新・私のエッセイ~ 第96弾 ~ 『童話』『児童文学』って・・・イイっすよねぇ♪
皆さんは、童話、あるいは、児童文学といった類の本を読みますか・・・?
ぼくは、数は限定的ながら、
小学校低学年から愛読し、繰り返し、しつこく何十年も読み続けている本があります。
それらは、
小学校の図書室に置いてあったものが多いのですが、母が買ってくれ、家に置いてくれたものもあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・このなろうサイトにおきましても、優れた童話を書かれる方が、数多くおられますね。
ぼくも読ませてはいただいていますが、普段は、前述のように、幼少期から慣れ親しんだものを、とっくり返し、ひっくり返し、読み続けている少年(?)なんです♪
童話って・・・
多感で知識欲旺盛な児童や幼子に読まれるものであるせいか、
非常に素直な文体の、誰にでもわかりやすいものが多い気がしますね。
それに、どの作品も話の展開がうまく出来ているので、ぼくは何度読み返しても、毎日眺めていても飽きません。
また、きっと皆さんもそうだと思うのですが、
ぼくのこうした「文体」なり「言い回し」は、子供時代に読んだ絵本なり童話・児童書のそれが、根底に・・・ベースとして根付いております。
童話と一口にいっても、
ファンタジー色の強いものから、現実世界に即したタイプのものまで、その種類・属性は、さまざまですよね。
ただ、共通していえることは・・・
「どの物語も、読者を日頃の無機質な現実世界から解き放ち、夢のような仮想空間へと、ごく自然にいざなってくれ、時を忘れて、夢中になることができる。」
ということでしょう。
では、そういったことを踏まえて、ぼくの自室にいまある、それら魅力的な童話を紹介したいと思います。
絶版となって、入手困難なものもありますが、
もし、興味を持たれたなら、ぜひ、図書館などでお読みになるのも、一興でしょう。
・・・無邪気で、夢いっぱいだった、それぞれの子供時代に戻って、ね❤️
m(_ _)m
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
『帰ってきたむく犬』:ウィーダ作:やまぬしとしこ訳:旺文社ジュニア図書館:全国学校協議会選定図書
→ 絶版で、ほぼほぼ入手不可能なのが痛い! 一度は子供たちに読んでほしい超名作。町の図書館にあればいいですね・・・。問答無用で泣けます、感動しますッ!!
『魔法を売る店』:ウエルズ作:山主敏子訳:旺文社
『マムフィーのふしぎな冒険』:キャサリン=トーザー作:小野章 訳:偕成社
『宇宙ねこの金星たんけん』:トッド作:白木茂 訳:旺文社ジュニア図書館:全国学校協議会選定図書
『もえる貨物列車』:カッシィリー作:宮川やすえ 訳:旺文社ジュニア図書館:全国学校協議会選定図書:これは、完全に小学校高学年の児童向けの難しい話。戦争にまつわる、悲しい物語です。
『ふしぎなかぎばあさん』:手島悠介作:岡本颯子・挿絵:岩崎書店
『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』:加古里子作:偕成社:児童書というよりか、完全な「絵本」ですね。美絵子ちゃんといっしょに、仲良く並んで座って、繰り返し読んでました。美絵子ちゃん、おぼえているかい・・・?
『タコラのピアノ』:やなせたかし作・絵:フレーベル館:すごくシュールで楽しいお話。この本でぼくは、「不愉快だ!」という表現をおぼえましたヨ♪
『かたあしだちょうのエルフ』:おのき がく作・絵:ポプラ社:全国学校協議会選定・よい絵本:これも、『帰ってきたむく犬』同様、ぼくが読んで大泣きした名作。
『おしいれのぼうけん』:古田足日・作、田畑精一・絵:童心社:あの又吉直樹さんも愛読していた児童書の名作。その名のとおり、夢と冒険の世界でやんす♪
『放課後の時間割』:岡田淳 作・絵:偕成社:これは、小学校中学年から高学年向けですね。
オムニバス形式で、楽しい短篇が満載♪
もちろん、泣けるお話も・・・。
追伸その1:
ついで、というわけでもないのですが・・・
以下の名作も紹介しておきます。
もう何十年もロングヒットして、ずっと重刷されている作品ですから、
きっと皆さんの中にも、
「あ! 知ってるよ、コレ。小学校の図書室で、あたし読んだことあるし!!」
って方も、おられることでしょうね❤️
・・・いずれも、偕成社出版で、かこさとし氏原作の絵本となります。
『わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん』
『おかまじゃくしの101ちゃん』
『からすのパンやさん』
『にんじんばたけのパピプペポ』
『からたちばやしの てんとうむし』
『どろぼうがっこう だいうんどうかい』
『あおいめのめりーちゃん おかいもの』
追伸その2:
以下は、『おしいれのぼうけん』の新品についていた、付属の帯からの引用となります。
参考までに・・・。
【みんな読んで大きくなった】
小さいとき、『おしいれのぼうけん』がめっちゃ好きでした。
主人公が暗闇の中でいろいろ想像するんですよ。
本の影響で自分もおしいれに入り、いろいろ怖いものを想像しました。
暗闇がスクリーンになって、イメージが浮かびやすいんです。
子どものころに読んだものは、日常と妄想の区別の境目がないみたいな世界がほとんどでした。
芸人・小説家 又吉直樹