自殺未遂
はじめて投稿します。変なとこやアドバイスがあったらお願いします。
正直言って高校生も中学もなんにも変わらない。教室に入ればなんで来たんだと言う目をされる。どこかで何で来たんだと声も聞こえてくる。学校に居場所なし、高校生でなにか変わるんじゃないかと期待をしていた。変わるわけもなかった……現実は……。
存在している、理由なんてない。
俺は学校の屋上に上がった。
「俺なんか存在しててもいいことなんかない。だったら、死んだ方がいい」
存在している理由がない。
生きている理由がない。
屋上は人が来ることがなく、自殺にはぴったりだと思った……。
「何してるんですか!」
後ろから突然声が聞こえ振り返るとそこには女子生徒が驚いた顔をしていた。
当たり前だ屋上で飛び降りようとしているのだから。
彼女は早足で俺に近ずいてくる。
つけてるリボンからして二年だろうこの時間はまだ授業中のはず、グラウンドも誰もいないこの時間を見計らってきたのにどうして……
「おい!お前、授業は!」
彼女に聞くと彼女はえっといったような顔をした。
俺はその時、彼女がどうしてこの時間にここにいるのかがわかった。
今の俺にはひとつしか考えられなかった。
サボリ、屋上は基本的に出入りが禁止のため人が来ないのをいいことにサボるやつがいる。つまり、彼女もさぼりなのだろう……
「それより!あなたは、ここで何してるんですか!」
「見てわかんねーの?自殺するとこだけど?それをお前に邪魔されてる。」
そう言うと、彼女はなんでそんなことをするんだと言いたそうな顔をしていた……
「俺には存在理由がない。存在価値も誰にも必要とされていない、だったら、死んだって構わないよな?おい、お前、早く教室行け、邪魔だ。自殺の」
俺は彼女にきつい言葉を言った。
彼女は屋上から動かなかった。死なないでください!何てことを言われるのかと思っていたら彼女から出た言葉は……
「私が!私が、貴方の存在理由になります!」
はぁ?
こいつも何言ってんだ?
気軽にコメントお願いします