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ええと、ヒロインは一人暮らし、親なしで養護施設出身……という設定で生活をしている幽霊。


殺人鬼も一人暮らしです。

ひどい環境で育った彼ですが、親はなにをやっていたんでしょう。

娘たちが可愛すぎて、虐待を知ってはいたが黙認とか。中高生の芸能人は自由に恋愛できないし、だから家でぐらいはめ外してもいいじゃない、みたいな。狂った親ゆえの狂った姉たちということで……。

もしくは全く知らなかったとか。それは無理があるかな。

先祖代々、両親も子どもたちも芸能人という芸能一家。あまりに特化しすぎているので、どこかにひずみが生まれるでしょう。……でしょうって決めつけもどうなのと思いますが、とにかくひずみが生まれました。姉たちの心の中に。それが虐待を生んで、とびきりでかいひずみが彼の心の中に。そのようにして殺人鬼は生まれます。

この虐待、性的虐待ということですが、そもそも作品に性要素入れるべきか否かの二択もありますよね。

入れずにすむなら安易に入れたくないですけど、今回はどうなんだろう。普通の虐待でこうまでひずむか? それに姉たちは恋愛ができないことによる欲求を弟で満たしたということですから。やはり性的なものになりますよね。

具体的にどんな……。

だって三歳ぐらいの頃からですよ。

まぁほんとうに彼の主観としては、なにか異質な汚らしいことをされているのに、それをしてくるのが絶対的な美しさの美少女だから、流されるというか騙されるというか混乱してしまう。絶対的な存在から受けた最悪の記憶というものだけが残って、大きくなった彼はその絶対性を壊すことで最悪に立ち向かおうと足掻く。それが美少女への殺人だと。

……これ大丈夫か? なんか論理的破綻してないかな。ほんと自分からは通すぎる話で、なにもかも想像で書くしかないんだけど。

「立ち向かおうと足掻く」というのは、大人になろうとする、自立しようとする、みたいな思春期の心の動きです。反抗期みたいな。そう、美少女への反抗。

ゆがめられて育ってしまうと、本来なら健全な心の成長が大犯罪になってしまうんですね。


ですね、って……。

さすが、自称、心理学を専攻してきた私です……。犯罪心理にお詳しい……。



あとは何を考えてないだろうか。

登場人物は、ひとまずこの二人だけですよね。

あとまあ、ヒロインがあまり接触されないように距離をとって仲良くしているクラスメイトとか。

かわいそうですね! このキャラは、友達付き合いも楽しみたくて現世に舞い戻ってきたのに、結局普通に仲良くすることができない!

どんな感じで距離をとるんでしょう。アレルギーって言って触られないようにしてるんですよね。

検索……

人間アレルギーっていうのがあるみたいです。

よし、それで。(笑)

人間アレルギー。仲間の協会幽霊が偽造した医師の診断書まで持ってます。

それなら仕方ないだろうって、周囲からはなかなかなりにくいかもしれませんけど、正義感が強くて発言力のある友達が一人いて、その子のおかげで周囲とはうまくやれています。

あれ、結局みんなと仲良くやれていますね。よかったです。

人間アレルギーの症状とは。

周囲三十センチ内に他人が入るとじんましん等の反応がでます。

初期は、自分の外見イメージをわざわざ変化させてじんましんを作ってみせてアピールしてました。これが悪化すると命に関わるとか言って。

発言力のある友人のおかげもあって、今では周囲に受け入れられています。このヒロイン、厄介な体質持ちだけどありがたいことに友達には恵まれている、という感じに描きます。

彼女がしている努力への作品的な対価ですし、殺人鬼との対比でもあります。やっぱり、ぼっちではだめです。


殺人鬼の周囲の登場人物は……

姉たちは現在では結婚していたりして、互いに多忙だし、関わってこない、というつもりで書くので、仕事の関係者たちだけでしょうか。

特に共演の女優さんですね。

彼女、若い方で美少女ですが、彼のターゲットにはならない……もしくはなる……

どうしましょう。

さすがに足がつく。共演者への犯行は抑えましょうか?

