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クズ教師と入学式

「ん?新入生?もう入学式は始まってるぞ。どこにいたんだ貴様は」


 俺が声をかけた人は金髪の髪型のシュートヘアーに目にはメガネをかけており服装はスーツで手の方にも手袋をつけていた。


「す、すいません。学園長室に行っていたもので」

「学園長室に?貴様名前は?」「今日から入学しました。ノーズ・ズオといいます」


 俺は金髪スーツの男に名乗ると男はメガネをくいっと指であげたあとに


「貴様がクレア様に逆らった愚か者の生徒か」


 こいつ教師のくせに生徒に対してこんな態度とりやがって。だんだん思い出してきた。教師に対してはあんまり興味がなかったのはこんだけ嫌味を言う教師は1人いたわ。主人公の女性と攻略する男の付き合いに対してネチネチネチネチいうクズみたいな教師、テルバーラ・テルだ。


「ふん。私はテルバーラ・テル。貴族階級は4等級そしてこの学園の教師でもある。貴様は貴族階級は?」

「俺は1等級貴族です」

「は!1等級貴族の平民が私に近づくな!臭い匂いがうつるではないか」


 は?そんなこと言うくらいなら教師になんかなるんじゃねぇよ。こいつ、教師してるとこ一度も見たことないから魔法がすごいとか剣技がすごいとかわからねぇんだよな。


「全く。次話しかけてきたら無視をするからな。私はお前のような平民貴族を相手にするために教職についたわけではないんだからな」


 テルバーラは俺の前からさり、俺はあらためて体育館を探す。大体の学園の体育館なんて何階かのはじっこだろ!

 俺はとりあえず体育館を探しまくって学園内を走りまわること数十分、やっとのことで体育館らしき場所を見つけて入ると、そこで体育館に入った俺に対し周囲の視線がすごい。ま、これは当たり前か。遅れてきたわけだからな。


「君。早く自分のクラスの指定の席に座りなさい」


 壇上で話ている人が俺に対し言うと俺は1年A組の自分の席を探す。1年A組と書いてあるプラカードらしきものがあったから1年A組と書かれたとこにまで向かい自分の席に向かう。

 ちなみに俺が入ってから入学式は大体30分くらいで終わった。ほぼ聞いたのは校長?の話くらいだ。どこの世界でも校長の話はなげぇんだな。ゲームの世界なら省略してくれてもいいのに。

 入学式が終わった後はクラスごとに順番に教室に戻った。あ、ちなみに俺は分からないからとりあえず同じクラスのやつについて行った。

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