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仕組まれたこと

長い道のりを得てようやくアラフア街に着くことが出来た。


「妾は疲れたのじゃ。寝たい…。」


まぁ、今は夜中の3時か。


「野宿でいいか?」


「別に大丈夫じゃ。ほら、ライラを見るが良い。もうドラゴンの上で寝ておる。」


あ、本当だ。


疲れが溜まっているんだろうな。


仮設テントを建てて俺たちは寝ることにした。




夜中のこと。


「キャッ!魔王様!」


「あ?」


パッと見るとテントの前には人間がたくさんいて、ライラが空中に連れ去られている。


「ライラ!」


俺が飛ぼうとしたとき、翼に重いものに引っ張られて下に落ちていった。


人間が、俺の翼を引っ張っている。


「おい!ナイア!」


「んあ?なんひゃ?どうしたのひゃ?」


「ライラを追いかけろ!連れ去られた!」


「なに!?分かった!妾に任せておけ!」


ナイアが飛んで行こうとしたとき、また翼を引っ張ろうとした人間がいたのだが、俺が始末した。


「ハハッ!無能ハルマ。いや、今は魔王様だったか?まあいい。お前を殺せば1千万だ!ハハハハハ!」


あっちが心配だな。


速く行かなければ。


「おい!無能ハルマ。こっちを見ろや!」


この冒険者達を見ると実力はありそうだが連携はなさそうだ。


「雪月」


雪で凍死させようかと思ったがあまり人数は減っていないな。


お、何人かこっちに向かってきているな。


スキルがとんできたし。


おそらく"天風"だな。


まあ、この天風を倍にして返してやるか。


「増強」


おぉ、何人か死んだな。


「無能ハルマごときが調子に乗りやがって!」


剣を向けてこっちに向かってきているが、


「氷突」


そのまま腹を刺した。


そろそろトドメだな。


「闇針」


とうとう、冒険者も全滅か。


あんなに居たのに軟弱な奴らだ。


そういえば、確かある1人の冒険者が言っていたな。


「この依頼はお前を殺すための偽依頼。これからどんどんお前に仲間が降りかか…るぞ。これ…もミレア様のお導き…だ。」


なるほど。これは俺を殺すための依頼だったのか。


おそらく、あの依頼人に感じた違和感は魔物じゃないことだったんだ。


あいつは人間だ。


そして、この戦いにはミレアパーティーが仕向けているのか?


どんだけ、俺に恨みがあるんだよ。


そんなことより今はライラとナイアを追いかけないとな。


心配だ。

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