俺(主人公)といく! 説明コーナー
いるか要らないかよくわかりませんが、つくってみた説明コーナーです。
長いですね。
適当に作っているのでそこまで重要じゃないかもしれません。
ま、主に作者のためd((ry
後々追加することがあるかもしれません。
十一月八日。一部短く変更。内容自体にあまり変更はありません。
ゲームの説明、まとめてみたよ。主に作者のためだったり……なんつって。え? メタ? 気にしない気にしなーい♪
『VRMMORPG』
バーチャルな世界に実際入って遊べるオンラインゲーム。
機器は高く、カセットも買わなくてはいけない。アップデートにもお金がかかるし、他に課金アイテムもある。
R12。脳に悪影響を与えるかもしれない、っていうか、あまり小さいころからバーチャル世界にのめり込んでも困る。ってんで小学生は利用禁止である。ま、ガキは外で遊べってね。
最初は個体登録をしなくてはいけない。ま、自分の体として扱うんだから、元になるデータがないと無理ってこと。あんまり自分の体と違いすぎるアバターを作っても、あんまり動かせない。違和感が半端ないんだよね。普通に動ける誤差の範囲は最大五センチとか言われてる。
個体登録する機械はガチの金持ちとかしか手が出せないような、個人で持つには高価すぎるものだけど、医療用に開発され、使われているから、大きな病院とかに置いてある。それを借りて登録するのが一般的。
登録したら自宅にある機械にその情報を送って、準備オーケー。旧式だったらヘッドギアのような大型の物。最新式だったらサークレットとサングラスが合体したような物。サークレットグラスとか言われてるそれを被ってゲームへダイブっと。
ゲーム内で再現されるのは、基本的に視覚・触覚・聴覚、かな。
温度は伝わらない。炎系の魔法とかもあるからね。熱いの感じてもあれでしょ。
嗅覚はモノによるけど、再現されるのは空気の感じとかそんくらい。食品や花の匂いとかはない。
味覚に至っては全面的に再現が禁止されている。再現が不可能、というわけではなく、食品会社とのいろいろのせい。オトナの事情。
問題は痛覚かな。すべて衝撃に置き換わる。ゲーム内では斬られても血が出ないし、腕を切り落とされても断面なんて見えない。ま、ゲームだしね。それでも、連続で死んだりすると鬱みたいになることもあるみたい?
ちなみに服は脱げない、ってか、裸にはなれない。下着とかはアバターの一部、みたいな? あんな感じ。そのほかは着替えられるけど、自分の部屋や宿とか、そういう町中一部に限られる。まぁ、アイテム欄から装備変更できるし、わざわざ着替える必要もないでしょ。めんどいし。
『クラウン・テイル』
俺がずっとやってるゲーム。浮気はしたけど、これが一番。そして老舗。今年で十周年なんだとさ。
クラウンは道化か王冠って意味。テイルはtale。物語って意味ね。公式で明言されているのはテイルだけ。イミフだよね。
『世界観』
ま、何でもアリかな。RPG。基本中世ヨーロッパみたいな、いわゆるファンタジーみたいな街並みが多いけど、ところどころ近未来的な、とか和風な、とかいろいろ。
大陸が七つあって、真ん中に一つ、それを取り巻くように六つの大陸がある。島とかも点在してたりする。真ん中の大陸が一応始まりの地点かな。
『大陸』
中央大陸『マシロ』。中心に初心者の町があり、南側は初心者用の低レベルの狩場。北側はレベル制限が設けられた高レベルのダンジョンなどがある。
下の方にある大陸『ルビー』。火山や南国の雰囲気がある地域。
右下にある大陸『ラベンダー』。毒や精神など特殊な属性を持った敵が多い地域。
右上にある大陸『サファイア』。海や川、池などが多めの地域。泳いだりもできる。
上にある大陸『ヨモギ』。薬草や植物系のアイテムがよく入手できる地域。近くに日本を模した島がある。
左上にある大陸『シトリン』。近代都市的な電気用品やエレベーターなどがある地域。
左下にある大陸『オレンジ』。生産系を応援する店や施設が多い地域。
『時間』
ゲーム内時間は十八時間で一日。六時間ずつ『昼』『夕方』『夜』の時間帯がある。
『メイン職業』
戦う専門の職業ね。変更不可能。
剣や盾を扱えて、素早い攻撃が得意な『騎士』
重たい系の武器で攻撃力重視の『戦士』
魔法攻撃系統の『魔術師』
魔法回復・支援系統の『聖職者』
飛び道具専門『狩人』
自分以外のものを操って戦う『調教者』
暗器や軽い系の武器を使う『暗殺者』
以上七職。
『上位職』
七つの職には上位職っていうのがあって、条件を満たすとランクアップできたりする。その条件はサイトにのってるのもあるし、非公開のもある。シークレットとか言って、本当に見つかったら運がよすぎるぜっていうのもある。もちろん、レベルアップだけでなれるのもあるから初心者にも安心。ランクアップしなくても不利になりすぎることはないし。一応ね。上位職の方が強いのは強いけどね?
