ハワイ
強襲上陸艦隊を引き連れた総提督の全艦隊<第六駆逐隊、時雨、夕立、那珂、川内、鈴谷、曙、アイオワ、リッター、クトゥルフ>はハワイの制圧に向かっていた。道中に敵の偵察機を見つけたクトゥルフは浮遊物体<以後白狼と呼ぶ>を飛ばすのではなく、製作が完了した45口径41cm連装砲4基の三式浸食弾を発射し大半を侵食させクトゥルフの思い通りに動かせるようになった。
白狼が偵察としてハワイに向かわせている間に泰雅は上陸部隊指揮官と作戦会議を鈴谷で行っていた。
作戦会議の結果、白狼で上陸する沿岸部の反対側に煙幕を散布し、その後に敵の兵力が反対側に集中したのを確認した後に強襲上陸を行う。陣を形成し終えたら敵に降伏勧告を行う。その際降伏したならば、敵兵を全て捕虜にし、将校とは軽いおしゃべり会を行う。
もし、降伏しなかった場合に敵がここには民間人が居ない等の発言をした場合には機関銃、迫撃砲、爆撃の全弾使用許可を出す。
クトゥルフのスカートから白狼が多く発進し、現在いる地点から反対側の沿岸部に移動、煙幕弾を投下し、敵軍基地の上空を通過し偵察を行う。敵軍は数部隊は基地に残し、大半を煙幕が張っている沿岸部に向かった。
「白煙のインフェルノ開始!」
上陸部隊が素早く沿岸部に上陸した後に塹壕を掘り土嚢を設置し、陣を形成し終えた。そして、泰雅は敵の心に直接降伏勧告を行った。
『アメリカ兵の諸君。我々は既に上陸に成功し陣を形成し終えている。無駄な被害を出したくなければ今すぐに降伏しろ』
数分待つも反応が無かった。帝国兵は速やかに戦闘配置に着き敵との交戦に備え、白狼で常に敵航空基地を爆撃していた。泰雅はこれ以上艦隊に損害が出ないように軍港施設を全て破壊し、アメリカ海軍を生け捕りにした。
そして、敵兵が塹壕の形成をし終えたと同時に機関銃を発砲してきた。帝国兵は土嚢の隙間から機関銃の銃口を出し弾幕を張る。
迫撃砲の装填、発射を繰り返し行い敵陣地に爆弾が雨の様に降り注ぎ地面にオウトツができ、運悪く命中した敵兵士の肉片が飛び散った。敵は市街地に設置してある迫撃砲を使おうとしたところリッターに全て破壊されていた。
白狼が煙幕に向かった敵兵士を爆撃中に住宅から続々と銃を持った民兵が出てきた。更にその奥には兵士らが徴集を掛けてるのを発見した。
戦況は日本有利の状態が続き敵軍は防衛ラインを市街地まで引き下げ、建物内から射撃を行う。迫撃砲の弾薬が無くなり短機関銃を持ち最前線に加わる砲兵。更に、粗方の航空基地の爆撃を終わらせた白狼が戻っており、敵兵に向かって機銃掃射を行う。
建物は倒壊し破片が飛び散り両軍に被害が出る。敵兵は速やかに後方に下がり治療を受けるが、帝国兵らは治療を受ける暇なく前線に向かった。
いつしか、敵兵の大半は民兵となっているのが確認できた。しかし、こちらの軍も少なからず犠牲者が出ていた。だが、敵に援軍あれど、帝国軍には全く援軍のえの字も無く、現状戦力で敵正規軍の大半を殲滅させた。
そして、ついに弾薬が底を突いた。しかし、敵兵からかき集めた武器弾薬でまだ、交戦が可能だった。初めて持つ銃に取り扱いは難しかったが、M1ガーランドだけは別だった。限りなく38式歩兵銃に似ていたのだ。違いはボルトアクションか半自動かだけだった。
精密な帝国兵の射撃は次々と民兵、正規兵を撃ち殺し太平洋戦線の将校らがいる本部に到達した。精鋭部隊の不死身の第四分隊が突入し残りが辺りの制圧を行った。
本部にはまだ多くの兵士らがおり、外部、内部共に制圧に時間が掛かった。そして、ついに最後の部屋までやって来た。
扉を開け突入すると既に泰雅により制圧がされていた。しかも、全員を生け捕りにした状態で。生け捕りにされた将校は後日、大洗の収容所に収監された。
その後、陸軍将校らは室内での制圧力の強化を計画したのは言うまでも無かった。
ヒルデ
ドーバー海峡の上空を少女を抱っこしながらドイツ軍が駐留していると思われる地域に向かっていた。
ヒルデの視界には遠方からプロペラ機のプロペラが光を反射しているのが確認できた。すぐさま、銃を片手で構え応戦しようとした。
「妾に任せるのじゃ」
ヒルデが抱えていた少女が宙に浮き、少女が制御していると思われる機械龍が口を敵航空隊に向けていた。そして、その口の中にエネルギーが集中していた。
「フルファイヤー!」
少女の掛け声と同時に放たれた荷電粒子砲<プラズマ砲>は敵航空隊の中心部に命中し、更に周りの機体をも溶かした。
敵航空隊は直ぐに撤退を開始し始めた。しかし、ヒルデの第六感は高度一万M付近爆撃機の反応をキャッチしたが、その後ろにドイツ空軍の誇る蒼き彗星隊が迫っていたので問題ないと確信し本隊への合流を急いだ。
チュウニズムのエンドの青春サイダーが楽しい!クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。今日は軽くタオルを持っていきたいと思います。




