サバナ防衛
アメリカ
夜間の奇襲としてアメリカの兵士たちはサバナに向かっていた。
「サバナ制圧されたらしいな。まぁ、俺らが取り返すわけだからかわいそうだよな」
「けど、いまだにベネズエラを攻略できていないアメリカ海兵隊ってどうなのよ?」
「ただの軍事費用の無駄遣いだな。きっとドイツと日本を本国から追い出したら俺らもベネズエラ行きだよ。まったく苦労が絶えない職業だよ軍人ってのは」
アメリカ兵が戦車に乗りながら愚痴をこぼす。その愚痴は各戦車内でも行われていた。
「愚痴を言うのはいいが、お前らそろそろサバナだ警戒を厳重にしろ。相手はいつ襲ってくるのか分からないからな」
「隊長も真面目過ぎますよ。本隊はパナマシティに居るからこっちは囮でしょうから。そんなに気を使わなくても大丈夫ですよきっと」
「そう言う行動が死を近づけるのだ。各隊も警戒を厳にしろ。返事は!」
「「「了解」」」
気だるそうに周囲を警戒をするために各戦車の車長が上部のハッチを開けた時何かが通った。
カランコロンっと音が鳴り何かが下に落ちた。下を見た戦車長は急いでそれを外に出そうとするも爆発した。
周りの戦車も同じことをされ爆発してゆく。遅れてハッチを開けた人達はすぐさまハッチを閉めた。
「各隊現状を報告!」
「こちら第一中隊戦車がほとんどやられましたんご」
「第三中隊は全員不真面目でハッチを開けたくなかったため全員大丈夫でーす。第二中隊は真面目過ぎたから全員死んでますよ」
「第四中隊。通称犯罪者中隊は全員ハッチ開けましたが無事でした。これが正規軍ですか。警察の方が強いですね」
「無駄口をたたいてる暇があったら辺りを警戒しろ!まだ来るぞ」
闇夜に紛れ攻撃する。しかし、その姿は見えない。敵の姿が見えないのは恐怖を与える。
「各隊、ここ一帯を探索する、各中隊は小隊まで小さくしろ」
「「「了解」」」
味方戦車の瓦礫を踏みながら敵を探し回る戦車隊。しかし、その姿は発見できない。
「各小隊現状を報告せよ」
何事も無い。発見できないの報告だけだった。
「何もないか。初期の任務に戻るぞサバナに向け出発」
サバナに向かっている時に事件は起きた。
指揮官の乗る戦車がワイヤーを踏み爆発した。それに連動して埋めてあった地雷が全て爆発する。
「あのクソ指揮官。変な置き土産しやがって!各隊前進だここら一帯の地雷はもう排除されてるだろう。こちらの隊長も排除されたが」
臨時指揮官の言う事を聞き前進する生き残りの戦車隊。しかし、伏兵が潜んでいた。
「ミサイル!対戦車兵だ散らばれ!我が軍の兵器を使ってやがる」
「右側から発射されたぞ!」
全戦車がミサイルの発射された方に砲塔を向けたと同時に反対側から攻撃を受ける。
「今はこっちに集中しろ!一斉発射!」
榴弾が右の森林に飛んでいく。しかし、一発も当たった感触がしなかった。
「反対向け!・・・撃て!」
こちらも同様に当たったような気がしなかった。
「正面です!」
正面からポルシェティーガーのラムアタックが来た。その衝撃により戦車内で体を様々な場所に体を打ち付ける。
「砲撃よーい!」
「車長砲撃手が頭を打ち気絶しています!」
車長が代わりに務めようとするもポルシェティーガーの砲撃により大破。
完全に指揮系統を失った戦車隊は撤退を始めた。
しかし、敵はそれを許すはずもなく後ろからポルシェティーガーの砲撃が飛ぶ中撤退をした。
日記
貴重な戦車を失った。しかし、我が軍はまだ最精鋭の戦車隊を残している。この部隊の訓練はヘレナにて行わているとの事。
最精鋭の戦車が前線に到着すればドイツ、日本など虫けら同然だろう。それに、最近日本がヘレナに攻勢を仕掛けたとの情報が入った。今頃日本軍は後悔しているだろうなヘレナを攻めたことに。
こちらは隊長を失った事により俺が昇格して隊の指揮を務めることになった。M3からM4でも戦車をグレードアップするのも悪くはない。今日は申請書を提出してみようか。
「ふぅ、何だが外が騒がしいな。墓参りでもしているのか?」
隊長が居なくなったことにより、自動的に昇格し新たな隊長を務めるアメリカ兵がテントを出たら辺りには銃弾が飛び交う戦場となっていた。
戦車は全て破壊され、兵士も撃たれて倒れていた。しかし、まだ交戦は続いていた。
「どうしたんだ!」
「敵襲です!敵が攻めて・・・・」
頭を撃ち抜かれ倒れる兵士。
上を見るとバレルロールをし弾丸の回避をしつつ攻撃する敵が居た。
敵が通ったた後には赤い残像が残り誰もがその姿を凝視していた。
「これが噂の深紅の死神か。この悪魔め!」
ポーチからハンドガンを取り出し上空に飛び交う深紅に死神に向かって撃った。
しかし、当たることも無く射殺された。
アメリカ兵視点オンリーってのも初めてのような気がするクソ雑魚ナメクジのまきゆづです。深紅の死神はご存知の通りヒルデです。こいつを止められるのは誰もいない。




