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ポルポフを救え

「まず俺はポルポフを助ける。昼休みにな。で、マスドラだがマスドラにはカツイエを助けてもらいたい。カツイエはわかるか?」

「いえ。微塵も興味がないので微塵も知りません」


 キッパリ言うなキッパリと。


「カツイエに関してはケルトに聞いてくれ。それとケルト。ケルトにはコーネリさんのことを頼みたい」


 俺はケルトに言うとケルトは「わかりました」とうなづき、その後にカツイエについてのことをマスドラに話し、マスドラは「カツイエについてはわかりました!」とよくわからんが元気よくうなづいた。


「じゃ2人とも俺の弟と友達のこと頼んだよ」


 俺は2人に頼むと2人は「任された!」とうなづいた。俺はマスドラとケルトに2人のことを頼んだ後クラスに戻る。クラスに戻るとちょうど3限目が終わったころでクラスの奴ら、ポルポフ以外は俺を冷たい目でみる。


「へ。1等級の平民様は授業をさぼれていい身分だな」


 パラポラが俺の席にまで近づいてきて俺を見下すようにいう。


「そうだな。テルバーラみたいなクズ教師の授業を受ける気にはならないしお前のような差別をする貴族とも一緒な授業を受ける気にはなれないな」


 俺はパラポラに対し言うとパラポラは俺に片腕を向けて


「今この俺を馬鹿にする妄言が聞こえたんだが?いけないなぁ。4等級の貴族に対して1等級の平民ごときが舐めた口をきくなんて」

「俺からすればお前は階級をでかくふりかざすゴミみたいな奴にしか見えない。4等級貴族も地に落ちたもんだといいたいくらいさ。弱い者いじめをするのは構わないけどさ。もっとはっきりやったらどうなんだ?こそこそこそこそと。やり方が子供じみたことをしやがってよぉ」

「てめぇ。言うじゃねぇか。俺が弱い者いじめ?どこにそんな証拠が?」


 強がるように言うパラポラだが顔に冷や汗がでている。ふん。所詮は小者ということか。


「俺もやることが多くて忙しいんでな。これ以上そいつに対して何もしないというなら俺もお前がどんなことをしていたかまで言うつもりはない。だがこれ以上続けるようなら」


 俺はパラポラが俺に向けていた片腕を掴んで反対方向に向けて折ってやる。


「っ!ぐぁぁぁぁぁ!」

「もし続くようであればこれ以上の痛みをお前に与えてやる。わかっな」

「っぐ!く、そが!よくも、やりやがったな!証拠もなくこんなことして!また牢屋ん中にぶち込んでやるよ」

「はっ!お前みたいな小者の腕折ったくらいで捕まりはしないさバカめ」


 俺がパラポラに言うとパラポラはなぜかポルポフを睨んでいた。

 ・・・やっぱり昼休みに少し手荒な真似をしてやらないとな。

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