派手派手
「どうだ?俺様の爆裂魔法は?人をも簡単に飛ばすこの派手さ!まさに派手派手だろ!」
アクトスはふきとばされたサカジマに言う。サカジマは少し吹き飛んだ後に舌打ちしながら
「俺はお前のそういうとこが嫌いなんだよ。威力のある爆発を捨てて派手さだけを追求するよくわからん魔法。そんな器用なことができるなら最初から普通に使えばいいのによ」
サカジマはまたアクトスに掴みかかるとアクトスはサカジマの攻撃を避けアクトスはサカジマの片腕を掴んで今度は左腕で
「犬の衝動!」
よくわからん技名を叫びながらアクトスはサカジマの片腕を爆破する。
「ぐぅ!」
「派手に弱いなサカジマ。幻滅しているぞ俺様はサカジマ」
「ちっ!」
サカジマは剣を抜いてアクトスを攻撃する。アクトスは慌てながら
「おいおい!派手に待て!そんなに剣をふりまわすなサカジマ」
「ふん。変人相手に剣を抜かない俺が馬鹿だった。変人を掴みかかろうとしてダメならこうやって剣をぬくしかないだろ」
サカジマはアクトスの頬に剣をかすめるとアクトスの頬から血がではじめ
「サカジマ。お前派手にやってくれたな。派手に俺様の顔に傷をつけるなんて!俺様も派手に本気でやるぞ?」
アクトスは背中に装備していた剣、つかの方にやたらとでかい球がついている剣でサカジマの攻撃防ぐ。剣を持っているなら最初からそれでやめればいいものを。しかしなぜ真剣まで抜いて誰もとめようとはしないんだ?やばすぎだろこの学園。
アクトスとサカジマが斬りあいはじめて数分後、予鈴が鳴ろうとしている頃にアクトスが
「やべぇ!派手に遅刻しちまう。サカジマ!お前と派手に遊ぶのはまた今度な」
「俺はもう2度と関わりたくない変人。もし次にクレア様に関わろうとするなら今度は最初から真剣で行くぞ」
「はいはい。忘れておくよ。俺様の派手な頭にそんな器の小さい派手なお嬢様はいらねぇからな。そんじゃな」
アクトスは剣を納め走って学園に入りサカジマも剣を納める。そんなサカジマに対しクレアは腹部に土魔法ロックボールをくらわせる。
「うぐっ!」
「あなた。それでも私の親衛隊の1番なのかしら」
「申し訳、ありません、クレア、様」
ロックボールを当てられ腹部をおさえながらサカジマはクレアに謝るとクレアはサカジマの顔面を踏んで
「次にしくじったらあなたは奴隷としてマリーに売らせるわ。わかった?」
「はっ!肝に銘じておきます」
クレアとサカジマは学園に入り、俺は魔法の試し撃ちにされていた人を自由にした後に自分のクラスに向かった。