上位職になれば攻撃力とかが上がったりするのはもちろん、もっと専門的になったり、逆に違う職業のスキルをたくさん使えるようになったりする。
例えば、『魔術師』が炎系を極めれば『火炎魔術師』になって、炎系の魔法にとてつもない威力を発揮する。
『騎士』が光系統の装備や魔法を極めれば『聖騎士』に。光魔法に加え、少しだけど回復魔法も使えるようになる。
上位職は毎回アップデートされるたびに増えて、星の数ほどまではいかないにしても、かなり数が多い。知らないのも多いぜ。
上位職の上位職もあるよ。
『暗殺者』が銃に特化して『銃士』。『銃士』が遠距離射撃に特化して『狙撃手』とかね。
本当に色々、枝分かれしている。マジ無限大?
最初の職業でなれないのもあるから注意も必要。
メイン職のレベルがプレイヤーのレベルとして表示される。上限は百四十五。
職業が変わってもレベルは変わらない。だからガンガン職業変更しても問題なし。条件満たしてれば元の職業にも戻れるし。ある意味親切設計?
『サブ職業』
サブ職業は名前の通りメインじゃないやつね。メイン職サポート系や、生産系、日常系とかがある。上位職の条件に入ってるのもあるから、意味わかんないよね。難易度高いって。
選べるのは三つまで。シークレットもあるし、こっちこそ、星の数ほど。
変えてもレベルが残る機能がついてるのも、無いのもある。理不尽だよね。
シークレットに関してはレベル消えるのが多い。あと、メイン職業の条件に入ってるやつは、その職業中変更不可。離職もできない。
例えば『追跡者』ってゆーサブ職。これはサポート系で、『暗殺者』でこれを取ってると上位職『アサシン』になれる。んで、アサシンになった場合『追跡者』は外せないってことね。
他のサブ職説明としては、生産系で言うなら『鍛冶師』とか『アクセサリー師』とかかな。説明要らないよね。
日常系で言うなら『考古学者』。ゲームに雰囲気づくりのためにある古代遺跡にある古代文字なんかを読めるようになる。ま、雰囲気づくりのためのものだから読めて何? って感じではあるけど。
『料理人』。生産系じゃないの? とか言うかもだけど、このゲーム、VRMMORPGなんだよね。つまり、実際に食べるのよ。だけど、あれなの、味がしないのよ。だから完全に趣味扱い。食べると多少は何かしらの効果がつくのもあるけど、それは相当レベルが高い人か売りものね。だからほぼ意味なし。
日常系に分類されるのはほとんどゲームとして意味がないやつ。生産してても意味がないから日常系なの。
サブ職には上位職がない。その代りレベル上限がかなり高く設定されている。上限五百。サブ職業は普通のレベルとはまた別のレベル設定がある。
上位職はないけれど、複合職はある。
例えば、『アクセサリー師』と『紋章師』があったら、『紋章アクセサリー師』とかね。『紋章師』は既製品の服とかアクセサリーに様々な効果をつける職業。『紋章アクセサリー師』ってことは、自分で作ったアクセサリーに、様々な効果をつけられる。ま、アクセサリーだけでもいろんな効果があるから生産職に分類されてるんだけどね。
そうやって二つの職業を一つにできたりするから、三枠しかないサブ職でもいろいろできる。嬉しいよね。ただ、レベルがかなり高くならないと複合できないけど。最低でも百五十くらいじゃなかったっけ?
