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沈黙の明日

作者: 煉瓦

無性に狂ったのは

汎用できぬ人生だからだ

使い道がなく

使い方を知らない

そんな人生

そんな自分

そんな世界


では意味を持たせたのは誰か

意味を作ったのは誰か

意味を知るのは誰か


創造主であることに

私は誇ろうか

私は学ぼうか

何を知る

何を書く

何を精査する


そこに答えという自分を示せるか

そこに全ての言葉はあるのだろう


語らいの言葉で回しものの言葉を使うのか

語らいの言葉で辺境の言葉を使うか


どれにも自分が宿っていない

それはなぜか

使い古した言葉

使い倒した言葉

無意識化に落ちた言葉

それを掘り出せるか


探求せよ

己の言葉を

探求せよ

己の性能を

探求せよ

己の存在を


では一体この心に

染みついた

感情が何を語るだろうか

語らずともわかると

そんな誰かを探しているのか

そんな自分に気づくためか


あいまいな天分に

あいまいな自我に

あいまいな言葉に

何を変える力があるだろう


遠まわしにして

先送りにして

明日が遠のくのだろうか


迷走の言葉

立ち位置のわからない言葉

言葉に飲まれて


自分に酔ってしまうまえに


言葉を選ぼう。

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