表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
57/90

ロシア戦

 ポーランド戦線

「こちら、ヴォイテク隊定時報告、以上なし」

「敵こないね」

「きっと来るさ。今はもう冬に備えて食料の備蓄用トラックに積み込んでるだろうね」

 前線で偵察を任された二人の青年。ロシアが宣戦を布告したため訓練途中だったが急遽戦場に向かう事となった。

「俺らいつになったら帰れるんだろうな」

「以前の軍人たちは“クリスマスまでには帰れるだろう”って言ってたらしいな。何でクリスマスまでに帰れると思ったのか不思議だ。確かに新兵器の登場は予想外だったと思うが、他にも自国の生産能力の低下を防ぐために短期戦争はよく起こった年だったからって言う説もあるらしいほどだからな」

「新人ども!」

「隊長どうしたんですか?」

 後方で待機している隊長が何かを袋に入れて持って歩いてきた。中を見るとそれはケーキだった。

「おそらく、長くはクリスマスを祝えないかもしれないだろ?次のクリスマスの分まで祝っとくぞ」

「「分かりました」」

 そういい隊長はドイツから支給された紙皿にケーキを乗せ、更に日本から支給された紙コップにリンゴジュースを淹れた。

「メリークリスマス!」

「「メリークリスマス!」」

 戦場にいるにも関わらず大きな声で乾杯した。青年たちはこれから起こる地獄が近づいていることに気づかなかった。

 ケーキを食べていると地面が揺れた。双眼鏡を手に持ち塹壕から顔を出すと帝政ロシアの国旗を掲げ突撃をしていた。双眼鏡で詳細を確認すると、トラックや戦車などが一台もなく銃が二人一丁という状態だった。

「お前ら退くぞ。防衛線ではドイツが合流している。そこで、あいつらを仕留めるぞ」

「「はい」」

 しかし、彼らが防衛線に帰ってくることは無かった。

 フィンランド戦線

「武器の整備は怠るな。このBT戦車が我らの生命線だ。ドイツはこちらに向かっているが、到着には時間が掛かる。その間は我らだけでこの防衛線を死守するぞ!我が領土にロシア共の足を踏み込ませるな!」

「「「オウ!」」」

「ジーク・フィンラン!」

「「「ジーク・フィンラン!ジーク・フィンラン!」」」

 一人の偵察兵が息を切らしてきた。

「ロシアが進行を開始しました!敵兵力は歩兵隊が大半を占めていますが、BT5、BT7も見かけました」

「聞いたか!戦車乗りは今すぐ戦車に乗れ!歩兵は塹壕に入って機銃を構えろ!対戦車兵は弾を味方にあてるなよ!」

「「「了解!」」」

 雪や草で隠していたBT42に乗り込んだ戦車から順に敵軍に向かい吶喊し始めた。対戦車兵も弾薬を装填しいつでも撃てるような状態になっていた。

 ソビエト戦線

「同志どうなさいますか?」

「不幸中の幸いとしては、最新の戦車がこちらに保管してあったことだな。寝返った将兵たちはどれくらいだ?」

「いないです」

「へ?いや、一人ぐらいはいるだろう?ブリュヘル、トゥハチェフスキー、エゴロフの三人はトロツキストだろ?」

「そうですが、同志が機密にドイツと友好関係を築いていたことがいつの間にか流出しており、本来なら確かにロシアに付くはずだったのですが急遽こちら側に加わったようですね。現在あれらの軍を指揮しているのはトロツキーだけです。流出した原因はおそらくですが、ヒルデと言う軍人にかかわり過ぎだった事ですかね」

「まぁ、どちらにせよよかったことだな。それより、陸軍将校らを呼べ」

「ハッ!」

 秘書が部屋を出て行った。スターリンは秘蔵のワインを取り出した。

「始まりはこの一本のワインから始まったな。っふ、今でも昨日の様に思い出せるぞ」

 それは、第一次世界大戦のことだった。ヒトラーとスターリンが初めて会ったのは雪山の中だった。ヒトラーは偵察として雪山を越えていると木の下敷きになったスターリンを見つけた。ヒトラーは初めは殺そうとしたが、何かが惹かれあい銃を下ろし木を退けた。

「大丈夫か?」

「あぁ、ありがとう。でも何故敵である俺を助けた?」

「俺の予感が殺すなって告げたのさ」

「ふっ、戦場でそんなことを言う奴は初めてだ。ここで会ったのも何かの縁だ俺はヨシフ、ヨシフ・ビサリオノビチ・ジュガシビリ」

「俺はアドルフ、アドルフ・ヒトラー。俺はいつか国家元首になる。その時にはお前にワインを送ってやるよ」

「それじゃあ、頑張るのだな。 貴様は俺の家の場所を探さないとな」

 そう言い残しヨシフは去って行った。振り返りが終わる頃にドアがノックされた。

「失礼します」

「入れ。作戦会議を行う」

 ジェイコフ、ロコソフスキー、コーネフは席に座った。

「これより、対ロシア攻略作戦通称バグラチオン作戦を作成する。この作戦の成功のカギは枢軸国が握っている。彼らもこの作戦の一加盟国だ」

 動揺は走らない。ここに居るのも達は全員それを承知で来ていた。

「それではまず、防衛線を作成しましょう。今の防衛線でも耐えれますが、反転攻勢時には少し火力が足りません。T34/76とT34/85並びにIS-2の使用許可をお願いします」

「許可しよう。それと、カチューシャも必要だろう?」

「はい、砲兵を準備させる間に活躍してもらいます。質問なのですが、何故枢軸国が勝利のカギを握っているんですか?」

「ふっ、老いたなジェイコフ、考えてみればわかるだろう。相手は現在三正面で戦線を張っている。ここに、日本が加わってみろ相手は四正面になる。一方が攻勢を仕掛けたらそちらに戦力を割かなければならない。相手はとにかく一国でもいいから降伏させなければいけない。だが、ポーランドはドイツの後ろ盾がある。フィンランドは我が国との交渉にて、BT7の開発プランを買った。それにより、フィンランドの軍事力は今のロシアを凌ぐものだろう。相手にはそもそも、IS-2は無い。T34も無い。あるのはBtシリーズとIS-1だけだ。」

「それと同志、KV-2の使用許可はいただけますか?」

「いいとも、榴弾で敵歩兵隊を焼き払え」

「ドイツより入電。ロシアがフィンランド、ポーランドに攻勢を開始したとの事です」

「こちらとしては防衛線を作り直す時だな。直ちに防衛線を作り直せ。進攻の立案は諸君らに任せる」

「我が国に勝利を」

 そう言うとスターリンはワインを開けた。

「失礼しました」

 全員が部屋から出て行くとワインをがぶ飲みし始めた。

ファファファファふぁっきゅ。クソ雑魚ナメクジのまきゆづですのよ?更新たっのしー。テストも終わり、とても楽しい日々が私を呼んでいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