複合した職は、複合した元の職のレベル平均で出される。
『強さ』
防具や武器でも強化できる、戦闘やサブ職に影響する数値。
レベルでステータスポイントがもらえて、どこを伸ばすかは自分で決められる。上位職の条件にもなる。
『力』。物理攻撃力。
『知恵』。魔法攻撃力・魔法回復力。
『素早さ』。素早さ。回避率とかにも影響。
『丈夫さ』。防御力。
『防魔』。防魔力。
『運』。クリティカルヒットが出やすくなったり、生産品に特別な効果が出やすくなったりする。
以上六つの分類がある。
ちなみにこうやって強さは決まっているわけだけど、技術力はもちろん現実の自分自身が大きいわけ。だから多少補正がきいてても、苦手なものだとあんまりいい結果は出ないかな。逆に鍛えてる人が力を上げたら相当な攻撃力になる。けど、ゲームバランスが崩れないほどにはしているはず。数字的にはね。
それでもチートな主人公属性はいるんだよねぇ。そういうやつは伝説の、とか、神、とか言われる。厨二病な二つ名とかつけられてあがめられたりもする。いいのか悪いのか……。
レベルによって、だけど、課金とか、高レベルの戦闘とかでまた別にもらえたりもするステータスポイントは超大事。これによって魔法系統の職でも殴る蹴るで戦えたりするから……って、普通はあんまりしない? あ、そう……。
『スキル』
技の別名。ただの魔法攻撃や物理攻撃もあるけど、技の方が勿論威力は高い。
スキルにはまた別にレベルが設定されていたりする。メイン職のレベルが上がればただの技も威力は上がるが、スキルレベルもあげればその技単体の威力が上がる。上位職の条件でもあったりする。
スキルのレベル上限は五十。
取得条件はレベルアップだったり、本や巻物のアイテムだったり、上位職への転職、特殊クエストの達成とか様々。
全職業で使えるものや、使えないもの、元々持っていたけど転職で使えなくなるスキルもある。だからせっかく頑張って強くしたのに、なりたい職業になって喜んでたらスキルが消えててorzってやつも少なくない。ちゃんと転職したらどうなるとか見とけよって感じだけど。
使用したら一定時間使えなくなるものは多い。
魔法だと実際に詠唱することもあり、技名だけを叫ぶと威力が半減、という厨二心か羞恥心を刺激する設定。どっちにしろ技名は叫ぶっていうね。これは物理攻撃職もだけどさ。魔法詠唱の方ははずいよな……。
『ステータス表示』
必ず表示されるのは初期職業、レベル、名前、種族。
任意で表示非表示決められるのは上位職。所属してるならギルド。それくらい。
『種族』
アバターで選べるのは『人間』、『獣人』、『エルフ』、『妖精』。
獣人に関しては自分でデザインしたケモミミ、尻尾をつけることも可能だし、結構人気。デザインできない人のために猫、犬、兎、狐の耳としっぽを運営が用意している。色くらいは自由。もちろんそれらは外見的なもので、聞こえ方は現実の自分と同じ。人間耳ないけど、人間耳と同じ聞こえ方って、ある意味おかしいよね。
妖精は羽がついているが飛べはしない。その羽も蝶の羽や、ステンドグラスみたいにデザインできるから人気はある。美術系の大学とか行ってる人とかにね。
人間は人間。エルフは人間の耳がとんがってる感じ。そんだけ。
どれも外見だけだから、アバターは好みの問題。特殊効果はないよっと。
デザインを頼む、とかいうお仕事も人気みたいよ? いい値するんだとか。
『ギルド』
ギルドは上限三千人まで、最低二人からできる大きい集まり。
ま、ギルドの利点は一気に大人数と知り合えたりするとこ? 大規模クエストとかにも最適。初心者は先輩たちがうようよいるわけだし、はいったほうがいいんじゃない?
ギルドとして館をもって、そこを拠点とするのもあるし、形だけってのもある。ギルドとしてなんか規則設けるところも、自由にやっちゃってーってのもある。ま、色々だね。
魔術系のギルドとか、調教者系のギルドとか、そういうのもあったよ、確か。
『パーティ』
パーティは上限六人、最低二人からのちょっとした集まり。ギルドの人と組んでもいいし、適当にその場その場でも組める。ソロでもやってけるならいいけど、無理なのも多いから、ま、人それぞれ好きにやっとけって感じじゃね?
