武器商人と旅8
お店の中に入ると内装は西部劇ぽい雰囲気だった。けれど、メルト達は気にせず堂々と店に入りテーブル席を占領した。すると、直ぐに厳つい男がやって来た。
「お客さんよぉ、注文は決まっているんかぁ?決まってなかったらあくしろよ!」
「じゃあ、ヒレステーキ500g十二個と250g一個と350g一個全部セットで」
近くに居たマクソンが全員分の注文を終わらせる。厳つい男はオーダー票を書き厨房に出した。
「ヒレステーキ500g十二個と250g一個と350g一個全セットだ!あくしろよ!」
厨房からウッス!っと聞こえてくる。最初に出てきたのはコーンスープだった。
「コーンスープだ!あく飲めよ!」
男がコーンスープを素早く全員に配った。そして、直ぐに戻って行った。
「ここのコーンスープ美味いな」
ヒルデがそう言うも誰も反応してくれない。あのアリスもだ。そして、また飲み始めた。
その四分後、男が皿を回収しに来た。みんな皿を左に置き姿勢を正した。ヒルデも周りに乗って姿勢を正した。男は十四皿を一気に回収した。その後は誰も喋らなかったのでヒルデも喋らなかった。
十分後、男が肉を運んできた。男は的確に配って行った。250gはメルトに、350gはアリスに、これも才能かもしれない。
「ほら、ヒレステーキ十四人分だ。早く食って、あく会計しろよ。紙はここに置いとくからな」
そう言って男は厨房に戻って行った。そして、全員が肉を食べ始めた。肉をナイフで切るととても柔らかく肉汁が溢れてきた。それをそのまま口に入れると口の中で肉汁が広がるのは良いのだけれどやけどをしかけた。ヒルデはアリスを見るととても幸せそうな顔をして食べていた。
5分後にはヒルデは食べ終わっていた。味わったのは最初だけでその後はあっという間に食べてしまった。みんなは味わって食べているためまだ時間が掛かりそうかと思った頃に急に急いで食べ始めた。アリスもそれに続いたがアリスの方が早く食べ終わった。その後は順々に食べ終わって行き、最後だったのはメリアだった。
その後、メルトが会計を済ましホテルに向かった。ヒルデとアリスは空を飛んで移動した。
「無事とうちゃーく!長旅お疲れ様!明日でドイツに着くよ、分かった?」
「「「はい」」」
「よーし、チェックインするよ!」
そう言ってメルト達はホテルに入った。
メルトがチェックインしている時にヒルデはマクソン達に呼ばれた。
「隊長、ちょっといいですか?その子抜きで」
アリスはみんなに威嚇している。それに気づいたのかヒルデはアリスの頭を撫でた。すると猫のように頭をヒルデにすりすりした。
「アリス、少しここで待ていてくれないか?」
「分かった、直ぐに戻ってきてね」
アリスが珍しくヒルデの言う事を聞いた。ヒルデは確認が取れると直ぐにマクソン達のもとに向かった。
「どうしたんだ?」
「ドイツについたときにその子どうするんですか?さすがに同居は危ないと思いますが」
「あーその事か。それなら家にルナが居るから問題ない。ルナに面倒を見させるよ。多分あいつも一人で寂しいから住む人が増えたら喜ぶと思うし。それに、あいつとルナは似ているから多分問題はないと思いたい」
「少し待ってください。ルナって言いましたかさっき?」
「あぁそうだが」
そう言うと皆の顔がマジかみたいな顔をし始めた。
「隊長ってルナさんが戦果のアイドル、間違えた戦火のアイドルになった事って知ってますよね。あれってどう思いますか?」
「あれか、そうだな。俺は何も規制してないからあいつのしたい事をすればいいと思う。あいつがやめたいなら俺も総統閣下に頭下げに行くくらいかな」
「そうですか、隊長もタイヘンデスネ」
「それで、本題は?」
「本題はですね。私たちの部隊何のために作られたか覚えていますか?」
「アメリカ首相暗殺部隊か。懐かしいなそれをばれないように第一SS精鋭歩兵小隊って名前で任務内容が閣下の特殊機動部隊だっけ?通称閣下だけの何でも屋」
「そうです、この任務が終わったらついに日本に行くんですかね?」
「おそらくそうだろうな。まぁ深く考えず気楽に行こう。と言う事で少女の目線が痛いからもう行かないと」
そう言ってヒルデはアリスのもとに行った。向かった。アリスは顔を膨らまして拗ねていた。
「直ぐって言ったじゃん」
「ごめん。じゃあ部屋に行こうか」
「うん!」
{立ち直りがとても早くてよろしい}そう言ってメルトに向かった。
「君は私たちと寝ようね」
「ヤダ!私はヒルデと寝る!」
そう言ってまた一触即発状態になった。{メルトとアリスは近づけないようにしよう。これが、混ぜるな危険か}そう思ってメルトから鍵をもらおうとしたら、ツーシムに止められた。
「やめとけ、今この状態は今までないくらいヤバい」
そう小声で教えてくれた。
「アリス、メルト喧嘩はいけないぞ。仲直りだ」
