対ヒルデ用暗殺部隊通称ヒューデル
天界
「それでヒルデ暗殺部隊はどうなった?女神のゼウスから援軍はもらったのか?」
「はい。シリンジャーとレクエムが派遣されました。彼らは準備を整えヒルデのそばに転送するらしいです」
「そうか、あいつらは強いんだろうな?」
「はい、ゼウス様のお墨付きです。もう一度言います。大丈夫だ、問題ない。」
ヴァリオンが急に椅子から立ち上がった。
「もう何も喋るな。日本ではそれを死亡または敗北フラグって言うんだよ。しかも、ちゃんとそれがいつかは回収されるんだ。ホント恐ろしい」
「そうだったこれ」
「なんだこれは?」
ヴァリオンが増援をゼウスに頼みに行った天使から紙を渡される。表には招待状と書かれていた。
「ヴァリオンさん、俺この作戦が終わったら結婚するんだ。だから、今まで世話になった貴方にも僕の晴れ姿を見てほしくって」
「あぁ、わかったよ。この作戦が終わったら祝ってやるよ」
そう言って招待状を机の中にしまった。すると天使がポケットからトランプを出した。
「僕の才能の一つでトランプで占いが出来るんですよ。今回は作戦の成功率を占いますね」
そう言って得意げにトランプでマジックをする。
「それでは、いきますよ」
パラララ、パララロ、コンコン
「五枚出して、ペアが揃った分作戦の成功率が高いって事です」
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ
五枚一気に出した。左から順にスペードの13、スペードのエース、スペードの11、スペードの2、スペードの12が出た
「ロイヤルストレートフラッシュ!この作戦絶対に成功しますよ!」
「しかし、考えてみろ、お前は一回負けフラグを立てただろ、と言う事はこの作戦は一回どこかで失敗するけど、成功するっていう事か。深いな、アリスが裏切ってくれるとありがたいが、あいつは同じ教訓をしたヒルデに惚れてるからなその可能性はないだろう」
「もしかして、ヴァリオンさんが死んだりしてね」
「そんな、縁起の悪い、、、」
ヴァリオンは考え始めた。
「その可能性はあるな。俺の息子だ」
「確かに、それなら可能性はある」
「俺が死んだあと、俺の息子が時を巻き戻して、奴らを倒すかもしれない。ヒルデが成長しない限りは。だがしかし、俺達の知らないことは山ほどある。ヒルデが怒ったとき、奴がどれほどの力を有しているかだ。それさえわかれば勝てるかもしれない」
冷静に彼は話しているが自分が死ぬこと前提で話しているのでかなりつらいはず。だが、彼に課せられた任務は自分の身を犠牲にしてまでも、並行世界を元に戻すと言う事だ。犠牲にする、つまり彼が死んだとしても変わりはいくらでもいるから、安心して死ねと言っているようなものだ。
「俺は、お前との約束を果たせないかもしれないが許してくれ」
「分かってますよ。最後の最後まで頑張ってください、」
転送室
「早く準備を済ませろ!俺はこの後野球を友達とするって約束してんだよ」
「まあまあ、落ち着けってシリンジャー、なるべく早くね」
彼らがシリンジャーとレクエム天使の中でもかなり強い、大体、上の下くらいだろうか。アリスは様々な部に配属されていた猛者だ。強さは上の上だ。それに勝つヒルデは天使よりも遥かに高い戦闘力を秘めてると言う事だ。だが、今回は二人、さすがのヒルデも苦戦はするだろう。天使側から考えてみれば二人で戦うのだからシリンジャー達には完勝してほしいもだ。
「こちら、転送装置整備班準備完了しました。いつでも出撃可能です」
「こちらも同じく整備完了」
シリンジャー達は他の天使たちは最高のペアとしてヒューデル、と呼ばれている。
「ジンジャー頑張れよ!」
「おう、任せとけ、シリンジャー」
「レクエム」
「「転送!」」
まだまだ、続く武器商人と旅ラッキー7
空を飛びながらアリスをお姫様抱っこをして尚且つ索敵するヒルデ。依然何も以上は無く順調に進んでいる。車も一回燃料を補給した後は一回も止まらず進んでいる。
「ヒルデさん、どう、敵は見える?」
「今のところは確認できない。それと、そこから進んだ先の右側に歩行者二人いるから気をつけろよ」
