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枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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武器商人と旅9

 ヒルデはとにかく武器の整備をした。これが今の自分に出来る事の限界だとわかりながら。

「ヒルデ、どこにも行かないで」

 またアリスの寝言だ。彼女もヒルデと同じ夢を見ているのか夢に(うな)されている。ヒルデはアリスの顔に手を当てて更におでこに自分のおでこを当てた

「俺は何処にも行かないよ。だから安心して、絶対に君が何処にいても必ず俺が迎えに行くよ。例えそれが自分が死のうとも」

 ヒルデはそう言ってアリスの頭を撫でた。

 翌朝

 {寝てしまったのか。アリスは?}ヒルデはベットを見るとアリスはそこでまだぐっすりと寝ていた。

「アリス、起きて朝だよ」

「分かった」

 そう言ってアリスが起きた。ベットからアリスが起き上がるとヒルデはメリアを起こした。

「起きろメリア」

「すいません、ヒルデ隊長」

 アリスは洗面所に向かう途中でこけかけたがヒルデは支えてこけなかった。

「危ないな、ちゃんと起きてるか?」

「起きてますよ。馬鹿にしないでください」

「お前それ自分だぞ」

 アリスは鏡の自分に向かってそう言っていた。ヒルデは近寄って水道の水を出し、アリスの顔に水を掛けた。

「これで目が覚めただろ?」

「、、冷たい」

 ヒルデはタオルを手にもってアリスの顔を拭いた。メリアは準備が出来ており、早速朝食会場に案内してもらった。

 朝食会場に着くまでアリスはいつもどうりヒルデの手を握っていた。

 今回は誰よりも最初に着いた。勿論みんなが着くまで待機をしていたが全員一斉に到着した。

「ヒルデさん今日は早いね。これは今日は雷が当たりそうだね」

「不吉なこと言うなよ」

 みんなが笑った。そして、全員席に着いた。

「いただきます」

 今回のアリスはちゃんとヒルデの隣でご飯を食べていた。

 今日の朝食一つのお皿にパン、目玉焼き、ウインナー、ベーコンが乗っていた。みんなはパンに目玉焼きを乗せたり、ベーコンを乗せたりして食べていた。アリスはパンを食べた後にベーコンや目玉焼きを食べていた。ヒルデはパンを二つに分けウインナー以外を挟んで食べていた。

「ご馳走様」

 今日の朝食は何事もなく終わった。それだけでもヒルデの負荷は少し減る。

「みんな、今日でドイツの国境線を越えるよ。そのままベルリンに行ければいいけど行けたらなおよし。十時に出発だよ」

「「「了解」」」

 みんな自室に戻った。ヒルデもアリスとメリアを連れて部屋に戻った。

「そう言えば、何で俺の服を着ているんだ?」

「これしかなかったから」

 ヒルデはメリアに視線を送る

「私の服は彼女のサイズに合わなかったから、ヒルデ隊長の服を借りました」

 ヒルデは軍服を着て準備を整えた。ドイツ軍とばれないようにソ連で居酒屋を探している時寒くて買ったけど結局着なかったコートを用意した。

「行くよ」

「うん!」

「了解」

 ヒルデはバッグを背負ってアリスと手をつないで集合場所に向かった。

「ヒルデさん時間丁度。今度は五分前に来てね」

「はいはい」

「その黒いコートいいね。死神みたいだよ」

「皮肉か?」

「違うよほめてるだけだよ。じゃあしゅっぱーつ!」

 ヒルデはバッグをメリアに渡しアリスと飛んだ。

「じゃあいつもどうりに索敵任せたよ」

「了解した」

 そして、またいつもと同じように空での索敵が始まった。

 空を飛び始めて数分後

「アリス、君達はどうやって天界からこっちへ来るの?」

「私たちは転送装置でいろんな年代に行けるんです。けどあと一つ方法があって天界から飛び降りる事です。私たちはそれを堕天って呼んでいるんです。それを行うと一生天界に戻ってこれないって噂があるんです。地上から戻る時だと、緊急転送と再転送と駆け上りです。緊急転送はその天使に命の危機が迫った時に自動的に発動するんですが、私の場合だとヒルデが蹴ったせいでその機械が壊れてしっまって帰れなくなったんですがね。再転送は一回だけ転送できる小型装置が渡されるんですけど、やっぱりヒルデとの戦いのときに破壊されて帰る事が完全にできなくなったっといいたいところですがまだ一つあってそれが駆け上りです。それはものすごいスピードで天に向かって移動すると天界に到着するらしいんですが。それを実現するには不可能と言われています」

「そうか、一回天界に行ってみたかったけどな」

「殺されちゃいますよ」

「絶対に殺されないよ。お前を一人にしちゃうからな」

 その後は何も会話が無く、敵も見えず快適な空の旅をしていた。途中でアリスの翼が疲弊していたのでヒルデが抱っこして移動した。数時間後にはドイツの国境線が見えてきた。

「ヒルデさん降りてきて。ヒルデさんがいると簡単に国境を越えれるから」

ヒルデはメルトの乗る車両に向かった。

 ジープの上に来たらそのまま高度を下げて屋根にとりついた。そして、助手席の扉を開けてアリスを座らせた。ヒルデはそのまま屋根うえで待機していた。

 数時間後にはドイツの国境線に到達した。

「すいません、入国管理が少し手間取って、、ヒルデ上級大尉!お疲れ様です。どうぞこちらへ」

「すまない」

 ヒルデたちは優先的に入国管理所に案内された。

「パスポート、、ヒルデ上級大尉でしたか」

「武器商人達だポルシェ博士の研究に必要なものを運んできた」

「そうですか。ではどうぞ」

 そう言ってヒルデたちは道路にある人が立っているだけの入国管理所を通過した。

 入国をして、数時間後には太陽が沈み月が顔を出していた。目の前にはベルリンの街の光が見えた。ヒルデは相変わらずジープの屋根に掴まっていた。コートは入国したときに脱いでアリスに掛けておいた

