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枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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演習許可

 朝です。ヒルデは予定どうりの時間午前七時に起きた。アリスの翼によるガッチリガードがいつの間にか解けていた。{予定どうりだな。早速少女天皇の簡易的な会議室がある横鎮に向かうか}

「ヒルデ、聞こえるか?私だポルシェ博士だ。以前の君の意見を取り入れた銃が、まだできなかったから明日取りに来てくれ。君の余計な意見が無ければ今日の夜頃には完成したのだがな。威力、見た目そのままで装弾数を多くしてくれなんて、私以外出来ないじゃないか!」

 無線からポルシェ博士の愚痴やその他もろもろの自己満足的発言が聞こえたが気にせずにヒルデは外に出た。

「この平和もいつかは崩れるのか、、、儚いな。日本の歴史には永久に存在するものは無いという事を聞いたことがあるが本当なんだな。行くか」

 ヒルデはいつもと同じようにエンジンを点け飛んだ。今日は曇りで雲より下で飛行した。

 泰雅

 泰雅は現在曙から逃走していた。理由は前回を見ろ。{曙はおそらく寮内を駆け回っているだろう。まぁ、私は開発所内に隠れるけどな。以前は失敗したが段ボールで絶対逃げ切ってやる}

 泰雅は開発所に提督権限に入り、建造所に入り込んだ。手ごろな段ボールを見つけ中身を全部出し、隠れた。{ばれない、ばれない}

 ガチャリと扉が開く音が聞こえた。

「今日も今日とて一日20時間の勤務か、早く完成させて長い休暇でも提督に要請しとこ。なぁ、みんな」

「「「そうだよ」」」

「じゃあ、始めるか。四名が足のパーツを製造は昨日終わったから、組み立てだ。四名単位で各種パーツを組み立て開始!」

「「「おう!」」」

 約20人ぐらいの人たちが建造を始めた。

「やっぱ、人型兵器の開発はロマンがあるからついつい無駄な機能を付けるよな俺ら」

「今回は、人の感情によって人型兵器の性能が変化又は覚醒する装置を作っちたもんな、そのせいで昨日は三食食わずに深夜6時まで働いたよな」

「ほんと、誰だよこれ作ろうぜって言ったんだよ」

「「「俺らだよ!」」」

 男たちは話しながらも迅速かつ丁寧に組み立てていた。泰雅はその会話を聞いていた。{日本ってかなりブラックだった!?}

「ここか!」

 曙が怒りマックスでやって来た。研究員たちの集中力はもの凄く、こんな状態でも何かを話していた。{ばれてなーい、ばれてない~い}

「ここには居ないのか」

「提督ならここのどこかに居ますよ」

 {おい警備員変な事言うな}曙が泰雅の方に寄って来た。

「これのどこかに居るのね。これか?違う」

 {やばい、やばい、やばい、やばい!}泰雅はこの決定的な敗北に耐えられなくなったのか段ボールを思いっきり投げた。

「居た!待って、怒ってないから。ね?」

「ほんとぉ?」

「うん」

 曙の返事を無視して全力で走り出す泰雅。今度は医療施設に駆け込んだ。そして、薬品所に入った。

「完成したぞ。後はこれを生産すればクリスタルウィルスを無力化できる。後はこの試作品を誰かが使う前に処理しないと、、、あれ、ない?一つは天皇が持ってったのを知っているのだが。もう一個はどこ行った?」

 彼が研究を完成させた瞬間に泰雅が注射器と試作品を拝借した。何故かは分からない。

「どうしようかな。とりあえずこの薬がいったいどんな効果をもたらすかを考えるべきかな」

「クソ提督!」

「とりあえず、賭けだ使おう」

 泰雅は自分の腕に躊躇なく刺した。{めまいがする、ここで倒れれば楽になれるだろうが曙が前に居るからここで失神は絶対に出来ない。耐えるんだ}泰雅はフラフラしながらも逃げ始めた。

「大丈夫?」

 曙にそう聞かれても全力で逃げ始めた。{気持ちがかなり悪い。今にも心が砕け散りそうだ}その時だった。{あれ、かなり楽になったぞ}

「提督!」

「あっ、やべ」

「どうしたのさっき。本当に心配したんだからね<心配させないでよ。私を救ってくれたのは君なのに君がいなくなったら私はどうすればいいの>」

「すまない」

 {人の心の声が聞こえる。どういう事だ。これがあの薬の効果なのか?}泰雅と曙は一緒に提督室に戻った。

 ヒルデ

 {到着。会議所は、あそこだったな}ヒルデは高度を落としながら会議室の目の前にやって来た。

「失礼します」

「どうした?」

 そこには総大将軍服を着た少女が居た。そう彼女こそが少女天皇だ。

「陸軍と演習がしたいのですが」

「分かった。陸軍の一個中隊に演習要請を送っておく。それで、こちらにも話があるのだが。君達にはアメリカ戦線の最前線に行ってほしいのだが、問題はないか?」

「大丈夫です。我が小隊は精鋭ですので」

 ヒルデは自信満々にそう言った。

「緊急通信です。かねてより選挙が長引いていましたがついにアメリカ大統領がルーズベルトに変わりました!あっ。アメリカの全世界放送です!」

「諸君らよ。南米のベネズエラが現在どうなっているか知っているか?ベネズエラは独裁者社会になり果ててしまい現在は国民が悲しんでいる。我らアメリカはベネズエラ国民を助けるためベネズエラに宣戦を布告する!いまこそ、民を独裁者の魔の手から救うときだ!連合国はこのベネズエラ国民の危機を見過ごしベネズエラ周辺諸国も危機にさらされているのに救いの手を伸ばさずに何が連合国だ!人々と正義の国を守るのが連合国の仕事だ。我々はそれに代わり、ベネズエラ軍に対し明日攻撃を開始する。我に続く者は直ちに連合国から脱退し国民主義連合に加盟したまえ!」

