ドイツ海軍抜錨
「諸君アメリカ海軍は日本によって壊滅した。これによって我が海軍の必要性はイギリスだけになった。早速ニューヨークに向かって強襲上陸をしかけようと思うがどう思う?」
「閣下それよりアメリカ海軍には潜水艦がいると思うんですが?それらはアウトオブ眼中ですか?」
「当たり前だ。我が軍には新たな仲間のゆーちゃんがいるからな」
少女になった総統閣下の後ろに隠れている少女が顔を出した。少女はぺこりとお辞儀をすると再度総統閣下の後ろに隠れた。
「それで、全陸海空将校に集まってもらったのはこの作戦のためだ。お前らこれをどう思う?」
そこにはスターリンから秘密同盟の誘いが書いてあった。皆はそれを眺めると頭を抱えた。
「閣下直ぐに断るべきです。これは赤共の罠です。同盟を組ませこちらの国防軍が薄くなった瞬間にポーランドごと併合する気です。なので私が却下した方が良いと思われます」
「いや待て。これはもしイギリスが参戦してきたときに使えるかもしれないから保留と言う事でどうだ?期限記載されてないようなので」
「そうだな。そうしておこう」
「そうか、皆の意見ありがとう。んっん!これよりアメリカ攻略戦、ヤクトフリューゲンドラッヘ作戦を開始する!この作戦には陸海空のすべての協力が不可欠だ。諸君らのコンビネーションを見させてもらうぞ!」
「「「了解!」」」
将官らが次々と部屋から出て行った。残ったのはいつもの人たちとゆーちゃんだけだった。
「ユーちゃんはオットーっていう人の後を追うんだよ分かった?」
「うん!」
ゆーちゃんは部屋から出て行きオットーの後を追った。
「それで、君達は何の用だ?」
「我がドイツの主力のヒルデ隊もとい死神隊の件で話があります」
「話せ」
クレープスが一つの書類を提出した。
「これはフランスからか?」
「そうです。彼らは一時的にベルサイユ条約を一部を取り外しの許可が出ました。それは陸軍の軍拡と海軍の拡張のみですが。それで、ヒルデの部隊を強化しようと我ら三人でまとめた結果戦車を数台送る事となりました」
「おそらくだが、ヒルデは拒否をするだろうな。戦車と言うのはパッと見は圧倒的防御に優れていると思うが相手が戦車だとそれも無意味になる。なら運動性が高い方が攻撃にも避け易いからっと言って受け取らないだろう。その戦車は他の機甲師団に回せ。機甲師団の本領は上陸してから発揮される」
「分かりました。では私たちも失礼させてもらいます」
三人は部屋を出て行った。残ったのは閣下とゲッペルスだけだった。
クデーリアン
「海風が気持ちいいな。そう思わないかロンメル?」
「そうですね。私たち将校もこの強襲上陸艦に乗って行くんですよね戦車を乗せて」
「いや、俺らと戦車は輸送船で行くんだ。俺らは現地で電撃戦の詳細な進撃ラインを引いて、そこにどう行くかを説明するだけだ。その為今はアメリカの地形表とにらめっこをしないといけないな。分かったか?」
「分かりました」
クデーリアンとロンメルがアメリカの地形表をずっと眺めているうちに強襲上陸艦が何百機も発進していた。それに合わせドイツの唯一無二の海軍も抜錨していた。
デーニッツ
出発前の最終ミーティングが開かれていた。
「我らが攻めるのはここニューヨークだここはかなり大きな軍港があるので補給ラインはばっちり確保できる。まず初撃として近接支援機で軽く爆撃をした後に三方面から一気に強襲上陸を掛ける。おそらく、ここは首都に近いのでそれ相応の軍が駐留居ているだろう。だがしかし、ここは囮だ数名の兵士には申し訳ないがここで散ってもらう。その為に準備させた携行型対戦車ロケットだ。これを相手の要塞や軍港にぶち込む。その間に本体はフロリダに向かい占領をする。ここからは陸軍の仕事だ。我らは陸軍が来るまでそこを死守する必要がある。ここの死守に成功したら後は軍港で警備をしたり、住民に配給をするだけで充分だ。絶対に国民には手を出すな。分かったな。各部隊に伝達を開始!」
各部隊の隊長が自分の部隊に向かった。デーニッツは最後になるかもしれない煙草を吸った。
各員が準備をでき強襲上陸艦に乗り込んでいた。デーニッツ提督もドイツの旗艦ビスマルクに乗り込んでいた。
「総員、最大船速アメリカに向け進軍開始!」
ドイツの海軍がアメリカに向け旅だった。国民はそれを眺め歓声を上げていた。その海軍の下にはドイツの潜水艦隊がいたことに誰も気づかないだろう。
アメリカに向かう最中にイタリア海軍とフランス海軍とも合流をした。デーニッツはフランスの旗艦にボートで向かった。
「私は貴軍に合わせよう。デーニッツ提督よ」
「ありがとう。私たちは今ニューヨークに向かっている。そこで艦砲射撃を数発そして戦闘機による近接爆撃を数回行った後に我が軍の対戦車部隊が軍港を破壊しに向かう。私たちはその間にフロリダに向かい占領する。その後陸軍の到着を待つ。以上だ」
「分かった。それでは貴公らに栄光を」
「栄光を」
デーニッツは再度ボートでビスマルクに戻った。そしてその間にユーボート潜水隊はフロリダに向かった。
数日かけて海を進んでいると敵の偵察機が見えた。それをフランスの戦闘機が撃ち落とした。それを機にドイツ、イタリアも偵察機を飛ばした。デーニッツ提督は最後の激励を行った。
「諸君!この戦争できっと我らは多くの友を無くすだろう。それでも、我らはこの苦しい戦争を成し遂げなければならない。そうしなければ諸君らの友人や家族が目の前で虐殺をされるかもしれない。それを、自分の命を犠牲にすることで防げるとしたら、諸君らはこの戦争で散る覚悟はあるか!」
「「「あるぞ!」」」
「諸君らの家族、恋人を守りたいか!」
「「「守りたい!」」」
「ならば諸君らの命を私に預けろ!」
「「「分かりました!」」」
激励が終わるころには海岸線が見えてきた。
「諸君!戦闘配備急げ!」
「「「了解!」」」
全員が戦闘配備についた。そして副官がデーニッツの隣にやって来た。
「やっとわかりましたよ。どうして提督が仲のいい者同士を離れさせたか。これなら全員が友のためと思って戦いますね」
「そうだな。だが、私たちの苦しい戦いは始まったばかりだ。本当に苦しくなるのは末期になってからだ。気を抜くな」
「了解しました」
どうもこんばんはクソ雑魚ナメクジのまきゆづです。すこし、すこし早ければ11日更新だった。畜生!




