爆発
俺がサッと風呂に入ると
「魔王様。どこかに行っていたのですか?」
「少しな。ライラは治ったのか?」
「はい!おかげ様で。」
俺はコロシアムに出たことを隠す。
ライラに責任を感じさせないためだ。
「ハルマ。待っておったぞ。奴はこの中じゃ。」
「ここか。」
そこはシグマがずっといた場所だった。
俺は捕らえたサドーンに話を聞く
「___だーかーら!俺は何も知らないんだって!!」
「んなわけないだろ。」
「教祖兼魔王ミレ………あ。」
「教祖兼魔王とはどういうことじゃ?」
教祖兼魔王?
魔王は俺だぞ?
「……あぁぁぁぁぁ!もうッ!ダルいって。で、なんだ?話せばいいんだろ!話せば!」
「……お前。今の立場を分かっているのか?」
少し殺気を出すと
「ヒッ!!わ、分かったよ。ミ、ミレア様は元々魔王だ。そこから聖者ルドアを倒してミレア様は聖者になった。こ、これ以上のことは分からねぇ!」
「本当か?」
「ほ、本当だ!」
ふむ。嘘はついていないようだな。
「じゃあ、ここから出してくれ!情報は吐いただろ!?お願……」
『サドーン。秘密を話してしまったのですか。』
「お前。ミレアか!?」
『えぇ、そうですとも。……で、悪い子にはお仕置きを……ですよね?』
「は!?ミレア様!お許しください!」
やばい!奴の体が膨れ上がっている!爆発するぞ!
「ナイア!逃げろ!」
「ハルマはどうするのじゃ!」
「食い止める!そこの扉を閉めろ!」
俺はナイアに殺気をあてる
「わ、分かったのじゃ。」
「どうする!」
本当に爆発5秒前って感じだ
やべぇ。
伝神説スキルを使うか!?
いや、発動条件、""強い怒り""が達成不可能だ。
チッ。俺が自分の魔力として爆発を吸収するしかない!
スキル
「アブソリュート!」
くっ!量が多すぎるか!?
やばい!吸収しきれない!
外から声が聞こえる
「ハルマ!頑張るのじゃ!」
「魔王様!頑張ってください!」
「ハルマくん!頑張れー!!!」
「お兄様!頑張ってください!」
__そうだ!俺には仲間がいる!
「う、うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
長時間とも言える一瞬の爆風が過ぎ去った。
「ゼェゼェゼェ。」
ここで俺の意識を失い、最後に見た景色は駆け寄ってくる、ナイア、ライラ、ナハイラ、シグマだった
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