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こまかい詩集2

詩 温もりのない夜に一人きりで歩く

作者: 仲仁へび



 温もりのない夜に

 一人で彷徨っていた


 町を行きかう人々にすがって

 拒まれて 視線を落とした


「誰か私を必要として」


 一人で生きるには

 この世界は厳しすぎるの


 生まれた意味を教えてください

 どうして生き続けているのか示してください


 伝えたい 伝わってほしい

 この気持ちは今 この心の中は今

 絶望で死にそうなんです

 冷たくて凍えそうなんです


 ほんの少しでもいいから 温もりをわけてほしい


 明日のない夜を

 一人きりで彷徨い続ける


 いつか終わりがくるのかと

 自問自答しながら


 一つの頭で考える疑問には

 一人分の答えでしか返せない


 

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