ。
そのサイトには、斑が強い『縞獅子』がフリマアプリより安く売られていた。
アイ氏はこの『縞獅子』に飛び付いた!!
引きこもり気質でネット通販が大好きなアイ氏は、すぐさま会員登録して購入を決意する。
これがアイ氏の『万年青通販生活』の記念すべき始まりであった。
植物の輸送なので、仕事が休みの日に、午前中の配達を指定して最速で受け取れる様に手配する。
こうして丁度、一週間後に『縞獅子』はアイ氏宅へやってくる事になったのである。
更にヲタ脳の持ち主アイ氏は、今度は『縞獅子』をどうやって育てれば良いか情報を調べ初めた。
調べて分かった事を説明すると、まずは万年青は、日本の気候に慣れているので暑さや寒さに強いだ植物だ。
冬でも霜に1~2度あたった位では枯れ無いし、霜の当たらない室内で管理すれば、熱帯の植物の様に加温加湿の必要も無い。
また水やりの間隔は、四季によって異なり、春や秋の成長期には朝1日起きに、たっぷりと鉢の底から水が流れ出るまで与える。
夏は万年青によっては、休眠したりする。
余り水を吸わないし、暑さでダメージを抑える為にも、涼しくなる夕方から夜に4日~5日の間隔を空けてたっぷり与える。
本来、植物は朝の水やりが理想的だが、近年の真夏の暑さは異常で早朝に水やりを起こなうと、鉢の中の水分が昼間の暑さで温まり、鉢の中が蒸れてサウナの様になり根を痛める恐れがあり危険なのだ。
その為、夕方や夜に水をやって、ある程度、鉢の中のを乾燥させておく必要がある。
(夏の水やりに関しては、万年青だけで無くて観葉植物等、暑さに強いとされる植物でも夕方や夜の水やりを推奨する方が増えて来ています)
アイ氏宅でも最高気温が30度になる辺りから、夏の水やりは、夜に替えていたので特に問題はなかった。
冬は万年青の休眠期。
水やりは暖かい午前中に一週間に一回たっぷりと与える。
殆どが観葉植物の水やりと大差は無くアイ氏は万年青を簡単に育てられると考えていた。
だが万年青の世界には『水やり10年』とか『毎年一年生』という格言がある。
年々変わる気候変動に合わせた水のやり方と採光の取り方、そして熱帯観葉植物より病害虫に弱いのが万年青の栽培の一番に難しいところである。
そして一週間後、アイ氏の元に念願の『縞獅子』が無事に届けられた。
ようやく『縞獅子』を入手して喜びで一杯のアイ氏は知らなかった…。
この日が悪戦苦闘の日々の、はじまりである事を…。
ー次回に続くー
ここまで、読んでくださり、ありがとうごさいました。
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次回の更新は、11月3日21時を予定しています。
よろしくお願い致します。