ミッドウェー海戦の予兆
「これより、大日本帝国の一大攻勢作戦アメリカ軍大包囲作戦。通称フェンリルの牙の説明をする。現在我が国は太平洋側を全て占領した。更には心強い新型戦車も続々とこの戦線に到着しつつある。しかし、まだこの戦車は全部隊に行き届いてはいない。そこで、海軍と協力し一大輸送を実施した。陸海の全輸送艦を使いこの戦線に現在生産が完了している分だけの戦車を運搬居てもらっている。その間、我らは徹底的に偵察を行い。最短ルートで敵の防衛線を破壊包囲それを上下の戦線で一斉に行う。その間、中央の軍は敵をその場で足止めをする。これより、フェンリルの牙の足掛かりを作る、バハムートの遊戯を行う。各軍より偵察隊を編成しフェンリルの牙が生え変わるまで偵察を行え。以上。フェンリルの牙が生えたら再度召集を掛ける」
陸軍将校が会議室から去ると各艦の艦長らが集まり海軍の作戦会議が始まった。
「これより、海軍だけで行う北アメリカ制圧作戦を説明する。現在陸軍には休憩が必要だ。それにより、この作戦は我ら海軍のみで行う。現在海兵隊の数は15師団ほどになっている。これを全て強襲上陸艦に乗せ北アメリカの制圧を行う。これの完全制圧こそが勝利への一歩だ。相手に残された軍艦はあまりにも少ない。よって、制海権と制空権は圧倒的に取りやすいはずだ。しかし、もしもの時を考え艦上攻撃機の流星の数機搭載しておけ。制海権、制空権の確保に成功したら、我が軍最高峰の爆撃機連山で空爆を行う。陸軍の力を借りずに北アメリカを制圧することが海軍の強さを証明する方法だ。諸君らの一層の奮闘に期待する。これにて、会議は終了解散だ。おっと、作戦実行は明日の早朝からだ」
各艦の艦長は自分たちの船に戻った。泰雅も睡眠を取るためにリッターの中に入った。
「忙しいですねマスター偶には休憩したらどうですか?」
「この戦争が終わったらそうさせてもらうよ。楽しい学園ライフでも送ろうかと思ってる」
そう言い泰雅は眠った。しかし、泰雅の心には少し慢心っという感情が生まれていた。
「総員発進!陣形の構成は谷口尚真艦長に任せる」
「各艦空母の守りを重視し輪形陣に艦隊を展開。空母を中央に入れろ。周辺の艦はある程度回避行動が出来るように間隔を開けろ。艦隊抜錨!」
谷口館長による指揮により迅速に陣形が展開されていく。その間泰雅は赤城の甲板に乗り、リッターの最終確認をしていた。
「最終チェック完了」
チェックを確認し終わるとコックピットに入り時が過ぎるのを待っていた。数時間が経過し一つの無線が入った。
「こちら輸送艦隊アメリカ海軍の攻撃を受けている。至急援護を要請する。真珠湾にも支援要請をし、現在駆逐隊が抜錨し向かってきている最中だが、圧倒的に戦力が不足している。敵には戦艦や空母も確認できた。今は雨天により航空機はいないものの、雨天はいつかは止む。しかし、現状空っぽの輸送艦が囮になり本隊は全速力で駆逐艦と合流を図っている。しかし、今の仲間がやられている。早く援護に来てくれ!」
「総提督どうしましょう。我々は強襲上陸艦を孕んでいます。このままいくのは得策ではないでしょう」
「しかし、輸送艦の全滅。即ち、陸軍の作戦の失敗率も上がる。ここは、部隊を再編する。空母隊三隻、戦艦六隻、重巡7隻、軽巡十五隻、駆逐艦二十五隻をミッドウェーに向ける。この艦隊の指揮は私が執る。谷口提督は北アメリカに向かってくれ。健闘を祈る。赤城、加賀、瑞鶴、そして、戦艦長門、陸奥、金剛型全艦、重巡洋艦愛宕、高尾、古鷹、加古、那智、足柄、最上、軽巡洋艦天龍、龍田、球磨、多摩、北上、大井、木曾、長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈、那珂、神通、駆逐艦、第六駆逐隊、陽炎型全艦。こちらも輪形陣を形成しミッドウェーに向かうぞ」
名を呼ばれた艦は陣形を離れ、空母を中心とする輪形陣を形成しミッドウェーに向かった。
「各艦は周辺の警戒を怠るな。敵は常に自分の心だ。慢心は戦争が終わってからにしろ。武勇伝を語るのも戦争が終わってからにしろ。各艦最大船速!」
数時間が経過した。そして、再度輸送艦からの通信が掛かって来た。
「こちら輸送艦隊、駆逐艦隊が合流した。しかし、災厄な事に天候が晴れた。これにより、敵の航空機が発艦するだろう。それと、空の輸送艦は全艦が沈んだ。新型の戦車の量が多かったため空きが少なかった。それよりも、早く来てくれ。駆逐隊もそう長くはもたない」
「了解した。こちらからもいつでも発艦発砲できるようにしておく。駆逐隊を信じその場を急速に離脱しろ」
「了解」
無線が切れると泰雅に焦りが見え始めた。
あーwwwこれは輸送艦の運命を決めるのが泰雅の指揮になりますね。それと、次回はその駆逐隊のお話ですよ。まぁ、前回例で全く別の話をするかもしれませんがその時はツイッターのDMで嘘乙とでもかいてください。




