第1話:出会い
初めて書くんでまだわからないことだらけですどうかアドバイスなどをお願いします!!
慶徳高校。
今日は入学式で佐藤 海は、今日ここに入学する。
「いよいよ入学かぁ、楽しみだな。それにしても慶太のやつ遅いな。」
その時後ろの方から足音が聞こえてきた、
「わりぃわりぃ」走ってきたのは武田 慶太だった。
「遅いぞ初日から遅刻したらどうするんだよ!!」すると慶太が、
「本当にごめん携帯でアラームかけてたけどサイレントモードにしたままで気付かなかったんだよ。」と言った。俺は
「あぁそれ俺もよくやっちゃうんだよな、結構厄介だよな。ってそれどころじゃないって、早くしないと本当に遅れるぜ!!」といい返して走り出した。
そして校舎に入り名簿見て自分のクラスを確認して二人とも同じクラスだったので教室までまた二人で走って行った。
ガラガラ。扉を開けると教室内の生徒の目線が全てこちらに向いた俺が躊躇っていると、後ろから慶太が
「あぶねぇギリギリセーフじゃん、よかったな海。」と言ったので俺が
「誰のせいだよ!!」と突っ込んだ。
席に着くと隣の女子が話しかけてきた。
「危なかったねギリギリだよ!間に合ってよかったね!!」(か、可愛い!!)俺は心の中でそう思った。
見た目は優しそうで目がパッチリと開いて一言で言うとおしとやかという言葉がピッタリの女の子だった。
「あっ私は橘 由紀っていうのよろしくね!」
「よ、よろしく」俺はみとれていたためいきなりの挨拶に半端な挨拶を返すと、橘 由紀はくすっと笑ってこっちを見た。
(笑った顔も仕草も全てが可愛い!)俺はつくづくそう思った。
ちょっとすると扉が開いて先生が入って来た。
「俺がこのクラスの担任の伊藤だよろしくな。今日はこれから体育館で始業式があるから移動するぞ!」と言って教室から出て行き生徒達も着いて出ていった。 俺も教室から出て歩きだした。
すると後ろから慶太の声がした。
「おーい、海」
「どうしたんだ慶太」
「どうだ?可愛い子いたか?」慶太が聞いてきたので、俺は
「かなり可愛い子がいたぜ俺の隣の席の子なんだけど」と言うと
「どの子だよ」と聞いてきた。俺が
「あの子だよほらあそこにいるだろ」と教えた。
すると慶太が
「どれどれ、おっめちゃくちゃ可愛いじゃねーか!!お前あの子の隣なんて幸せだな?」と言ったので俺が
「いいだろ!!」と自慢してやった。
「アドレスは聞いたのか?」と慶太は聞いてきた。
「お前と違って俺は初対面の女子にいきなりアドレスを聞ける程たらしでも強心臓でもないんだよ!」おれは少しキレ口調で言った。すると慶太は
「相変わらずお前はチキンだな、中学のときも好きな人がいるって言いながら結局最後まで告白出来ずに終わったじゃねぇか。恋ってのは思っているだけじゃだめなんだよ、行動をしないといけないもんなんだよ。」と慶太は言った。
慶太は確かに恋の経験が多いため言っていることは納得できるし、実際いままで付き合ったことがある人数が4人と、付き合ったことがない俺よりはるかに多い。
「しょうがねぇじゃんいざとなると勇気が出ないんだから…」俺はそう言って大きなため息をついた。
「お前ルックスはいいんだから勇気を出して声をかければ大丈夫なんだよ。俺が聞いてきてやろうか?」
「いや、自分で頑張ってみるよ!」そう言って俺は橘の方へ走って行こうとしたが体育館に着いてしまったので帰りにすることにした。
始業式が始まり最初に校長の話があった。
「皆さん入学おめでとうございます。…………というわけで学校生活を楽しんでください。」やっと長い校長の話が終わったと思ったら今度はPTA会長が話しはじめた。
「……入学おめでとう。……………部活や勉強を頑張ってください。」
後は軽い話しがあって始業式は約1時間弱で終わった。
体育館から教室に帰る途中後ろから眠そうに大きな欠伸をしながら慶太が歩いてきた。
「やっと終わった、あの校長話がながすぎるよ。」慶太は再び大きな欠伸をする。
「ほんと長かったな。」
俺も続いて欠伸をする。
「お前本当に今日の帰りアドレス聞くのか?」慶太は不安そうに聞いてきた。
「あぁ頑張ってみるよ。」俺ははっきりと答えた。
そして教室に着いてからは次の日の軽い説明などがあって解散となった。
そして校門を出て慶太と歩いていると丁度橘が歩いているのを見かけたしかも一人だ。
「いたぞ海、頑張れよ」
俺は橘の方へ走って行った。
「お、おーい、た、橘」緊張のせいで上手く出ない声で何とか橘を呼び止めた。
「あっ佐藤君。
佐藤君も今帰り?」
「そ、そうだよ」緊張のため曖昧な返事をする。
俺は勇気を振り絞ってアドレスを聞こうとした。
「あのさ」
「あのね」
二人が同時に声を発した。
「あっ橘から言っていいよ。俺は大したことじゃないから。」
「私もそんなに大したことじゃないから佐藤君からどうぞ」
「じゃあ俺から言うよ。」
俺は勇気を出して言った。
「あのさ出来ればアドレス教えてくれない?」橘は一瞬驚いた顔をしたがすぐに
「えっ!!私も同じこと言おうとしてたんだよ!!
