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創造主の悪意は自覚なく深まります
今日はこれで打ち止めです。
自覚なく狂気が暴走していく「自分」は、更なる変化を求める。
世界の中で人間達は、それぞれの個体群同士で競い合い、貶め合い、そして殺し合うのだった。
だが、そんな人間達の中にも争わず互いに距離を保ち干渉しない事で、死という恐怖から逃れようと画策するもの達が現れ始める。
自然と殺し合う個体群の数は減り続け、逆に互いに干渉せず死から逃れようとする個体群は増え続ける。
しかしそれは、「自分」が望んで止まない孤独を解消する何かを得る為の変化の減少を意味する。
そこで「自分」は一計を案じるのだ。
箱庭世界に生きるもの達に寿命を設定したのだ。
合わせて各々の生物種に天敵を生み出し、生存競争を激化させる。更には性別を設定する事で、種の多様性を加速させ、個体群の集合体としての結びつきを強化すると共に、各々の個体群同士が諍い合う状況を創り出したのだ。
そう、全ては「自分」が孤独感を解消するという、ただその目的の為だけに。
当然その結果得られた変化の数々は、「自分」に還元され続け、狂気は深まり続けるのであった。
次の更新は来週末です。(確信