ちなみにヒロインとの接触はですね、「今この町に映画の撮影であのイケメン俳優(殺人鬼)がきてるらしいよ、という噂をヒロインの友達がしている」→「撮影してる殺人鬼。でも殺人衝動がマックスに。美少女女優とのキスシーンのせいです。平気な顔してますが、もう限界です。しかし共演者への犯行は彼の中でNG。夜、現地の美少女で欲を満たす計画を立てます。……下校時刻に歩いていれば、一人二人ぐらいは美少女がいるはずだ」→「すでに一人二人の美少女を路地裏におびきよせて瞬殺したあとの殺人鬼にヒロインが遭遇。ヒロインにも襲いかかります」

という流れです。

あ、もう共演者には犯行NGで決まりましたね。

キスシーン云々なんてネタも出ました。

それまでの彼の犯行はどんなものだったんだろう。

世間にバレていないわけですから、家出少女という私の必殺ネタを使わないわけにはいきませんね……。他の書きかけ作品でも使おうと思ったやり口です。その作品も美少女ばかりを狙う殺人鬼だった……今回それの流用ですね。なのに流用のつもりはなく、キャラが似てると気づいたのは今。つまり引き出しが少ないんでしょう。

自虐はこれくらいにして、家出少女で殺人欲求を満たすというのが実際のところどのように行われたのかを検証します。これが書きかけ作品のほうは甘かったですね。今回はじめて、深いところまで詰めます。

大事なのは、どこで家出少女を見つけるかですよね。

ネットで探すのが早いですよね。でも足跡残るよな……。彼とのやりとりのあとで明らかに何人も消息が絶たれているのはまずいんじゃないかな……。

ていうか普通に、いやらしい目的で家出少女と接触するおじさんたちを警察が監視してませんかね……?

彼はどうやって、その監視から怪しまれないように家出少女と接触したのか?

一つ考えたのは、ハイエナ作戦です。

どこかのおじさんが泊めてやったあとの少女に直接接触して連れ去っていくという。そのためにおじさんの携帯をウイルス感染させて監視している……ややこしいな。

普通に警察の目の届かないアングラな掲示板とかないんですかね。

でもハイエナ作戦は使えそうです。疑いが他人にかかりますから。

家出少女じゃないですけど、援交後の美少女を、男性と別れたところを狙ってハイエナするとか。

いや、欲望で殺すわけだからある程度危ない橋を渡ることにはなるけど、何度もやるわけだからこれじゃあいつか捕まりそうだ。

うーん難しいな……

ああ、ていうか彼のターゲットは美少女限定なんだから、まず美少女を見つけるところから始めないとだめですね。

美少女を求めて徘徊。見つける。声をかける。「道に迷っちゃって……」的な。彼は有名俳優なので無条件に信用されちゃう。どこか手頃な犯行現場でサクッとバラす。

この流れかなぁ。

騒ぎになっていないのは、犯行数がまだ少ないからってことにしますか。

物語開始時点で、これまでの犠牲者はまだ二人。

そして彼はヒロインの住む町に撮影でやってきて、キスシーンのこともあって衝動に負けて、割と道端でサクッとやってしまう。そこにヒロイン遭遇……

どうなのよこれ……いきあたりばったり感あるなぁ……。

でも彼、かなりサクッとやれる設定です。

美少女の解体に慣れていて(なんでよ……)出刃包丁持ち歩いてます。マンホールの蓋開けるアレ、所持してます。

よしよし、わかってきた。彼はやっぱりアングラ出会い系や神待ちサイトの利用でこれまで美少女を山ほど解体してきており、さらに通り魔的に殺して隠す手法にも慣れている。もうこれは、とにかく美少女の中身を即席で見たいばかりに編み出した彼の必殺技で、道端で出会った美少女を出刃包丁で瞬殺して十秒で解体して中身を確認して安心した後、左手のマンホールフックでマンホールを開けて死体をそこにドボン。洗剤で地面の血をきれいにして三十秒でミッション完了。下手すれば、マンホールを先に開いて出血すらその中に収まるようにすることで洗剤の工程まで省いてしまうという。

……ヒロインの念力が霞むほどの超人じゃないですか。

でもどうなんだろう。ヒロインの視点で、「美少女が大勢消えている」というニュースに触れておいて、殺人鬼視点のときに、解体してトイレに流して処理みたいな手口に触れておく。その上で、ヒロインとの邂逅シーン、もう衝動を抑えきれなくなった殺人鬼が、緊急の手段として、マンホールを使ったクイック解体処理を披露する。ヒロイン「あ、こんなやつがいるなら、そりゃ大勢行方不明にもなるわ……」って唖然とする的な……。

