ゼロ戦
アメリカ国防軍は東海岸の防衛を諦め、それ以降の防衛を固めていた。最前線の部隊には縦深防衛をさせており、敵の進撃を抑えれていた。しかし、南部と北部の戦車部隊の突破を許し、縦深防衛隊が包囲されつつあった。
国防司令官の間では縦深防衛隊を見捨て防御に専念するか、縦深部隊を助け共にその場で防衛を行うかの二択に分かれていた。
しかし、そこにある一通の朗報が届いた。それは、敵の総提督が搭乗している人型の兵器を破壊したとの事だった。重駆逐戦車による飽和攻撃により期待を撃破したとの事で、総提督は敵に回収された。
この知らせはアメリカにはまだ反撃の力がある事を証明していた。また、この伝令は日本に大きな打撃を与えた。
泰雅は十番機を庇い、リッターの胸部に徹甲弾が二発、頭部に一発、両腕部に一発、コックピットには命中弾は無いが、破片が泰雅に多く刺さっていた。しかし、彼の意識ははっきりとしていた。
その後、本国に搬送され治療を受けた。彼は特に後遺症などは無く、提督室で曙と会話していた。しかし、ふと考えてしまった。
自分がこんなところで遊んでいていいのだろうか?今でも前線では戦いが続いている。これは誰の戦争なんだ?国民のこく?日本のため?いいや違う、自分のためだ。
泰雅は横浜鎮守府を走り回った。すると、航空機倉庫の中から初期型のゼロ戦を発見した。
ゼロ戦の初フライト時にすべての国民に見守られながら無事に発着陸を完遂させたこの機体には国民のすべての思いが詰まっているため解体はされなかった。しかし、戦場に向かう事なくここに収納されていた。
この機体を見た泰雅はまだ役に立つと自分とこいつは役に立つと確信した。
「あれ、上野総提督じゃないですか。お体は大丈夫なんですか?この機体気になりますよね。この機体は初期型のゼロ戦ですけど、実は飛行粒子の実験としてこの記念機体を改修したんですよねぇ、燃費は良くなって機体性能も飛躍的に向上しました。まぁ、もう誰もこの機体には乗らないと思うと悲しいですけどねぇ」
泰雅の後ろから工場長が現れ、刻々とゼロ戦に付いて語っていた。泰雅は当時の事はあまり覚えてはいなく、そもそもゼロ戦の初飛行の時は寝ていた気がするぐらいだった。
工場長は泰雅に最前線に戻りたいかと聞いた。
「もちろん」
工場長はゼロ戦の最終調整をはじめ、腹部に燃料タンクを抱え込ませて発進準備を終えた。
「無事生還しろよ総提督。あぁ、機体は絶対に壊すなよ。傷もつけるなよ」
「無理な要望を言うな。じゃあな、発進する」
ゼロ戦のエンジンを点火し、滑走路から飛び立つ泰雅を曙とアイオワは知らなかった。
日数をかけ、東海岸に到着し現状を問いかけて状況を整理する。包囲は成功はし、敵の勢力を減らせたが、以前戦線は膠着した状態であった。
地図を広げ前線を確認する。前線は既にアメリカ本土の東西の分け目にて行われていた。そこでは平野が広がっており、戦車の最高速を気軽に出せる程だった。
「作戦会議を始める。我が陸軍の主力は駆逐チハたんだ。それは間違いないな?」
「はい、アメリカの戦車をほぼ一撃で撃破が可能な駆逐チハたんです。ですが、敵はその事を既に熟知しており、前面装甲は貫通できません」
「全駆逐チハたんの履帯を外せ。平野なら履帯なしの方が本来の最高速度を出しやすい。ここは速度で勝負だ。零距離なら貫通は可能だろう。中央に攻勢を開始する。航空支援も忘れるな。今作戦より、私はゼロ戦に乗り戦線に参加する。作戦の開始は早朝の日が顔を出したときと同時に開始する」
零戦に燃料が補充され、燃料タンクの代わりに爆弾を装備させる。泰雅は流星隊の中に紛れて中央戦線を支援すると決めていた。
早朝、平野に時速100KMを出しながら進む駆逐チハたんの上に航空隊を備え、アメリカ中央戦線突破作戦が実行に移された。
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