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闘え!ひょっとこ仮面!  作者: 椎家 友妻
第二話 課せられた使命
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6 俺がヒーロー?

 時間は少し進んで六時間目の授業時間。

俺は先生の話も聞かず(いつも聞いてないけど)、昼休みの室戸の言った事を考えていた。

 昼休み、室戸は真剣な表情で俺に言った。

 『ヒーローに変身して、小中さんと地球を守ってください!』と。

 何やねんそれ?

確かに昨日守菜ちゃんは、正体不明の怪しいオッサンにさらわれそうになった。

これからもあのオッサンが守菜ちゃんを襲う可能性は大いにある。

出来る事なら俺が守ってあげたいけど、ヒーローに変身して戦うってどういう事や?

おまけに世界征服を企む悪の科学者とか、そいつが創った人造怪人とか、守菜ちゃんは地球を滅ぼす力を秘めているとか、信じられへん事だらけやないか。

そもそも、この室戸エリックという男は何者やねん?

この学校に転校してきたのも、守菜ちゃんを悪の手から守る為やとかいうんか?

う~ん、考えれば考えるほど、室戸の事が怪しく思えてくる。

こいつの方があのオッサンよりよっぽど怪人とちゃうんか?

そんな事を考えながら、俺は隣の席に座る室戸をチラッと見やった。

すると室戸も俺の方を見て、ひとつウインクした。

こいつには、放課後も屋上に呼び出されている。

この後一体、どうなる事やら・・・・・・。



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