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今プロットを完成させているところなんですが、やっぱりこの段階で問題点が見つかりますね。
殺人鬼さんがヒロインと遭遇するじゃないですか。殺人鬼視点でまずヒロインのことを見つけるのを書くんですよ。そのとき、読者にこの子はヒロインだと一発でわからせる何かがほしい。
髪型かな……。
ヒロイン、どんな髪型ですかね。長くはないでしょう。扱いやすいように短めじゃないでしょうか。
幽霊だから風呂も不要で、長いとか短いとか関係ないんですけどね……。
ふわっとしたショートボブで、自己イメージがこびりついてその髪質を変えられないヒロインは、ふわふわ浮くそれを気にしながら登場。同時に、通行人と過剰に距離をとりながら通学……とか。
忙しいな、それ。
髪が青い、とか。
いやそれ殺人鬼もビックリですよ……。
万一、生前のヒロインを知る人と出会っても大丈夫なように、髪型を変えてあるとか。
おおー、その必然性! いいんじゃないですか。
でもそこまで本文で説明するのがちょっと……
結局必要なのは、美少女だという以外の特徴ある容姿だけなんですよね。その容姿である理由とかは必要とされてない。
あーはい! あーはいはいはいはい! わかりました。ヒロインの特徴的な行動、あったじゃないですか。人と過剰に距離をとって歩くっていう。
殺人鬼との遭遇時、近くに人はいませんけど、彼女は道の曲がり角を特に慎重に、ゆっくりと、きょろきょろしながら通行しましょう。そして彼女の登下校時は常にその描写を入れると。
はい解決〜!
そしてもう一つ。今更気になったのが、スーツのおじさん神様は全能じゃないんですか? ということ。
これ、はっきりしておかないとまずい気がする……。
なんで幽霊に管理させてるの? って話でもあるし。
そこで考えたのが、神様は神様でも力に色々制約があって……ってそれ割とただの人じゃないですか。
うん、他にも神様がたくさんいるんでしょうね。その中での決まりがあるんでしょう。
神様は幽霊を半幽霊にして現世に干渉できるようにすることができる……。これなんのため? と考えたときに、死神っていうのが浮かんだんですよね。
スーツのおじさん神様って、だいたいは死神なんですよ。死神っていうのはなんか目的があって……そうそう、人を不幸にすることで死神界のお金が手に入るんです(!?)お金といっても買い物するんじゃなく、なんとお金が直接、物や道楽に変わります(な、なんですかねぇ……それ)。そのお金で死神たちは遊びます。遊ぶために人を不幸にさせます。
死神は、自分自身は遊びたいから、半幽霊を大勢使って不幸を量産します。
で……半幽霊の特性であるVBIPが、死神自身の能力限界であり、幽霊に与えられる能力限界でもあると。
その際、死神の手下となる半幽霊はどういう性格の人たちなんでしょう。まぁそこは、死神一人ひとりの裁量に任されてる部分だから、沢山遊びたい死神は悪人を採用するだろうし、スーツおじさんは多分、自分と同じように機械的に仕事をする人を選んだんじゃないかな……。
で、それが死神の役目だからということで人の不幸を増やし続けていたスーツおじさんでしたが、ある病気の女の子に出会って考えが揺らぎます。
ああ、ちょっと訂正訂正。大体死神の仕事にはマニュアルがあって、試験を行い幽霊に資格を与えて人に不幸を与えることになっている。それはなんか、私たちの世界の食料を得るための仕事と同じで、自分たちとはかけ離れた存在の生命を搾取している感覚です。死神にとって人間は家畜とか、植物みたいな扱いかもしれない。
その試験というのが割と悪人を選んで無慈悲に仕事をさせるための試験で、まぁ効率重視ということですね。で、おじさんは特になにも考えず仕事をこなしています。
おじさんの好物はタバコで(笑)。他の死神のように散財はしないんですけど、タバコだけ吸っている。
で、あるとき他の死神が「最近タバコ買う金がなくてさ(他で散財してるから)、人間のタバコ吸ってみたわwww」とか言ってて、まあ味は死神のと段違いでまずいんですけど、タバコ好きなおじさんはちょっと吸いにいってみる。
タバコ屋の前で「タバコを得るのに金が要る……。そこは俺たちと同じだな」とか思いながら、付近にいる半幽霊にお金をもらおうと、帳簿を調べてそいつが勤務してる病院へ。
そいつ、牧村という半幽霊です。医者です。レベル高いのでIPで実物の服を常に着ているけど、潔癖症だと言って他者の接触は念入りに避けてます。ていうか元々潔癖症です。