もうギャグなんですけど、どうなんだおい。

その直後にヒロインに襲いかかると。

でもほんと、殺人鬼にそれくらいの戦闘力は要るかもなと思います。

遭遇シーンは、あきらかにヤバすぎるやつと遭遇してしまったシーンでありたいので。

当然、殺人鬼若手俳優、体鍛えてます。細いけどマッチョです。恋愛ドラマ映画ばかり撮ってますけど、アクション俳優並にめちゃ体動きます。


ふと思ったんですが、この殺人鬼、捕まるのは避けてますよね。

ここまで異常な人だと、逆にそうして警察から逃げる理由が気になります。捕まりなくない、ってまともな感覚だと思うので。

異常な自分を自覚しつつも、普通に生活したいと願っているとか。

でもそれでは、ヒロインに懲らしめられて改心するという心の動きが書きにくくなります。

やっぱり、美少女を解体したい衝動がなにより先にきていて、捕まったら解体できなくなってそれが怖いから、捕まらないように殺人を犯している。こんなとこでしょうか。

そうなると、衝動に負けてギリギリの犯行に出ちゃうこともありますよね。

よし、それが共演者とのキスシーン後の犯罪ということでいきましょう。

共演者の美少女女優さん、犯人に近すぎて怪しまれるので殺されないという予定でしたが、それだと解体されない美少女が二人になってしまいヒロインの優位性が落ちるので、やっぱりこの人は解体されます。

どこで? ええと、なるべくひとけのない路地裏とかで。

死体は雑に飲食店の店外ゴミ箱にでも詰めておきましょう。

そこからの帰り道、彼はすれ違った下校途中の美少女をほとんど無意識に瞬殺してしまいます。キスシーンの影響は、相手を解体してもまだ残っていたということで。

すれ違う美少女すべて、中を確認しなくては安心できなくなります。

そこにヒロインが出くわすと。

衝動に負けて理性のなかなか及ばない犯行ですから、十秒解体マンホールぶちこみも必要ないですね。


うわあ……詰め……これで詰めることができてるのかわかりませんが、詰めるところ沢山ありますね。

今はまぁ脳内プロットと照らし合わせていって設定不備を見つけてる状態なんですが、実際にプロット作ったらまたそこでも色々出てきそうです。


で、名前より役割ということで、ネーミングはとにかく後回しだろうと他の大事な部分を決めていってるんですが、ここで唐突にタイトルの候補を思いついてしまったというね……。

ぱっと思いつきましたので、きっとそれだけ作品の全体像が決まってきたということなのかなと思いますが、

これ、なかなか問題ありな仮タイトルです。


『VBIP』


私は『PPAP』をよく知らないんですよ。だからPPAPに詳しい人から見たらこのタイトルはどうなのか。思わず笑っちゃうんじゃないかと。

私は今ようやく、ピコ太郎と、あの仕掛け人の男性がひょっとして同一人物なのでは……とにらみ始めた段階ですからね。その推理も本当に、キンキキッズが兄弟なのでは……ロンドンブーツ1号2号が兄弟なのでは……と同レベルの自信のないもので……。

PPAPの模倣問題は別にしても、これはどうかと思うタイトルです。

VBIP……可視の体(ビジブルボディ…….VB)と不可視の力(インビジブルパワー…….IP)。ヒロインが持つ、現世に干渉するための力のことですね。

一見してなにを指すのかわからない。これは私、好きなところです。注意を引くこともできるのでは。PPAPの力を借りながら……。

しかし英語ってのは一周回ってダサいかなと。まぁ設定上存在する呼び名ですし、こうなれば作中でも出すことにしますし、無理に無意味に英語というわけではなくなりますけど。

現時点、タイトル最有力候補……。

やっぱり一見してよくわからないのがいいです。

可視の体と不可視の体はヒロインの特殊な幽霊状態を指す、作品の中核と考えてもいいものですし。


さあさあ、いつになったらプロットにいけるのか。

いつの間にかこの執筆ノートも二万字です。

本編どれぐらいの分量になるのか!? なんかけっこう長くなっちゃいそうな気が!

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