『クエスト』
おおまかにわけて、『ストーリークエスト』と『通常クエスト』の二つがある。
『ストーリークエスト』は、ゲーム全体でのクエストで、誰かがクリアすれば全員に何かしら関係が出るような物。ゲームの名前がテイルなのにそこストーリーなのかよ、とか言うツッコミもあったけど、まま、気にしたら負けのスタイルだよね。
ゲーム全体のクエストって言ってもよくわかんないと思うから、そうだな、例えば、ゲームの最初の頃は大陸が一つしかなかったらしい。で、ストーリークエストを進めることによって大陸が解放されて、そのクエストをクリアした人たちだけじゃなく、初心者とかも新大陸に行けるようになった、とかいうのが『ストーリークエスト』かな。
『ストーリークエスト』には難易度の高い、大規模戦闘が多い、このゲームの花形。トップギルドたちが初クリアを目指してその一枠を争っている。
初クリアしたらもちろんかなりの特典があるけど、名声だよねぇ、一番は。クエスト的には一回クリアされたらもう挑戦できないわけじゃない。タイムを競う部門もあるし。でもやっぱり一番最初にクリアしたってすごいことだから、それを狙う人は多い。
『通常クエスト』は、まぁ、普通のクエストかな。ストーリー以外はこっち。種類はいろいろ。
難易度的にはストーリーには劣る。はっきり言える。ランクが違うからなぁ。
『ランキング』
初期職業の部、ギルドの部、ソロの部がある。
倒した敵の数、稼いだお金、与えた累積ダメージ数などによってランキングが決まる。
週間と月間のランキングがあり、三十位以内はゲーム内の公式掲示板みたいなところに張り出される。自分の順位も見れたりする。
特に特典はないが、知名度が上がる。
『レアリティ』
粗悪<<<ノーマル<<希少種<固有級<伝説級<<<<<幻想級
粗悪はゴミ。売るしか用はない。
ノーマルはほぼ初心者用。
レアから少し冒険に慣れ始めたくらいかな。
生産職が作れるのは伝説級まで。もし伝説級で特別な効果が出るほどうまく何かを作れたとしても、幻想級にはいまいち届かない。越えられない大きな壁がある。
幻想級に関してはもう名前通り幻。性能も最高。ただし能力は素晴らしいが扱いが難しく、使いやすいかどうかは人それぞれ。でもやっぱりみんなの憧れ。持っていたら一流の証。
ま、持っている装備品だけで冒険がうまくなるわけじゃない。実際に体動かしてるわけだから、慣れた武器の方が力が出るってのもままある。
しかも幻想級は手を加えられないから、伝説級までを最高ランクで作り、さらにいろいろなサブ職で効果を後付していた方がいいこともある。そうすると幻想級に近づき、越すことはないがいい線までいく。
ま、絶対に越すことはない。なんでかというと、幻想級の方が厄介な能力があるから。越えられない壁っていうのはそれのせい。もしそれを完璧に使いこなせるとしたら、幻想級は本当に超えられない壁の上に立つことになる。一時的にチートになれるよ。
『生産レアリティ』
生産職が作り、うまくいったかどうかによるランク付け。星であらわされる。最大五つ。
二つ目まではただ攻撃力が上がる、や、魔法攻撃力が上がる、などの純粋な能力だけが向上。
二つ~四つにはクリティカル率アップ、や、作るものによっては毒や痺れなどの特殊効果がつく。
五つ目は当たり判定が広まったり、スキルの再使用までの時間が短縮したりと色々な効果がつく。
『生産』
実際に何かを作るとして、それはレシピがあるものや、無くても作れるものがある。
例えば、金属を伸ばすにはレシピがいる。アクセサリーに加工するには、ピアスのレシピ、鎖のレシピ、宝石をつけるための台座のレシピがいるけれど、基本の部分があればそれ以外は必要ない。
ピアスのレシピ、っていうのがありさえすれば、そのピアスがジャラジャラとしたやつでも、ただ石がついただけのやつでもできる。
もしくは鎖のレシピと宝石加工みたいなレシピがあればブレスレットでもペンダントでも応用が利く。
生産系は基本があれば何でも作れる。そんな感じかな。
とりあえず、こんなもん?
じゃ、本編で会いましょ。なんつって?