「話が狂っている。ベネズエラは確かに独裁者政治を行っているが国民にちゃんと農業や工業そして経済が安定するまで食糧を配布しているはずだ。現に、この報告書にもそう記載されている。私たちはアメリカに行動をさせないためにベネズエラ首相と対談したのだ。枢軸国のみ石油を輸出代わりに我らが石油装置の譲渡と採掘員の派遣そして、食糧を有り余るほど送っているのにこんな事態になるとは。ルーズベルト侮れんな」

「緊急通信です。今度はドイツからです」

 アメリカは音声だけだったがドイツは映像も付いていた。演説台に立っていたのは総統ではなく少女だった。

「枢軸国そして、連合国の諸君。アメリカの放送を聞いていたか。彼らの言う事は嘘である。その証明はもうできている。私は各国に一つの書類を送った後日それを信じるか信じないかは諸君らの勝手だが今私はここで宣言をする。ベネズエラは独裁者政治をしているが国民に配給をしている。そう、日本食をだ!これがどういう意味か分かるものは多いはずだ。各国に必ず数店舗ある日本の食文化を広げるために活躍している日本屈指の飲食店がベネズエラで無料で配布しているのだ。諸君らも知ってのとうり日本食は味、栄養、見た目の三拍子が揃った食べ物だ。アメリカの言う国民が悲しんでいるのはアメリカの圧政によってさまざまな国との貿易、外交が禁じられているからではないのか!我が国は以前より、日本と同じく食糧、資源を送っていたがある日その輸送船が帰ってこなかった。燃料は向こうで補充してくれるとの約束だったのでその可能性はない。何故ならベネズエラは石油を産出できるからだ!アメリカはこれを知り、圧政をしスパイを送り周辺諸国にもあたかもベネズエラ国民がやったかのような破壊工作もした。おそらく、国民も殺しているだろう。それを、信じて無害な国を滅ぼしてどうする!気づくのは既に手遅れになってからだ!我が国ドイツはそれを昔経験した。日本にはこんな言葉がある、賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ。貴様らはどっちになる。賢者か愚者からそれを決定するのは君達国民の仕事だ各国の国民よ今こそ立ち上がれ!アメリカは先の大戦ではヒーローだったかもしれない。だが、今は違う。何故ならもうその首相は無くなっているからだ!大戦時、我が国ドイツは様々なものを失った。よき隣国だったオーストリア=ハンガリー帝国この国はアメリカにより分解された。各国の国民を愛しているアメリカがなぜこんなことをした!それは、当時もっとも強かったこの国を弱体化させ、いつしかの大統領が欧州を駆逐しやすくするためではないのか!現に我々の輸送隊員の家族は夫が死んだと聞いたら全員泣き崩れ、私に夫を返してと更には夫を殺した人に復讐をと言われた。だがしかし、我々は報復をしなかった。何故なら悲しみの連鎖を停めなければならなかった。復讐心で人を殺しても何も変わらない。その友人や恋人が悲しみを味わうだけだ。我が国はベネズエラ保護のためアメリカに宣戦を布告する!欧州の諸君いや、連合国の諸君は私たちに力を貸してくれ!」

 その言葉で演説は終わった。

 英仏会議

イギリス<無能首相>}「どう思う二人の演説を」

フランス}「どちらも、野心に溢れておる。だがしかし、ドイツは一つの書類を送ったと言った。それが本当ならイギリスには直ぐに届くはずだ。それを見てから行動しよう」

イギリス秘書}「失礼します。ドイツからの書類です」

フランス}「どれどれ。・・・これは、日本、ドイツ、イタリアの活動報告か。しかも、一人一人サインを書いてあり三国でのベネズエラ支援についての書類だ。これが偽装されている可能性は無きにしも非ず。だが、アメリカは何も証明するものが無い。どう動くべきか」

イギリス}「連合国はどちらの戦争にも加担しない。何故なら、この書類は高確率で偽装されている。枢軸三国はここ数年で日用品の技術が高くなっている。まぁ、そのおかげで楽に生活出来てるんだけどね。それに、枢軸国とアメリカの国力が低下するのはとても都合がいい」

フランス}「だが、ドイツの言っていることが本当だったらどうするんですか?我が国は無能と称されますよ。そして、各国がドイツを主軸とした大きな連盟を作るかもしれません」

イギリス}「そうはならんよ。ドイツはヴェルサイユ条約によって軍拡もままならん借金を負っているからな」

フランス}「ドイツは借金をもう返済し終えてます。このことから、ドイツはおそらく軍拡をしてると思います。ここはドイツに恩を売っとく方がいいかと思う。それに、やっぱりベネズエラは無害のような気がする。有害ならすぐにでも報告があるはずだ」

イギリス}「好きにすればいい。我が連合国は絶対に何もしないけどな。どの国にも肩入れはしない。肩入れした国が負けたら次は俺らの番になるからな」

フランス}「・・・脱退します。私はべネズエラのために立ち上がります!」

 フランス首相ルブランが会議室から立ち去った。


クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。演習許可ではなく戦争許可ですねはい。やっぱり、こうでなくっちゃ内政のことは書くのは大変ですし、めんどくさい。そして、ついに次回戦争勃発。フランス軍はどういう対応をするか楽しみですね<本当にもうちょっと話を伸ばす予定だったが絶対に速く戦争始めろって言われそうだからやめとく。{まぁ、友達に言われた}>まぁ、表現はなるべくグロくするんで頑張るんで。次回も楽しく待っていてください。なお、二か月後になる可能性が高い

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