ゲームの攻略対象
「まず1人目ですがコラム家の次男、オースト・コラム、2人目はキルス家長男、タータ・キルス、3人目は」
3人目はまぁわかってるがカツイエだろうな。わかってるわかってる。あいつが入っていないのはおかし
「3人目はマークラ家長男、ゼルド・マークラです」
「・・・は?」
え?まておかしい。その3人は確かに主人公が攻略していた男たちだ。だがなぜ、なぜカツイエの名が?
「な、なぁ。もう1人いるだろ?俺の弟だったやつの」
「ノーズに姉はいても弟はいませんよ」
「今の話じゃねぇ!俺がモードだった時の話だ」
俺は声を荒げてケルトに言うとケルトは
「ガゼリアス家についてはあまり喋りたくないので今は話せません。ですが入学の際にわかると思います。だから今は話しません」
今は話せないだ?何のために調査してこいと言ったのかわからなくなるじゃないか。こんな情報量じゃな!
「気を取りなおしてですがまず明日からガゼッツ校は入学式なので明日のために今日は早く寝てください。ちなみに私はメイドとしてガゼッツ校に入りますので学校の際は私に話しかけないようお願いします」
「ああ。わかった。てか明日もう入学式なのか?」
「はい。だから村長は割と急に言ったんじゃないですか?ガゼッツ校に入学しないかと」
急にしたってはやすぎだろ。面接とか受けてないぞ俺。まさか裏口入学か?
「村長はまぁ多分村が大丈夫と思ったのは最近なんじゃないですか?それで私達に他のことをさせようとした際にたまたまガゼッツ校がうかんだんじゃないですか?」
わりとみきりはっしゃなんだな。まぁいいか
「それで俺のクラスは?」
「クラスは明日展示されるようです。ガゼッツ校で。ちなみに寮が備わっているのでそこで生活するようにとのこと。身の回りのことご自分でできますか?」
「当たり前だろ。子供じゃあるまし」
俺はケルトに言うとケルトは
「大丈夫ですよ。できなくても私がちゃんとノーズの部屋にメイドで住めるように頼みますから」
・・・別に気にしてないがまぁいい。とりあえず明日入学式ならもう今日は寝るか。明日のことは明日考えよう。俺は宿屋のベッドで寝て次の日、俺は私服でガゼッツ校に向かい、道に詳しいケルトが案内してくれる。
ガゼッツ校に着いたあと、俺が校門の近くにいると今年から入るであろう生徒達は俺のことを変な奴を見るような目で見ていた。