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枢軸国の栄光  作者: 真姫ちゃん推しの結月
18/90

並行世界

「こんちは本線世界の皆さん、並行世界の神です。今日は私の仕事について語りましょうか。私の仕事は並行世界を本線世界と同じにする作業です。簡単な仕事で実は大変なんですよ。江戸幕府が無くなって代わりに信長幕府が出来たりして、それをどう戻すか考えるんですよ。家の息子は時を操れるんですが、時を変化させすぎるといろいろと狂ってしまうので過去は変えず現状を変える、これならあまり時代に影響を与えないからベスト。私の息子の話をしよう。私の息子は君達で言うところの18歳だ。私が死んだら息子が後を継ぐ事になっているんですよ。これでも生まれた時からちゃんと教えてるんですが、お前の後は継ぎたくないって言ってるんですよ。たく、息子がなりたいって言ってるのは世界の創造者って言ってるんですよ。もし、あいつがなったらまた仕事が増えてたまったもんじゃないですよ。それと最近、天使が逆らってどっかの並行世界に追放されたそうなですよ。また、仕事増やしやがって、いっそ殺せばいいのに。愚痴っても仕方ないし世界が変わる前に探しますか」

 ぐちぐち言いながら堕天使を探す男が並行世界を統べる男ヴァリオンだ。この道、話せば長いからカットさせてもらうが、言ってしまえばエリートだ。

 彼は今並行世界を一個一個確認している。とてもどうでもいい事だと思うが、これがとても重要である。もし、並行世界が本線とは違う道を進み続けると時空に穴が出来てしまう。まだ、この時点では問題は無いんだが、もし、並行世界が本線世界に攻撃を仕掛けてきたら、世界が混乱に陥る。何故なら、大日本軍が大日本軍と戦争をするという奇妙な状態が形成される。国旗も同じだったとしたら判断するのは装備しか無くなるが装備も同じだったら誰が敵か誰が味方かわからなくなり、なりふり構わず人を殺し始める。たとえそれが仲間であっても。それを防ぐために彼が働いてる。

「そうだったまだ私の能力を話していなかったね。私の能力は時空のゆがみを緩和する能力だ。地味だが案外役に立っているんだ。この能力は君達の言葉でいうところの常時発動スキルと言ったところかな」

 話している最中にアラームが鳴った。

「ちょっと待っててくれ、センサーに反応があったみたいだ。あーこれはやばいねドイツが暴走しすぎだ。これなら枢軸国勝っちゃうかもしれないわ。ごめんちょっとそこどいて」

 読者の皆さんをはじに寄せてヴァリオンは赤いボタンを押した。

「緊急シークエンス第32番発動直ちにこの並行世界を修正する、作業員は直ちに会議所に集まるように。今日はここまでです。時間になったらあそこの扉からお帰りください。それまでは自由に世界を覗いてもいいですよ」

 ヴァリオンが覗いた並行世界を見てみると、そこにはベルリン同人誌即売会に居る総統閣下が映されていた。

 武器商人と旅5

 ヒルデは仲間を探していたが見つからず結局一人で居酒屋に入ることにした。

「いらっしゃい」

 そこの店員と店主は英語で話していた。ヒルデは驚いたが直ぐにカウンターに向かった。

「よぉ坊主、何にする?ボルシチ食べる?」

「ボルシチは結構です。そうだなとりあえず生で」

「生中一丁!」

 店の奥からypaaaaa!と威勢のいい掛け声が聞こえる。

「坊主、ドイツ人だろ」

「そうだが?あんまり、なまりは無いような気がするが」

「お前、みんな英語は喋れるぞ?しかも、俺は日本出身なんだが。店の名前ちゃんと見たか?」

「そう言われれば見てなかったような気がする」

 店主は頭を抱えこいつは駄目だみたいな顔をした。店主が頭を抱えている間に生ビールがきた。ヒルデはそれをぐびっと飲んだ。

「ハァー、美味い!いやー、日本のビールはパンチが弱いけど飲み易くて美味いなー」

「おっといけね、これはお通の枝豆の塩ゆでだ。皮を掴んで膨らんだところを押すと豆が出てくるから、それとビールを合わせてみろ。もう止まらないぜ。それと先に枝豆を食べろよ。二日酔いの防止になるからな」

