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枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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シュガー作戦

 トレーラーに揺られて、数日が経過した。ヒルデを乗せた補給隊は前線に到達した。

「お前ら直ぐに戦車の燃料と砲弾の補給を行え。紅茶も忘れるな」

「「「了解」」」

 各員がそれぞれ燃料、武器弾薬を持ち戦車隊の補給、各部隊の紅茶の補給を行っていた。その中でヒルデはポケットにいくつかの小分けされた砂糖を隠し、戦車の燃料補給を行っていた。

 戦車の燃料が補給し終わる時にポケットから一袋の砂糖を投入した。

 合計でヒルデが戦車に砂糖を投入したのは20台ほどだった。そして、作戦は最終段階に移行した。

 ヒルデはその場で羽を盛大に広げ、降下装備も起動した。そして、戦線に居る最高責任者を捕獲しドイツ軍との合流を図った。

「発砲は止せ!大佐に当たるだろ!」

 ヒルデはドイツ軍と合流すると装備を整え、責任者をヒムラーに渡し、全軍の先頭に立った。ヒルデ隊の隊員も全員が集まった。

 そして、現ドイツ首相の総統閣下がルンチェスターの艦橋からスピーカーである一言を放った。

「全軍攻勢開始!」

 戦車部隊はヒルデが戦車の破壊工作を行った場所に向かいエンジンをフル回転させた。歩兵隊も戦車隊の後ろに付き、機動戦術による包囲させるための前線の安定をしようとする。ヒルデ隊は陽動として別方向の戦線に攻撃を仕掛けた。ルンチェスターや他の砲撃隊もまた陽動として別の場所を撃っていた。

「お前らビビッて止まるんじゃねーぞ!」

 ロンメルとクデーリアンの代わりにオルガリオンがドイツ全機甲師団の指揮を担っていた。そして、オルガリオンの搭乗する戦車が敵の動かない戦車と激突し、その戦車を敵塹壕内に落とす。そして、砲撃手はその間に起動している敵戦車の側面に榴弾を放つ。

 味方の次々と動かない戦車に体当たりをし、塹壕に落とし、起動している敵戦車に砲撃をくらわす。

「まだだ!お前ら、次だ俺に続け!」

 塹壕に入れた敵戦車を踏み台に塹壕を越えて前進し続けるドイツ全機甲師団は未だ、槍の陣形を保ったままだった。

「ここだ!総員左にカーブだ!」

 先頭から順に左に綺麗にカーブをしていく、履帯の消耗がかなり激しくなるが、しかし、敵の主力と引き換えなら痛くはない消耗だった。

 機甲師団が突破した戦線は歩兵隊で防衛していた。敵戦車が襲ってくるとパンツァーファウストで対応していたが、残り弾数が枯渇しかけていた。しかし、そこにドイツ機甲師団が現れた。気づくと敵は完全に包囲されていた。

 ゆっくりと包囲の輪を縮めて、そこに集中的に戦車の徹甲弾を撃っていた。そして、完全に包囲殲滅が完了した。

 ヒルデは陽動として別部隊に急襲していた。敵部隊の真上から一気に急降下し、グレネードを投げ、マシンガンを連射する。そして、地面を低空飛行で飛びぬけ再度敵の上空に位置を置いた。

「隊長どうしますか?」

「味方の包囲が完了するまではここで、、、無線が入った。予定変更、包囲が完了した。俺らは一度撤収しろとの事だ。行くぞ」

 部隊の陣形を移動用に切り替え、ルンチェスターに向かった。

「お帰り!」

 ルンチェスターに着くとルナがヒルデに飛びついた。ヒルデはルナを受け止めた後に艦橋に入った。

 総統閣下ら含めた参謀らは既に作戦会議を行っていた。彼らはヒルデに気づくと敬礼を行い、ヒルデも敬礼を行った。

「次の作戦目標は何ですか?」

「今それを話し合っている所だ。偵察隊によると首相は既にシェフィールドに避難しているようで、ロンドンは警備隊しか居ないとの事だ。しかし、怪しい」

「どうしてですか?」

「ここは腐ってもロンドンなのだぞ?そう簡単に手放せるものではない。イギリスの象徴ともいえるビッグベンが取られる事にもなる。何かが潜んでいる。がしかし、止まっていたら何も始まらないか。今は敵地なのだ、防衛線の再構築が行われる前に直ぐに攻勢を開始するぞ」

「「「了解」」」

 ヒルデは艦橋から出るとまだ抱いていたルナを下ろし、いくつかの食べ物と飲み物を持ち外に向かった。そして、空で制空権を保持している少女に話しかけた。

「お疲れ、これでも食べろよ」

「ありがとう。そう言えばまだ、名前を言ってなかったね。私はGHSMAC<銀河間高速機動空母>です。好きなように読んでください」

「トレーネ・フリートなんてどうだ?可愛らしいだろ。俺はヒルデだよろしく」

 ヒルデも上空で食事を済ませ、作戦開始命令があるまでは補給を済ませ、周辺に警戒に当たっていた。

 蒼き彗星隊

 イギリス海峡の制空権は彼らによって常に保たれていた。しかし、そんな彼らに一つの凶報が入った。それは、ロマン研究所<今ではアナハイム総合研究所と呼ばれている>からの試験機の試運転を戦場でしてもらいたいとの事だった。

 イギリス海峡警備の補給をするための帰りをアナハイム総合研究所に変え、帰還した。

「諸君らにはこの機体を試してもらいたい。変形機構を取り入れ、空中での機動性を向上させるためにいくつかの姿勢制御装置を付けさせてもらった。機体は合計で三機ほどしかないが誰が乗るかは諸君らで決めてくれ」

 白衣を着た研究者はそう言い残し、研究所内へ姿を消した。この場に残されたのは蒼き彗星隊だけだった。

 彼らは考えた末に、撃墜数が多い隊長、副隊長、ライル中尉が試験機に乗る事となった。その間に優秀な整備員が蒼き彗星隊の機体の弾薬、燃料補充を済ませていた。

その名の通りのシュガー作戦でしたね。戦車がカーブするところ見たくない?大迫力の様な気がする。そして、一話を見直したところ酷かったのでDAI☆SYUKU☆SEIをし始めました。

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