みーつけた
「1回戦!初参加!デーモンキング対ハイファードラゴン!」
「フッ」
相手のハイファードラゴンだったか?
俺たちを弱いと思っているんだろうか。
嘲笑っているな。
「ハルマ。相手はそこまで強くはないっぽいぞ。」
ふむ。じゃあ、一瞬か。
「レディィィィィッファイ!」
カーンと鐘の音がなり、早速相手が突っ込んでくるんだが、
「猪突猛進だな。」
こんなのスキルを使うまでもない。
肘を使って角度をつけて首を狙う。
「アガッ!」
「え?あ、し、勝者、デーモンキングゥゥゥゥ!」
「わああああ!」
観客の盛り上がりも最高頂っぽいな。
「ハルマ。コロシアムというのはこんなにも弱いものが集まるものなのか……?」
「……さぁ?」
「ハルマ。試合を見に行かんか?暇じゃ。」
「別にいいけど、」
試合を見ると、
「ハルマ、あやつは……!」
「……サドーン」
ミレアパーティーの弓使い、サドーンがいた。
俺は嫌いでも、多少なりはあいつの実力を評価していた。
それほど強いやつだ。
決勝であたるだろうな。
なぜならこいつは別ブロックだ。
コロシアムがこんなに弱いなら勝ち上がってくるだろう。
殺してやる。
絶対に……だ。
「デーモンキング様。ファイアーダッシュ様。ご用意をお願いします。」
呼ばれたな。
「お、おい。そこの兄ちゃんと姉ちゃん。次の試合は気をつけた方がいいぞ。」
「なんでじゃ?」
「次の相手は"スワード"というやつで優勝候補だ。そいつは容赦なく人を殺す。噂では魔王に跪かせたという話だ。」
噂も噂だな。
俺の目の前にそんなやつは来たことがない。
てか、よく魔王に喧嘩を売れたものだ。
これ、俺を舐めてかかってくる冒険者に関係があるんじゃないか?
「ありがとうございます。気をつけますね。」
魔王という身分を絶対隠さないと騒がれそうだな。
「ナイア。行くか。」
「分かったのじゃ。行くぞハルマ!妾も戦うんじゃ!」
かわいいな。
じゃあ、魔王バカと戦ってくるか。
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