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枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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契約

「大丈夫?」

 ヒルデは以前にも見かけたことのある、真っ白い空間にいた。

「俺は確か、ルナをかばって死んだはずじゃ」

「あんたは確かに死んだわよ。けど、ここは時間が進まないって言ったよね」

「最後の通告、私たちと契約して、みんなと楽しい人生を送るか、あなた一人だけで死ぬか。どっちを取る?」

 ヒルデはこの時間が進まない空間で考えた。

「ついでに伝えておくと、あいつらの目標はあなたとあなたの動力となり得る人物の殺害だから。あなたが死んだところで、あの人たちはあなたの大事な人を殺し続けるから」

「分かった、俺はお前たちと契約をする」

「「ようこそ、人ならざる者の世界へ」」

 ルナ

「起きてよヒルデさん、、、」

 ルナはヒルデの体をただ、揺さぶっていた。

 しかし、ルナは信じれない物を目にした。ヒルデの頭に命中した弾丸の弾が排出され、傷が治ってゆく。そして、ヒルデが立ち上がった。

「ヒルデさん?」

 しかし、ヒルデの体には変異が起きていた。髪の毛が全部淡い金色となっていた。

 ヒルデがルナの方に向くと、目は金と紫のオッドアイに変わっていた。

「ヒルデさん?」

「ふっふっふ。ついに私たちはゼウスを殺すほどの力を手に入れたぞ!少女よ、この者は君の知っているような人物ではないよ。彼の体の支配権は私たちに、、、体が動かない!?」

 体が動かなくなり、焦るルシファーたち。

「やっぱり、そういう事か。生命じゃなくて、支配権の半分を上げる事によって堕天使の能力を半分得る事により、身体能力の向上、生命力の向上、しかし契約相手に支配権の半分を譲渡するわけだから、体を乗っ取ろうとするが、その度に相手にやられる。まぁ、こうして生きていられるのもお前らのおかげだしな」

『『何故だ!体は完全にこちら側の物になったはずなのに!』』

 ルナは何が起こっているのかを理解が出来ていなかった。ただ茫然とヒルデを眺めていた。

「ルナ、閣下の所に行くぞ」

「うん」

 ヒルデはルナをお姫様抱っこをした。その時、ヒルデの背中がうずく。

 数秒後、ヒルデの背中から紫の翼が生えた。

「これは、使えるな」

 ヒルデはドーム内を羽ばたき、出口に向かって移動する。

 ドームから出て、一気に上昇するヒルデは首都ベルリンに起こっている事を理解した。

 天使らが街を破壊している。戦争に何にも関係の無い者まで殺戮している。ヒルデは自分の心に秘めたゲルマン魂が呼び起される。

「酷い。何でこんなことをするの?」

「あいつらの目的はドイツを降伏させることだ。地下壕に向かうぞ」

 地下壕に向かう途中に五人の天使らと交戦した。

 天使らがヒルデに向け射撃をするが、全部避けられ、接近を許してしまう。

 ヒルデは蹴りを入れ、銃を奪う。そして、奪った銃を片手で構え五人を始末した。その後、地下壕へ移動を再開した。

 地下壕には多くの天使たちが地下壕の入り口で交戦をしていた。しかし、反抗が収まったのか内部にどんどん進撃していくのが確認された。

「しっかり掴まっていろ」

「うん」

 ルナが強く服を握ったのを確認すると急降下を開始する。

 地面に到着すると一斉に天使たちが一斉にヒルデに銃を向けた。次の瞬間、一斉に発砲するが、ヒルデは自分の翼で全てを防いだ。

「化け物か!」

「そうだよ。俺はお前たちのおかげで人間をやめた」

 さっきまでヒルデが居た場所にはルナしかいなかった。ヒルデは天使の部隊の中央に居た。

 ヒルデは一人の天使から銃を拝借し発砲する。弾が無くなれば死んだ天使から銃を拝借する。天使も武器を構えるが、構えた者から眉間への精密射撃が行われた。

「敵はとりあえず、全滅か。ルナ行くぞ」

 ヒルデはルナの方へ振り返るが、ルナは人質にされていた。

「銃を下ろせ!この女がどうなってもいいのか!?早く銃を下ろせって言ってんだよ!」

「分かった。十秒だけ待ってくれ」

 ヒルデはそう言いゆっくりと銃を下ろす。その時、天使はヒルデに向かって真っすぐにマグナムを構えていた。

 ヒルデが、天使から拝借した銃を下ろすと同時に発砲音が響いた。

 倒れたのはルナを人質に取った天使だった。

「マクソン。よくやった」

 その天使の後ろには血だらけのマクソンが倒れていた。彼の手にはハンドガンがあった。ヒルデはそれを借りて、地下壕の中に入って行く。

「ヒルデか?」

「あなたは、国防最高司令官のカイテル閣下」

「助かった。マジで死ぬかと思った。君の援軍は大義に値する」

「この子の保護を頼む。俺は、味方の安否を確認しに行く」

「分かった。気を付けろよ。相手はいくら旧式とはいえ、身体能力でその技術の差を埋めるからな」

 ヒルデは、分かったよの合図の様に手を振った。ヒルデは翼を大きく広げ飛んで行った。

「あいつの背中に翼生えてなかったか?」

「あぁ、見間違いじゃない。あいつは人間を超越した存在になったのかもしれないな。それよりも少女よ奥に進め。ここは一番危ない」

「分かりました」

 ルナはヨーブルに言われた通りに奥へ進んだ。



ヒルデの復活を称え、モンスターで乾杯!クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。皆さんは伏線が何処にあったか分かりましたか?答え合わせは次回にします!

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