ガーゼラルの森
数十分歩いてガーゼラル王国からでてガーゼラルの森に着く。ガーゼラルの森にはガーゼラル王国から数キロ離れた場所にある。
「本来なら数十分で移動するのは難しいんだがみなさんの歩き方が意外と早かったのではやくつくことができました」
ツマミは俺たちに言う。確かにガーゼラルの森についた時点でほとんどの生徒はへばっていた。
「はぁはぁ。なぁ?疲れたからもう帰っていいかな?」
1年A組の生徒の1人がツマミに対して言うとツマミは
「もう帰っていい?何を言っているんですか?まだ着いたばかりですよ?」
「いやだからさぁ?わかんないかな。みんなに歩幅あわせてたら疲れたんだよ。だから帰ってもいいか?」
生徒の1人がツマミに対しいいかえすとツマミは
「呆れました。早くつけたかと思えばまさかそんなことを言うとは。君の将来はたかがしれていますね」
「は?なんでお前みたいなやつに心配されないといけねぇんだよ。俺は4等級貴族だぞ!お前なんかに心配される筋合いは!」
生徒の1人が言うとツマミに暴言をはく生徒に魔物が襲いかかってくる。
「あ、ちなみにこの森は魔物はそこまで活発ではないしあまり出ないが出てきた場合には気をつけたほうがいいよ。弱いから大丈夫だが舐めてかかると死ぬよ?」
ツマミは生徒に対し言うが生徒はもう襲われる寸前でカナレアが生徒に襲い掛かろうとする魔物を剣で斬る。
「油断してるとすぐに死ぬよ学生さん。いくらスライムを狩るだけとはいえスライム以外の魔物も出るんだ。油断するなよ」
カナレアはツマミに暴言を吐いた生徒に言うとツマミに暴言を吐いた生徒はただ首を縦に振る。
「それじゃ4人グループぐらいで別れて行動しますので皆さん先生の指示に従ってわかれてくださいー」
ツマミが俺たちに言うと担任の先生は適当に俺たちのグループを決める。
俺のグループはポルポフと俺だ。
・・・あれ?なんで2人グループ?
「悪いなズオ。君は他の生徒から嫌われているのか組みたくないと言う生徒が多くてな」
・・・ま、ポルポフと2人ならまだ気楽でいいがな。
「よろしくズオ君」
「こちらこそよろしく頼む」
グループが決まるとツマミは俺たち生徒に対し
「それじゃスライムを5匹倒したらスライムのドロップ品、水滴を5つ集めてください。私はここで待っていますから。カナレアは他のグループをまわりながら手こずっているようなら手助けを。それでは改めて依頼スタートです」
ツマミの号令で俺たちはスライム狩りに出発した。