練習試合
寝不足だ。
昨日のパーティーがナイアとナハイラによって夜遅くまで続けられたんだ。
ライラはしれっと逃げてたな。
もう少し寝ようか。
「魔王様。」
んあ?声かけられた?
「おはよう。」
「おはようございます?もうお昼ですよ?」
えっ!昼?
うわ、まじじゃん。
「そういや、ライラ。何の用だ?」
「ナイア様が戦いの準備をして中庭に来て欲しいとのことです。」
「どゆこと?」
「私も分かりかねます。」
まぁ、行ってみるしかないのか。
「待っていたぞ、ハルマ!」
「元気ですね。」
「元気がないのか?」
「誰かさんが夜遅くまでパーティーを続けたからですよー。」
「知らんな。」
「で、何の用だ?」
「いや。戦いの練習試合を頼みたい。練習するのもいいじゃろう。」
「んで、ナハイラはどした?」
しれっと座っているんだよなぁ。
「見学ー!」
「なるほど。」
「練習試合な。まぁ、いいが。」
やるかー。
眠いけど、しゃーないな。
「誰か合図を頼むぞ。」
「では、私が。…………………始め!」
始まったと同時にナイアが突っ込んできた。
""ドン!!!!""
ナイアの拳と俺の拳がぶつかり合う。
「氷突!」
「闇炎!」
クッソ。打ち消したか。
だが、甘いな。
俺はもうスキルを唱えている。
「龍空!!」
ナイアは俺が"龍空"のスキルを唱えていた事に気づかなかったようだ。
ナイアは俺が練りこんだスキルを避けられる訳もなく、そのままダメージを受けた。
「なかなかやるな。まだまだじゃぞ!」
「悪魔の死鎌」
い!?俺を殺す気か!?
じゃあ俺もパッと爪をだす。
なんだかんだ使い安いのが爪だから仕方がない。
""カン!"" ""キン!""
金属音が鳴り響くのだが、パッと周りを見るとライラの顔が面白いし、ナハイラは寝ていた。
ナハイラ。見ろよ。
まあまあ。目の前のことに集中しないとな。
「ナイアー。そろそろ終わらせるぞ。」
「なに!?」
「終炎黒無限」
この技は俺がいいと思うまで相手を燃やし続ける。
まぁ、相手がナイアだから炎も最弱にしているが。
俺が編み出した技だな。
「おい!ライラ。俺の勝ちでいいか?」
「あ、はい!ナイア様も気を失っておられるので、魔王様の勝利です!」
ふう。
「魔王様。あの技すごすぎないですか!?あれは軽く上位スキルを超えていますよ?」
「そうなのか?あれでも炎は弱いんだが。」
「私も見てたけど、あれはだいぶやばいねー!化け物レベルだよ。現代にあれ以上のスキルがあるかどうかだねー!」
「化け物レベルと言われて褒められているのかが分からなくなったが、まぁ、良しとしよう。」
ちなみにナイアから文句を言われた。
「あれは避けれんぞ。なんじゃあの技は!何百年生きてきてるのに対処法がわからん!」
ここで俺は驚いた。
「何…百年!?」
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