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コネクト

学校(監獄)が終わり、俺は家に帰宅していた。


「ただいまー」


シーン・・・


あれ?おかしいな、いつもなら母さんがいるはずなのに・・・買い物にでも行ってるのか?


そう思案していると、リビングのテーブルの上に1枚の紙が置いてあることに気がついた。


「なんだこれ?・・・母さんからの置き手紙か、なになに?」


ー 魄へ


置き手紙で伝えることになってしまってごめんなさい!

お父さんがお仕事一段落ついたから、あとは部下に任せられるって言ってたの。

だから、お父さんと2人で旅行に行くことになりました。

しばらく帰ってこないから、家のことよろしくね?


母より ー


・・・何やってんだ、うちの両親はぁぁぁあ!!

一人息子放置して旅行に行くってなんだよ!

しばらく帰ってこないっていつ帰ってくんだよ!?


「はぁはぁはぁ・・・ん?もう1枚あるな」


PS.

生活費として毎月20万振り込んでおくからな

父より


「帰ってきたら、手厚く迎えてやろう」


別に、お金に目が眩んだわけじゃないからな?

・・・誰に言い訳してんだよ、俺は。


…………………………………………………


夕食(コンビニ弁当)を済まして、自室へ帰ってくる。


「さてと、AOの初期設定でもするか」


AOのサービス開始時刻は今夜の午前0時

それまでは、キャラクター作成が可能だ。


「ゴーグルを使うのも久しぶりだな、《Arcadia Online インストール》」


ゴーグルを使うにはソフトをインストールしなければ始まらない。

ゴーグルの操作方法は全て音声のみで操作することが出来る。

初期設定時に声紋認証をするので、他人の声で操作されるトラブルなども防止されている。


ー VRバイザーの初期化を開始します ー


ー 初期化完了 ー


ー 《Arcadia Online》のインストールを開始します ー


ー インストール完了 ー


ー 再起動します ー


「よし、キャラクターを作るか」


…………………………………………………


「ようこそ、Arcadia Onlineへ」

「私はナビゲーションをつとめさせていただきます、ルルと申します」

「ただいま、キャラクター作成のみ可能です。」


よし、キャラクター作成していきますか!


「まず最初に、プレイヤーネームを入力してください。」


いつもゲームで使ってるのでいいかな、あいつらもわかりやすいだろうし

『ホムラ』っと


「プレイヤーネーム『ホムラ』でよろしいですか?」


「はい」


「次に、種族を選択してください。」


AOでは、好きな種族を選ぶことができる

選べる数は少ないが自由に選べるのは嬉しい

種族によっては、ステータスに補正がつくことがあるらしい。


〔種族を選んでください〕

・人間

・獣人

・エルフ

・魔人

・サイボーグ


俺はもちろん、人間一択だ

なんでかって?

安定に育てられるのがいいだろ(安定志向)

おい、保身に走ってるとか思ってる奴

表でろ


人間はステータスに補正はないが、全スキルの取得が可能らしい。

可能というだけで絶対手に入るわけではない。


「それでは、ステータスポイントを振り分けてください。ボーナスポイントは100です。」


ステータスの項目は普通のMMOと同じだ

・STR=筋力

・VIT=体力

・AGI=俊敏

・INT=知力

・DEX=器用

この、5項目がAOでのステータスだ

HP・MPはもちろんある

そして俺の振り分けは・・・最終確認の時でいいか


「最後にスキルを選んでください。」


これで最後だな・・・って、スキル多すぎだろ!?

500以上あるってどんだけだよ

こっから選ぶのかよ・・・

ん?ランダムで選ぶこともできるのか

ここは・・・賭けてみるか。


………………………………………………


「こちらが、ホムラ様のキャラクターになります。ご確認ください。」


**********************


ネーム/ホムラ Lv/1

職業/冒険者

性別/男

種族/人間

STR/50

VIT/0

AGI/50

INT/0

DEX/0


スキル

武器制限無効化

焔魔導


**********************


こうなった。

ランダムで引いた時は、なんじゃこりゃ?ってなったけど説明を読むと素晴らしい能力があることがわかった。

その能力は・・・


『武器制限無効化』


どんな武器でも可能なだけ装備することができる。

ただし、巧みに使えるということではない。


『焔魔導』


炎魔法を極めた者のみが到達する、魔導と呼ばれるスキル

焔を自在に操ることが出来る



すごいだろ?

俺も出てきた時は叫んじゃったからな!

・・・お前は叫んでない?

よし、表でろ


まぁ、こんなすごいスキルを手に入れたからこれでいいな


「これで、キャラクター作成を終了します。お疲れ様でした。またお会いしましょう。」


……………………………………………………


「ふぅ、けっこう時間かかったな」


時計を見れば、1時間ほどキャラクター作成をしていたようだ。


「0時まであと少しだし、お風呂にでも入ってくるか」


そう決めて、俺はお風呂に向かった。


………………………………………………………


- 23時59分 -


「あと1分で開始か・・・」


あれからお風呂に入って時間になるまでマンガを読んでいたら、もうこんな時間だ。


「さて、AOの世界はどんなものなんだろうか・・・楽しみだ」


俺はゴーグルをつけて、ベッドの上で横になった。

そして・・・時計の針が0時を指した。

ゲームの世界に入るためにいつもの言葉を言う。



‘’コネクト”



ゲームの始まりだ。

はい、大変お待たせしました!

不定期更新とは名ばかりの作者の気分更新です。

一番最低なパターン!!!

自分で言ってて情けないです、ごめんなさい


各種族については後ほど、説明いたします。

よろしくお願いします。

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