 ヒルデは言われたとうりに枝豆を食べてからビールを飲んだ。{なんだこの組み合わせ!殺人級に美味いじゃないか!}ヒルデの食ったら飲む食ったら飲むが繰り返されるとビールと枝豆が無くなった。

「大将!生もう一丁!それと、今日のお勧めは!?」

「生中もう一丁!」

 また奥から威勢よくypaaaaa!と聞こえてきた。

「お勧めなら、焼き鳥なんてどうだ?タレと塩で二個二個がお勧めだ」

「じゃあそれをもらうよ」

 店主は頷くと鳥を焼き始めた。店主が鳥を焼いている間に生ビールが届いた。ヒルデは生ビールを飲んでいると昔のことを思い出した。{懐かしいな、大体数週間前だろうか。ベール隊長と酒を飲みに行ったな。帰る時にはルナとも出会ったな。二人とも何をしているのかな?気づかない間に戦果のアイドルになってるし。しかも、これ絶対、戦果じゃなくて戦火だよな。誰が間違えたんだろうな。ベール隊長とはあれ以降連絡もしてないし、久しぶりに会いたいなー<ルナに>}考え事をしていると焼き鳥が来た。

「ほいよ坊主。味わって食べな」

 ヒルデは焼き鳥を受け取ると食べ始めた。その後はあっという間に飲み終わり焼き鳥も食べ終わった。その後、お茶を飲みながらゆったりとしていた。

「そう言えば、坊主は何の用でこっちまで来たんだ?」

「荷物を引き取りに来ただけだ。それと、服を買ってくるようにって友達{0人}に言われたからかな」

「大変だな。友達がいるって」

 会話をしていると時計が午後9時を指していた。

「それじゃあ、お金はここに置いとくから」

「お釣りは?」

「出ないようにしてあるから問題ない」

 ヒルデはそう言ってお金を置いて店を出た。{さてと、止まるホテルどこだろう?まったく聞いてないけど、噴水の所にでも行けば誰かいるだろう。信じてるよみんな}ヒルデは噴水がある広場に向かって進み始めた。

 広場に着くと一人立っていた。ヒルデは人が居るのを確認すると、その人に向かって歩いて行った。相手も気づいたのかヒルデに近寄って行く。

「「動くな、動いたら殺す」」

 ヒルデは相手と同時に拳銃を突きつけた。数秒の時間が流れた。相手はフードを被っており顔が見れなかった。最初に動いたのはヒルデだった。相手の拳銃を蹴飛ばし、試作フライトを使って後ろに下がりナイフを取り出し、拳銃に入っている弾倉をゴム弾に変えた。相手はもう片方のホルスターから拳銃を抜きヒルデに構えたが、構えた場所にヒルデは居なかった。相手は驚き周りを警戒するがヒルデを発見できなかった。

 ヒルデは家の屋根に登り状況を確認していた。{相手の装備は見る限り拳銃が二つ、ナイフが一つ、いや予備としてもう一本持っているか。任務が失敗したときに自爆する可能性があると思ったが火薬の匂いがしなかったから可能性は低いだろう}ヒルデは広場から離れようと低い姿勢の状態で逃げようとしたが家に載っている雪が地面に落ちた。相手はそれに気づきヒルデに向かって発砲した。ヒルデも悟ったのか広場に降りて決着を付けようとした。

「お前名前はなんて言う?」

「死に逝く者に語る名前なんて無い。ここで死ね!」

 相手は銃口をヒルデに向けて発砲した。ヒルデはこれを想定していたのか横に移動して避けた。ヒルデは相手に向かってナイフを投げ、ナイフに隠れるようにゴム弾を撃った。

「貴様、私を殺す気はあるのか!」

 相手はナイフをキャッチしたが、後ろにゴム弾が来ている事に気づかず、頭にゴム弾が当たった。けれど根性で耐えた。

「甘いね、ゴム弾なんて本当に軍人なの?」

 相手はその発言と同時にヒルデに向かって走り出した。相手はヒルデのナイフと自分のナイフで二刀流で来た。相手は右手で切りつけようとしたが、ヒルデは脚で腹を蹴り更に足を蹴って相手を転ばせた。最後に頭にもう一発ゴム弾を撃って終わった。

