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コラム家長男

 カツイエに留守番を頼んだ後ガーゼラル学園に向かうと予想通りにクレアが暴れていた。ところ構わず人に対し魔法をぶっ放していた。


「はっはっは!最高!やっぱり奴隷に試し撃ちは最高だわ!あはは!」


 ガーゼラル学園玄関の方では十字架に磔にされた人が魔法の試し撃ちをくらいかなり苦しんでいた。


「クレア様。カツイエを奪った連中を探すのは」


 クレアに対しこの前ポルポフをボコボコにしていたクレア親衛隊の確か名前はサカジマってやつだったかな?


「そんなことより今は試し撃ちが大事よ。カツイエのことに腹が立ってもストレス発散出来ることがないんだから。だから私はこうやって息抜きが大事なのよ!」


 玄関であんなことしてるなんて本当に馬鹿な奴だな。昨日の件、バレるのも時間の問題だろうしここは俺が

 俺がクレアに近づこうとしクレアをとめようとすると俺の肩を誰かが叩く。


「1年坊あの馬鹿なお嬢様は派手に俺様がとめてやるから大丈夫だ」


 俺の肩を叩いた男には見覚えがあった。右腕に竜の刺青、左腕には犬の顔のような刺青、そして最後には正面の肉体に大きなライオンのような刺青がしてある顔が普通くらいで髪型は青い髪のショートヘアーの男、コラム家の長男、アクトス・コラムだ。アクトスはとにかく派手なことが大好きで学園行事とかでも自分が目立つようなことばかりしているらしい。ちなみにコラム家では問題児すぎて勘当されている。


「おーい。そこの派手に馬鹿なお嬢様。俺様が派手に沈めてやるよ」


 アクトスがクレアに言うとクレアがアクトスを睨む前にサカジマがアクトスを睨む。


「おい。変人。貴様ごときが変態な息を吹きかけるんじゃねぇよ」


 サカジマはアクトスの顔を掴みにかかると


「つまらねぇなサカジマ。お前はいつもつまらねぇ。くだらないことにばかり時間を費やしてもったいなく感じるよ俺様は。俺様これでもお前の実力は派手に買ってるんだぜ?サカジマ」


 アクトスはサカジマのつかみを直前で避ける。


「サカジマ!何やってるの。あなた親衛隊で1番強いんでしょ」


 クレアがサカジマに対しみっともなく怒る。


「お、その不細工な面派手にいいね」

「クレア様を侮辱するな変人!」


 サカジマは今度はアクトスを蹴りかかるとアクトスはそれを腕でうけとめた。


「しまった!」

「派手にださいなサカジマ。俺様の魔法を知っていてこんなことをするとは。マジに派手にダサいね」


 アクトスがサカジマの片足を掴んだ右腕、竜の刺青がひかり


「竜の爆裂衝動!」


 アクトスが叫ぶとサカジマの足が大きな音で爆破されたが足は爆発でなくなっていたわけではなかった。

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