私達って気が合うね(笑)」と橘が言って俺達は二人で笑っていた。
その頃慶太は校門の影で二人をみて
「あいつら結構いい感じじゃねーか??
俺も密かに橘を狙おうかと思ったけどここは海に譲ってやるか」
と言っていた。
「じゃあまた後でメールするから」
と俺が言うと橘は、
「うん!!待ってるね」と言って手を振っていた。
(かわいいなぁ)
と思いながら俺も手を振って慶太の待っている方へ戻っていった。
戻るといきなり慶太に首を締められて
「お前やるじゃねーか(笑)結構いい感じだったじゃねーか
実は俺も橘狙おうかと思ってたけどしゃーないから譲ってやるよ」
と言われた。
俺は
「ばか野郎苦しいだろ」と言うと慶太が
「あっわりぃわりぃつい興奮しちまって
それにしてもお前よくやったな(笑)」と言ったので俺は
「まぁなでもまだ心臓がバクバクしてるよ」と言い苦笑いした。
慶太は
「まぁ最初はそんなもんだって
取りあえず今日はそろそろ帰るか??
愛しの由紀ちゃんにもメールしなきゃいけないだろ(笑)」
と言ったので、
俺は
「からかうなよ(怒)」と言って取り
あえず慶太を一発殴っておいた。
そして二人で喋りながら帰って行った。
家について俺はすぐに昼食を食べて自室に戻りテレビを見ながら橘になんてメールを送ろうか悩んでいた。
「さてどうしようかな??
取りあえず
宛先:橘 由紀
件名:
本文:どうも佐藤 海です。
今日はアドレス教えてくれてありがとう!!
というメール書いて緊張で少し震えている手で送信ボタンを押して携帯を置き溜め息をつき
「こんなに緊張したの初めてだよ」と独り言を言っていた。しばらくすると携帯がなったので俺は物凄い速さで携帯を取り開いて見た。
「はぁ、なんだ慶太かよ」
メールは慶太からで内容は
件名:調子はどうだ??
本文:橘にはメール送ったか??
まぁ頑張れよ!!
明日詳しく聞かせろよ(笑)
というものだった。
俺は橘じゃなかったショックで、
本文:わかったよ!!という簡単な文だけで返した。
そしてまた携帯を置こうとしたときに再び携帯がなったので俺は慌てて携帯を見た。
from:橘 由紀
件名:ありがとう(^O^)
本文:メールありがとう!!
アドレスはわたしも知りたかったから全然いいよ(笑)(^_^)v
という内容のメールだった。
俺はメールがきたことで嬉しくなりかなりハイテンションになった。
その後も出身中学や好きなテレビ番組や好きな芸能人などいろいろなことをメールで話して今日はメールを終わった。
俺は結局本題の好きな人がいるか、彼氏はいるのか、などは聞けなかった。
その後はテレビを見て夜ご飯を食べて風呂に入り明日に備えすぐに寝た。
呼んでくれてありがとうございます!!
どうかアドバイスなどをお願いします。