「はーい」
そう言うと車を少し左に避けた。その後はその歩行者をスルーして行った。
「ヒルデあの人達私と同じ天使」
「本当か?」
「あの人たち私と同じで腰の辺りに翼があるから少し膨らんでいる。多分、私よりも個々の力は弱いけど、二人いるからチームワークで翻弄されると思うから注意して。それと、あの人たち翼を隠すの下手」
ヒルデは作戦を考えたが考える必要もなかった。
「アリス今から飛べるかい?一分でもいいから」
「飛べる、それがどうしたの?」
「今からあいつらに奇襲を仕掛ける、俺もやられるまで待っている趣味は無いんでね」
「分かった」
アリスが翼を広げ飛び始める。ヒルデはアリスからシュラークを受け取り右手に持ち、降下装備からカイザーを取り外し左手に持った。
「待っててね直ぐ戻って来るから」
「うん!」
ヒューデル
「ヒルデの奴見つからねぇな、本当に近くに転送したんだろうな、あいつら」
「多分ここに居たらおのずと向こうからやって来るでしょ」
そう言いながら周りを見る二人。
「寒いな、ここ」
「だってソ連だから」
「根拠がないな」
そんな、事を話していると、上から銃弾が降ってくる。
「誰だ!」
「貴様らに名乗る名など無い<アリスからの引用>」
「ヒルデだろ。知ってる」
「貴様は犯してはならない禁忌をした。<便乗してくれない>」
ヒルデはそう言うとカイザーを撃ち始めた。ヒューデルも応戦するがカイザーと同時にシュラークも撃ち始めたヒルデ。安心と危険な百発百中の弾丸の雨。カイザーは囮で、本人たちには当たらず破片だけ脚や腕に当たる。更に追い打ちを掛けるように弾丸が頭に飛んでくる。
一瞬の出来事。ヒルデの目の前かヒューデル達が消えた。ヒューデル達は天界に緊急回収された。
「死ぬかと思った。ハァハァ、誰か助けてくれ」
シリンジャーは意識があったがレクエムは意識が無かった。奥から担架が持ってこられる
「もう大丈夫だ!安心しろ、絶対に助かる!」
天使の医者が二人に言う。その後、急速に医療室に運ばれた。
「あれは全治何年だろう」
「あいつら当分病院暮らしだな」
そう言って場は解散になった。
ヒルデ
ヒルデはヒューデルが居なくなったことを確認すると直ぐにアリスのもとに行った。
「大丈夫かアリス?」
「ヒルデ案外容赦ないんだね。確かにあの時も私のお腹蹴っていたような気がするな」
「キノセイダトオモウヨ。ウン。それより、早くいかないと見失うから」
ヒルデは話を誤魔化し、またアリスを抱っこした。そのまま、急いで元の位置に戻った。
その後は本当に休みが無くワルシャワに向かった。道中はあれ以降何もなく、アリスも疲れて寝てしまった。ポーランドの国境管理はガバガバですんなりと入れた。
「ヒルデさん、そろそろワルシャワだよ。警戒お疲れ様」
この無線入るとヒルデは最後尾の車両にスピードを合わせた。その後は何もなくホテルに着いた。
「あーもう今日は本当に疲れた!お昼無いとさすがに辛いな、だけどあともう少しで本国だー!」
レイヤーが大声で言う。一番疲れているのはヒルデだというのに。
「はいこれ。さっきチェックイン済ましてきたから。後は晩御飯食べてシャワー浴びて寝るだけ。さてみんな、ご飯食べに行くよ!
「「「おぉおおお!」」」
そう言ってみんな、メルトの後に付いて行った。ヒルデもアリスを抱っこしながら。
「今日はみんな頑張ったから肉を食べるよ!」
「やったぜ!」
などの声があがる。ヒルデは目的地に着いたと思うとアリスを起こした。
「起きて。ご飯食べるよ」
「ふにゃぁー。分かったよ」
ヒルデはアリスが起きると足から地面に置いた。アリスはまだ寝ぼけているらしくフラフラしている。
「ほら、しっかりして」
ヒルデはアリスの手を握って一緒にお店に入った。
今晩は、クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。非常に眠い、何故なら書いているのが23時頃だからだ。えっなに早く寝ろよ、あくしろだって?知らないな。けれども、最近は小説の質が落ちてるような気がするので、明日の更新は休ませてもらいます。本来は一週間に一回だけどな




