こいつのせい?
「期待の新人!デーモンキング対優勝候補スワード!レディィィィィッファイッ!」
ふむ。忍者のような戦い方だな。
聞きたいことを聞かせてもらうか。
「"伝通"」
俺は、やつの脳に直接語りかけるためにスキル伝通を使う。
〖なぁ。お前って魔王に膝をつかせたんだろ?〗
「!?……あ、あぁ。そうさ。噂を聞いたのか、俺は魔王に勝った英雄なんだよ!」
〖おれに会ったことあるか?〗
「ないが?何がいいたい!」
ナイアにアイコンタクトをして口を抑えさせる。
〖俺が魔王なんだが?お前のような虫けらはしらんな。〗
「ムゴッ!ムゴムゴムゴッ!」
「ナイア。殺れ。」
「了解じゃ。」
と言い、奴は命を失う。
「目には目を人殺しには殺しをだな。」
はぁ。魔王が舐められているのはこいつのせいじゃないか?
「勝者、デーモンキングゥゥゥゥ!」
このまま俺達は勝ち続けていた。
ナイアが弱い弱いと嘆いていたのが印象的だな。
そろそろ深夜3時をまわりそうだ。
早く終わらせてライラ、ナハイラ、シグマの所に戻らないと失踪事件として捜査される!
やべぇ。
ノリと勢いで参加したのにやばいぞ。
いつ終わるんだよぉ。
これぇ。
「ハルマ。サドーンも勝ち上がったようじゃ。次の決勝で会うぞ。」
そのナイアのセリフで俺の雰囲気が一瞬で切り替わる。
「……分かった。ありがとう。」
あいつだけは殺す。
殺す殺す殺す殺す。
「ハルマ。殺気を抑えろ。」
「……は?抑えれるか。」
あの後本を読んで考えたことなのだが、もしかするとミレアが魔王だったのではないか。というのが、ナイアと俺の考えだ。
そして聖者ルドアを殺したんじゃないか?
そういうこともあって、生かしてはおけんな。
ん?あえて生かしてもいいのか。
情報吐き出させれば別に殺してもいい。
それにここはルールがないんだ。
別に持ち帰っても大丈夫だよな。
「デーモンキング様。エレルト(サドーン)様。ご用意をお願いします。」
「じゃあ、行くか!」
「了解じゃ!暴れるのじゃ!」