「ヒルデが言うなら」
そう言ってアリスが手を差し出した。それにつられてメルトも手を出し握手をした。
「はい、じゃあマキマキ鍵をちょうだい」
そう言ってメルトから鍵を貰うとエレベーターに乗った。勿論アリスも付いてきた。
今日のヒルデの部屋は1131だった。荷物<BBのトレーラーに入れてもらってた>を置いて早速シャワーを浴びようとしていた。
「俺はシャワー浴びるから。ドアがノックされても開けるなよ。分かった?」
「はーい」
そう言って着替えを持ってシャワー室に入ろうとした瞬間。
「絶対に入ってこないでね」
「はーい」
そう言うと今度こそシャワー室に入った。
ヒルデがシャワーを浴びているとドアがノックされた。一回目アリスは無視してベットでゴロゴロしていた。
「ヒルデ隊長、開けてください」
メリアがドアの向こうからヒルデを呼んだが、勿論彼は今シャワーを浴びているので返事が出来ない。
またドアがノックされる。しかし、アリスは返事をしない。ヒルデもシャワーを浴びていて返事が出来ない。
シャワー室から水の出る音が無くなった。
数分後ヒルデが着替えて出え来た。タオルで頭を拭いていて、口には歯ブラシを銜えていた。
「アリス誰も来なかった?」
「さっき誰かがノックしてたよーそれと私もう寝るよ」
「待て、ちゃんとシャワーを浴びて。それより、誰が来ていたかわかる?」
「わかんなーい」
そう言ってヒルデはドアを開けるとドアの隣でメリアが体操座りをしていた。メリアはドアが開いたことを確認すると急にヒルデに抱き着いて泣き始めた。
「隊長、、酷い、、です、こんな、、ことを、、するなんて、、」
「あのすまんが、いま、あいつが見てるからそう言う行動は避けてほしいのだが」
「すいま、、せん」
そう言うよメリアは直ぐに離れた。ヒルデの服は少し濡れていた。
「要件は?」
「ヒルデ隊長と一緒の部屋になりました。理由はあの少女にシャワーを浴びさせるためです」
「そうか、お疲れ。それと、ごめん」
「いやいいんですよ、ヒルデ隊長は何もしてないですし。それとも、ヒルデ隊長があの少女の体を洗えるんですか?」
「出来ないです」
「じゃあどいて、一緒にシャワー浴びるから」
そう言うとメリアは着替えを持って部屋の中に入った。
「それじゃあ、シャワーを浴びようね」
「私に乱暴しない?」
「しないよ、あの二人と違って私は優しいから。だから、シャワーを浴びよね。そしたら、ヒルデ隊長が同じベットで寝てくれるって」
「本当!じゃあ入る!」
{俺そんな事言ったけ?いや、絶対に言っていない。やり返された}ヒルデは手を頭に当てそのままシャワー室とは別個に付いている洗面所で口をゆすいだ。
「寝るか」
そう言ってヒルデはヒルデは寝た。しかし、やり残したことがあったのでそれをしてから寝た。
ヒルデの夢
「ヒルデ、助けて!私一人ボッチはもう嫌!こんな薄暗いところから出して!」
周りが暗い中で一人取り残されているアリス。周りは牢屋のような場所だった。
「アリス待ってろ今助けに行くぞ!」
ヒルデはそう言いアリスの方に向かうもどんどん離れていく。そして、見えなくなってしまった。
「俺は誰も救えないのか、、、」
「そうだ、お前が無力だから何回やっても誰も救えない。そばに居る大切な人も無くしてしまう。だがしかし、今のお前は誰にも変えられない歴史を変えられるのだ。歴史を、作られている道をぶっ壊せ!お前が大切な人を守りたいのならな。しかし、それには代償が必要だそれでも進むのか?」
「この身を犠牲にしてまで、俺はルナとアリスを助けたい!何回死のうが蘇ってルナやアリスを助ける!例えそれが神であってもだ!」
「ふふふ、面白い、ならば妾もその行動に力を貸してやろう!」
誰かがそう言うと夢から覚めた
「あの夢は何だったんだ?」
{アリスが捕まる誰に?天界のやつらか?それとも、イギリス野郎どもか?それとも我が国か?分からない何がどうなって誰がどうして俺にあの夢を見せたのか?俺に喋りかけていたのは誰だ?あの喋り方からして俺は何度も皆を助けれてないのか?と言う事はこれは何週目だ?違うかもしれない、これが初めてで違う世界線の俺が助けれてないのか?考えても仕方ない。俺は国のため、ルナやアリスのためにこの世界を、この戦争で勝利を掴まないといけない。それが今の俺がするべきことだ}
ヒルデは考え事をやめ、目の前を見ると自分の服を着ているアリスが居るのに気づいた。ヒルデは無意識にアリスの頭をなでていた。
ヒルデはベットから起きて銃の整備をし始めた。
久しぶりに書く腕が止まったクソ雑魚ナメクジのまきゆづです。今回はそうとう書く腕が動かなくて死ぬほど焦りましたね。動かないっというのは伏線張ったり、そういう系の事が出来なくて止まっていたことですね。と言う事で次巻又は天転で会いましょう!




