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クレアと親衛隊

 ゼルドを倒した後に俺は決闘場から出ると決闘場の入り口にクレアが立っていた。


「おやおやこれはこれはクレア様俺みたいな1等級平民になんのご用で?」

「ふん。平民。あんたの決闘なかなかよかったわ。それは認めてあげる」


 へー。素直なところもあるんだな。


「でもね、あんな4等級貴族如きに勝ったくらいで調子にのらないでよね。あいつは私の親衛隊の中じゃ下の下。調子にのらないことね!」


 クレアはあろうことか俺に火の魔法、ファイアボールを投げながら俺に言う。もちろん俺はファイアボールを両断し、クレアに対し


「なんだぁ。偉い貴族様はふいうちとかじゃないと俺には勝てないってか?悲しすぎるな。あははは!」

「っ!この!」


 クレアは俺に対しさらにファイアボールを投げようとするがクレアと一緒にいたクレアの護衛的なやつが


「クレア様。それ以上手を汚すのはおやめください。お母様に叱られてしまいます」

「うるさい!私に逆らうんじゃないわよ!このでくの坊!オースト君の友人を傷つけたこいつをボコボコにしないと私の気がすまないわ!」


 護衛の方の腹部をぽかぽか殴りながらクレアは言う。あの護衛。雰囲気がなかなか強そうだ。村長が社会に出てみるのもいいと言っていたのは今わかった気はしてきた。

 クレアの護衛は腹筋がバキバキに割れており身長は170くらい?で腰に小さめの剣を2本装備している。顔はまぁまぁな方で髪型は鶏みたいなトサカ?モヒカンといえばいいのかそんな感じの髪型だ。


「名乗るのが遅れたな。俺の名はクドー・キョウゴク。3等級貴族で親父は貴族ヤクザをやっている。ま、貴族ヤクザとは言うが普通のヤクザとは変わらん。組の名は強いと地獄の獄と書いて強獄組だ。よろしく頼む」

「ああ。こちらこそ」


 クドーは俺に握手を求めてきたので俺は握手をかえすとクドーは俺の手を握り潰そうとするくらいに強く握った後に耳もとで


「調子にのるなよ平民。貴様風情がクレア様と喋るなどあってならんのだ。ぶをわきまえろカス」


 ・・・この人はまともだと思った俺がバカだった。はぁー。学園長に頼まれたことは相当にほねがおれそうだ。


「ま、今日のやつはまぐれですよ。それじゃ俺は帰るので」


 俺はクドーの握った手を軽く強めに握った後に2人に対し言うとクレアが


「あなた私の親衛隊に逆らった挙句私の顔に泥をぬったことでこの学園でうまくやれるとはおもわないことね!ばーか!」


 なんとも低レベルな発言だ。本当に令嬢かよ。

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