EXレポート2
更に数日達大晦日になった。
クリスマスは家族で過ごしました。
大晦日の夜に俺は何をしているかというと俺の部屋で蘭と毎年テレビでやってる笑ってはいけへんでという番組を見ている。
1階では両親と親戚で飲んでるからまあいづらいわけだ。
それで2階でテレビが見れる部屋が俺の部屋だけだからこうなっているわけだ。
「あれ? 今年はスイッチないの?」
「またタイキックか……くっ」
なんというか笑いをこらえようとするけど結局笑ってしまう。
「だめだっ……ふふっ」
「お兄ちゃんアウトー」
「お前もさっきから笑ってるだろ」
そんな感じで年越しを待っていると携帯にメールがきた。
愛姫ちゃんからだった。
蘭のほうにもきたらしい
『同時送信なのですが今年は本当にお世話になりました。ゲーム発売から少しして一緒にプレイなどもさせてもらって、上手く言えないのですが本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年を』
すごい律儀だな。
こんなメール初めてもらったぞ。
俺と蘭子へ同時送信になってるな。
「愛姫ちゃんすごい丁寧だね」
「本当にな……うぅん、とりあえずそれっぽいメールで返しておいて」
「ちゃんと返しなよ~」
その後またテレビを見ていく。
「真弓、蘭子。いる?」
「あ、お母さん~。どうしたの?」
「年越しそば持ってきたから」
「ありがとう~。お兄ちゃん年越しそば」
「あんがと~」
母さんが年越しそばを持ってきてくれたようだ。
そこでなんとなく思いついた。
「初詣愛姫ちゃん誘ってみる? どうせまた俺と蘭だけでいくだろうし」
「いいね! 誘ってみる」
蘭はすぐに携帯をいじり始める。
「大丈夫だって!」
「よかったわ」
時間が過ぎていきカウントダウンが始まる。
「3! 2! 1! あけましておめでとう~」
「あけましておめでとう~」
蘭のハイテンションカウントダウンで年を越した。
新たな一年の始まりである。




