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ドラゴンのマスター

「敵さんの狙いはもとから俺のようだし逆にカナレアさんとギルドマスターさんには迷惑かけたな。後てお詫びさせてよ」

「お詫び、なんて、いい。私、達、2人をおいて、はやく、逃げなさい。君たちじゃ、ドラゴンには、勝てない。ドラゴンは、魔物でも、上位の存在、だから」


 ツマミが俺に何かを言っているが弱々しくてあまり聞こえてこない。ドラゴンは上位の魔物くらいだとしか。


「ポルポフー。2人のことちゃんとみとけよー」

「わかったよー!ズオ君も無理しないでねー!」


 俺はポルポフに対して言うとポルポフは俺の心配をしてくれる。親友ってのはけっこういいもんだな。

 さてそれじゃこいつはどうやってやろうか。俺の装備は安ものの剣に安い防具。これでドラゴンに対抗できるかどうか。


「はしゃぐな。人間。我に殺されたいか?」


 急にドラゴンが俺に対して喋りだす。こいつ喋れたのかよ。


「はしゃいじゃいないよ。俺はお前をどう倒そうか考えているだけさ」

「それをはしゃいでいるというのだ。我がなぜ貴様にだけ吠えたりせずにこう喋りかけたりしていると思う?」

「さぁな。上位種の魔物の考えなんざ人間様には理解できねぇよ」


 俺はドラゴンに対しいうとドラゴンは


「我はしゃべるに値する人間にしか喋りかけぬ。そしてあの2人にくれてやった初手の攻撃と指は我自身の罰だ。愚かにも人間の奴隷にされた我えのな」


 人間の奴隷にされた?クレアも誰かを奴隷にするすべをもちあわせているということか?


「お前の主人はクレアという名前か?」

「クレアとは誰だ?我はそのような人間知らぬ。我を奴隷にしたやつはマリー・ガゼリアスだ」


 マリーがこのドラゴンを奴隷にした、か。そうかそうか。なんとなくだが、わかった。ならば最初からバステーアは捨てられていたということなんだな。俺たちはもとよりこいつに始末されるという予定なんだろうな。マリーからすれば。


「人間如きに利用されるのは癪だが今回は人間を殺していいという命令をうけているからな。だからこそマリーの命令に従って貴様も殺す。貴様を殺した後なあそこのくたばりぞこない2人ともう1人の人間も殺しガーゼラル王国を我のブレスで燃やし尽くしてやる」

「お前如きに俺を殺せるかは知らないがガーゼラル王国を攻撃できるのか?奴隷紋が刻まれているんだろ?」


 俺がドラゴンに言うとドラゴンは自分の首の部分を指のなくなった手でつんつんとさしていた。

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