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コロシアム

俺は夜の冒険者の街へと出かける。


__足りない


___力が足りない


「参加します。」


俺は"ルール"がないコロシアムに出ることにした。


「今の試合、仮面の男が負けた。……いや、殺されたらしいぞ。」


「血なまぐさくて嫌だわぁ。最近の試合なんて、弱い子ばっか。」


観客が騒いでいるな。


うるさい。


「はぁ?見ない顔だなぁ?新入りかぁ?」


「そうですが。」


めんどくさいな。酔っ払いに絡まれた。


「弱そうな奴だ。こんなやつ、俺でも殺れるっての。」


といい、拳を出してきたが、俺は指1本でその拳を止める。


「もういいですか?急いでますので。」


少し殺気を出しながら言うと


「お、おう。」


相手が納得したので俺は試合に出るために待機部屋へと出向いた。


「ハルマッ!探しておったぞ!」


「……なんだ、ナイアか。」


「何をしているんじゃ?」


「気にするな。」


こんなことに参加していると知られるのは恥だ。


「……気にするぞ。まだ、気にしておったのだな。……妾も手伝うぞ。」


「いや、これは一人対一人の戦いだ。いい。」


「……?これはルールがないのじゃろ?大丈夫じゃ。」


「ただ、恥ずかしいな。」


「何を恥ずかしがる。共闘じゃ。」


「しゃあない。久しぶりに2人で戦うか。」


恥ずかしいと思ったけど、ナイアだったら昔からいる仲間だ。


隠す必要もないか。


「デーモンキング(ハルマ)様とハイファードラゴン様。用意をお願いします。」


あ、呼ばれたな。


「行くか。」


「わかったのじゃ。」


ナイアは緊張しているのか、2人で戦うのが久しぶりで嬉しいのか、頬を赤らめる。


ッしゃ!殺るか!

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