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恋愛至上主義

●コンセプトを感じ取ることも、コンセプトに関係無く気軽に聴くこともできるアルバム。


【収録曲】


1.ぐらでーしょん Feat. 北澤きたざわゆうほ

2.ボーダーライン

3.サクラノウタ

4.BABY BABY

5.タイムマシン

6.どこにでもあるたったひとつのこと

7.かた時雨しぐれ

8.ただそれだけ


 「恋愛に焦点を当てたコンセプト作」という触れ込みでリリースされたKANA-BOONのアルバム。そう銘打っているだけあってただラブソングを並べただけではなく、前半は浮き立った雰囲気の曲を、後半は失恋の苦みを描いた曲を中心に配置し、最後の『ただそれだけ』で新しい恋を見つける……といった構成になっており、ある種の「ストーリー性」を感じられました。また、歌詞のテーマが絞られている分曲調に幅を持たせようとしたのか、6分を超えるスローナンバーの『どこにでもあるたったひとつのこと』やシティポップ調の『片時雨』といった、彼らにしては珍しいスタイルの曲も収録されています。


 とはいえ、全体的にポップなギターロックを中心としていますし、作風自体が大きく変わったような印象は受けません。そういう意味では、「コンセプトに関係無く気軽に聴くこともできる、8曲入りのミニアルバム」といったところでしょうか。彼らならではの個性がやや薄めな点は否定できないものの、安定してキャッチーな楽曲を色々と楽しめた一作でした。ただ、最近不祥事によってメンバーが一気に2人も脱退しており、それがバンド活動に悪影響を及ぼさなければいいのですが……


評価:★★★★

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