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詩*祈りのようなもの*

友の式

作者: a i o

見慣れぬ名字に

見慣れた名前

さらさらとした肌触りの招待状に

貴女の美しさを想うのです


貴女は私の憧れでした

美しく

穏やかに笑う

笑窪ですら輝くひとよ


貴女は確かに

思い悩める

一人の人間でしたが

やはり幾つになっても

私には眩しいのです

先を歩めば振り返り

微笑むひと


ヴェール越しに薄く見えた紅

祝福の最中(さなか)

弧を描けば飛び立ちそうで


偶像と思い出が交差する鐘の音

純白に消えてしまう前に

この眼差しが

貴女の美しさを語り尽くせばいい


純真も純粋さも結い上げた髪先

絡ませた腕とともに歩む

貴女の人生が

病める時も健やかなる時も


私は私のまま

貴女を想おう

変わりのない立ち位置で

貴女の傍にいることを


誓います







末永く幸せでありますよう

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― 新着の感想 ―
[一言] もはや結婚には幻想を持てないわたしですが。。 白い光の透ける時。 厳かさ満ちて。 aioさまの詩句は美しい。
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