「なんか、今回は出来る奴かな?って思ったけどやっぱり駄目だね、早く演習場に行って演習したい」

 マクソンが銃声に気づき広場にきた。

「隊長!大丈夫ですか!?銃声がしたけど。やっぱり無事でしたね。それでは早速ホテルに行きますか」

「待ってくれ、こいつを連れてく」

 ヒルデは相手のフードを取った。

「まさか、こんな少女までを利用するなんてイギリスめ!」

 ヒルデが気絶させたのは18歳ぐらいの女の子だった。

「とりあえず、ホテルに案内してくれ」

 ヒルデは少女を担ぐとそのままマクソンにホテルまで案内してもらった。

 並行世界会議

「ヴァリオン、派遣した天使がやられました。ヒルデの戦力は予想以上です。今すぐに対処が必要です。さらなる増援を出さないと本当に手が付けられなくなりますよ」

 現在彼らはヒルデが存在する並行世界の対策会議を開いていた。そして、さっきヒルデが戦っていたのは天使だった。

「彼女なら一人で大丈夫だと提案した奴だけ残れ」

 一斉にほとんどの作業員が出て行った。残ったのは四人とヴァリオンの秘書だけだった。

「これは、いったいどういう事だ!この部に配属された貴重な戦力がやられたぞ!お前の提案したくせに何、増援が必要だ、だよ!分かってるよ、そんなこと話さなくても映像がさっき流れていたから判るに決まってんだろ!」

「ですが、アリスは連れ去られましたよ。このままでは本当に時空が歪み始めますよ」

「んな事は分かってるは!急いで本部に連絡しろ!あの、ゼウスにだ!」

「ですが、我々の仕事は他にもありますよ、地上に追放された天使を探す事とか」

「俺が探しとくから、お前らがゼウスに人員派遣の要請をしとけ!分かったか!はぁ、ほんと何で俺は君達の意見を採用してしまったんだろう。とりあえず堕天使探しは明日から行う。それと、俺はもう寝るから」

 ヴァリオンはそう言うと会議室から立ち去った。

 ルナのお話

ヒルデが研究所に行ったその日の夜

「ヒルデさんが居ないと寂しいなぁ。あの時告白しようとしたのに、閣下のせいで出来なかった。と言う事でヒルデさんのベットに今日は寝よう」

 ルナは二階のベットに向かった。ルナは扉を開けると同時にベットに飛び込んだ。

「ヒルデさんの匂いがする~。今日はもうこのまま寝ようかな?いや、ちゃんとお風呂に入って歯を磨いてから寝よう」

 ルナはお風呂を入りに一階に降りた。湯船がお湯で満杯になるまでルナはテレビを見て時間をつぶした。お風呂が満杯になるとお湯を止めて脱衣所で服を脱いだ。

「やっぱりお風呂は気持ちいな~ヒルデさんと出会わなければこんな事は出来ないんだろうな~」

 シャンプーとリンスで髪を洗い、体も洗ったルナは早速お風呂に浸かっていた。数分後にはお風呂から出て下着姿でヒルデのベットに居た。{明日は掃除をした後何をしようかな~買い物でも行こうかな}ルナは考え事をしていると。寝てしまった。

どうも、最近クソ雑魚ナメクジのまきゆづからクソ雑魚のまきゆづになった、まきゆづです。今回はどうでしたか?話の内容に追いつけていますか?それと、今クソ眠いです。関係ないですね。それと、一つ質問いいですかね。これって今更だけど何で二次創作にしてるんだろう。二次創作で良いのかな?二次創作じゃないような気がする。どうですかね?みんな様の意見を聞かせてください

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