ここは王子様に抱かれたいの世界
メイド服を着た女性が手鏡を持って戻ってくると俺の顔はあんまり変わっていなかったがどこか幼い感じの顔になっていた。それに手の大きさもよく見たら10歳くらいの大きさだ。
「メ、メイドさん。俺の名前聞いていいかな?」
「え、だ、大丈夫ですか?モード坊ちゃん。やはり庭の木の上から落ちて頭を強くうったので記憶喪失になられたんですか?」
メイドはそこまで言うと服の中に仕込んでいたのかナイフを取って腹を出すと
「私はメイド筆頭として失格で主人であるガゼリアス公のご子息さまに傷を負わせてしまったこと。このメイド筆頭のポメラ。腹をかっさばいて償います!」
「ま、待て待て待て!大丈夫だから!腹かっさばなくて大丈夫だから!それより、その木の上から落ちた?からちょっとまだ記憶が混んだくしてるみたいだから名前教えてほしいなー。それでポメラの罪は帳消しにするから!」
俺はとりあえずわけがわからないが腹をかっさばかれる前にポメラと名乗ったメイドに言うとポメラは涙を流しながら
「こんなだめなメイドに慈悲を与えてくれるなどありがとうございます。あなたさまはモード・ガゼリアス様。私の主人であるバーグス・ガゼリアス公の息子にございます」
モード・ガゼリアス?どっかで聞いたことあるような?
「ち、ちなみに君の名前は?」
「えー。モード兄ちゃん忘れたの?僕の名前はカツイエ・ガゼリアスだよー。兄ちゃんの2つ歳下だよ!」
カツイエ・ガゼリアス。もしかして、もしかして。
「カ、カツイエ。兄ちゃん今日はもう少し休みたいからまた明日遊ぼう。な?」
俺は今頭の整理がしたいからカツイエに頼むとカツイエはぷくーっと頬を膨らませて
「いーやーだー!兄ちゃんと遊ぶ!」
「カツイエ様。今日のところはまだ休ませてあげましょう。お相手なら私がしますから」
「むー。しょうがないな。明日は絶対あそぼうね!モード兄ちゃん!」
「あ、ああ。また明日な」
俺はカツイエに言うとカツイエは俺の部屋から出ていき、ポメラも「失礼します」と言って部屋から出て行く。俺は2人が出て行って数分後に寝ていたベッドからでて椅子に座って部屋に置いてあった適当な白紙を机に置いて状況確認する。
まず俺はあのゲームの世界、王子様に抱かれたいの世界だ。あれは恋愛ゲームだが恋愛ゲーム要素というか恋愛ゲームみたいな感じじゃなかったからな。まずアクションが多いゲームだ。だから剣と魔法の世界といった感じだな。そして平民と貴族に分かれている。俺、モード・ガゼリアスはまず近日中に死ぬ・・・。