牧村から金をもらって、少し話します。大半が牧村の量産した不幸の自慢です。医療ミスを誘発させたとか、わざと副作用の強い薬を出したとか。どうでもいいとか思いながらも金もらったしということで聞いていると、
「僕の自信作見てくださいよ」
入院してる美少女を見せてくれる。往診とか言って、この方は僕の上司でして、とか適当に紹介しながら。
美少女……加子ちゃんですね。そのお母さんもいます。
「娘は治るんでしょうか」的なことを言われたり、加子ちゃんはなんかずっと苦しんでいたり。
「ええ、全力を尽くしますので、希望を捨てないでください」
部屋を出て、外の喫煙所で牧村が言います。
「最初はただの盲腸だったんですよ。簡単な手術で終わったんですが、そのとき、こっそり癌細胞を移植しましてね。もう助かりません。……かわいそうですよね。まぁ、僕、かわいそうな子って大好きなんですけど」
盲腸とか癌とか知らないけど、おじさんは牧村がどういう類のことをしたのかなんとなく理解します。
で、牧村と別れて加子に会いに行く。
おじさんは牧村の上司と思われてるので、
「牧村先生は、希望を捨てずに、いつも笑顔でいればよくなるって言ってくれるんです。治療は苦しいけど、私は先生を信じて……」的なこと言われます。
「私、勉強してるんです。病気を治して、牧村先生みたいなお医者さんになるのが夢なんです」
「がんばって」
おじさん、牧村のところへ。
「悪いな、牧村」といいながら、額にふれます。
「あれっ、僕、体透けてません? え、今、力奪ったんですか? なんで? えっ? そしたら僕、成仏しちゃうじゃないですか。なんでです?」
「なんでだろうな」
牧村消えます。
その後、おじさんは、今いる半幽霊や資格協会の者を皆クビにして、単に生きたい幽霊たちだけに声をかけて、新しい資格試験を作ります。
「普通、死神はこんなこと気にもしない。異端だな、俺は」
っていう……
ええ……。これで短編もう一話作れるじゃないか……。
いやそれとも長編の続編かな。
続編だとしたらどうなるでしょう。やっぱり、おじさんの世界で不幸を生産したがる他の死神がやってきて……
ちなみに死神が持ってる世界というのは、互いにパラレルワールドです。日本とかアメリカとか共通。運命だけが微妙に違ってて(だって不幸の起こし方はみんな違うから)、いるはずの人がいなかったり、同じ家だけど家系図が微妙に違ったりします。
で、他の死神がやってきて……その手下の半幽霊はみんな服が黒めなんですね。どうでもいいか。
で、やっぱり、バトルになるのかな……。
つまんなそ……。
そしたら短編ですね。
ヒロイン……未来ちゃんが、雲の上で、ちょっと緊張しながら神様に話しかけるところから始めましょう。
「神様の好きなものってなんですか」
「タバコ。もうやめたけどな……」
そのあと、友達の半幽霊と話していて、
未来「神様ってかっこいいよね」
誰か「そう?」
未来「なんか、昔どこかで会ったことがある気がして……」
誰か「あんたそれって、相当好きだね……」
で、神様視点の回想が始まる、と。
ラストは、幽霊になってやってきた加子との会話かな?
「また生きたいか」っていう。
短そうだな……。
本編の設定を補う番外編みたいな?
ちなみに未来さんは、加子だった頃にやっぱり薬の投与でもうろうとしてたので、おじさんと会った記憶おぼろげです。
なんかいい話っぽいのができそうだけど、こうなると締めの第三話が欲しいですよね。
うーんでも閃かない。
とりあえずは短編、完成させることですね。
おおっとここで、プロット見直し中に疑問点が見つかったのでどんどん(自分に)ぶつけてみます。
沙央という準ヤンキーな友達は、なぜ過去のいじめを告白したのか?
唐突じゃない? と少し不安になったので。そもそもこれ、沙央を被害者候補から外すためにあとからぶちこんだ要素ですからね。
どういう心理で「私いじめしてたんだよね」って発言に至ったのか。おぼろげにはわかるんですけど、言語化できるほど練ってないよなと思って。
まず、前のシーンでの山本の言動がいじめめいていたというのがありますね。そして沙央はそれを最終的に追い払った。そして未来からお礼を言われた。
「あ、いや、私もいじめっ子だったんだけどね。だからなんか感謝されるのも恐縮なんだよ」
ああ、そんな気持ちですね。
でも途中から、別にこれ言わなくていいじゃん。語りたいだけかよ自分。ダサいな。と思うようになってグダグタになった。
そんな感じが出せてるか? 微妙にわかりにくい気もするけど。