「みんな、もう少しでベルリンだよ。だけど、荷物を届けるまでが輸送だからね」

「「「了解」」」

 全員返事をすると車両の速度を上げた。それに続きみんなが速度を上げた。

 数分後にはベルリンに着いていた。街の中心地に行くといつもと変わらず活気付いていた。ホテルに向かっている最中に閣下と遭遇した。

「ヒルデか、任務ご苦労だった。本日持って第一SS精鋭歩兵小隊の任務を終了とする。兵器はこちらで預かっておく。メルトさん、これが報酬です。お疲れさまでした」

 そう言ってドイツの国旗が書いてあるトレーラーがやってきてすぐさま荷物の詰め替えが行われた。

「ヒトラーさん一つ頼みごとがあるんですが、いいですか?」

「ん?何だ?」

「私たちを軍に入れてください。武器商人の商売も最近あんまり良くなくってね追われる身になったから」

「仕方ない。君達を巻き込んだのは私だ。今からこの部隊をヒルデの部隊に編入させる。異論は認めんぞヒルデ」

「ハッ重々承知しております」

「では、私はこれで失礼するよ。翌日には皆の寮を用意しておく」

 全員敬礼して閣下を見送る。見送ったら全員で積み荷を運んだ。

 積み荷を積み込んだらそこで解散となり、ヒルデはアリスを起こして手をつないで自宅に帰った。自宅に着くとドアをノックした。

「はーい、今出まーす」

 そう言って、ルナがドアを開けた。

「ヒルデさんお帰りなさい。お久しぶりですね。でその少女はどうしたの?」

「この子はアリス。アリスこの子はルナ、小さいころに親に捨てられた悲しい子だよ」

「みんな同じ事を経験してるの?」

「そうだよ。だから仲良くしてね」

「ヒルデさん、何で私の過去を知ってるの?」

「あの時路地に居たことから推測したらそうなっただけ。もしかして合ってた?」

 ルナはゆっくりと頷いた。

「まぁここで話すのもあれだし、家の中に入って話そうか」

 ヒルデは家の中に入って行った。それに続きアリスとルナも入ってった。

「今日から新しい住居人のアリスです。よろしくお願いします」

「以前ヒルデさんに拾ってもらったルナです」

 自己紹介が終わって、ルナが晩御飯の準備をし始めた。

「そうそう、ヒルデさんポルシェ博士って人から手紙が届いてるよ。手紙は机の上に置いてあるから」

 ヒルデは机の上を見てみるとそこには禍々しいオーラを放った手紙が置いてあった。開けて読んでみると。ヒルデへ、私たちの圧倒的な早さによって戦闘機の変形が可能になったので任務から帰って来たら絶対に来てください。PS一日27時間働こう。と書かれていた。

「明日からまた任務が入ったから朝一で向かうから。朝食はいらないよ」

「分かった」

 ヒルデはルナの返事を聞くと直ぐに風呂を入りに行った。

「新たな任務がまた実験とはもっとこう日本での訓練とか教官とかやってみたい」

 ヒルデは湯船に浸かって愚痴をこぼしていた。その後、体が丁度良く温まったので風呂場で体を拭き、久しぶりにパジャマを着た。パジャマと言ってもドイツの国旗が胸に描いてあるジャージだが。

「今日はアンコウ鍋にしてみました。本来は味噌を使うんですが味噌を切らしていてポン酢で食べましょう。アンコウには小骨が多くあるので気おつけてください」

「じゃあ、いただきます」

 ヒルデの言葉で全員食べ始めた。{味噌を使ってないアンコウ鍋はちょっと悲しいがポン酢で食べたら丁度いい酸味が効いてとても美味しかった}

「ごちそうさまでした。ルナ、アリスと一緒にお風呂に入ってやってくれないか?」

「いいですよ」

「アリスお風呂に入っておいで」

「うん」

 ヒルデはアリスを脱衣所に連れて行くとルナにバトンタッチし歯を磨き始めた。{やる気が出ない、特に実験となると更にやる気が出ない。せっかくあそことおさらばだと思ったらまた呼び戻される。腐れ縁か}

 ルナたちがお風呂に入っているとルナが大きな声を出した。

「ヒルデさんあの子翼が生えてますけど!」

「あれ俺言って無かったけ?それと服」

「見ないでください!それと、聞いていません!」

 そう言ってルナはお風呂場に戻って行った。ヒルデは脱衣所に向かい洗面所でうがいをし、二階の寝室にい向かった。{今回の任務は長かったな体にも疲労が溜まっているし今日はぐっすり眠れそうだ}ヒルデはベットに入ると直ぐに寝てしまった。

クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。今回ついに武器商人と旅が終わりました!いぇーい!と言う事で次回もまた会いましょう。って言いたいところだけれども、この作品を書いている時に起きた悲劇を紹介しよう。俺は自転車に乗ってゲーセンに行った。遊び終わって自転車に乗ろうとした瞬間ブチっという音と共に俺のズボンが破れたww。しかも股間部から破けた。これは本当に恥ずかしかったww

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