嵐の前の静けさ 2
…ふう、
やっと終わったか。授業というのはやはりありがたい先生の話――子守唄を聞きながら、睡眠をしっかりとる時間だと思うんだよな。
「お~い、慎吾!。」
はぁ、あれは柊大悟、幼馴染だ。
うん、それだけ。大丈夫。だってこいつそんなに仲良く無いし……
「ひどいなぁ、慎吾。」
…おまえ、どうして心がよめた?
(ふ、顔に出てるぜ、まだまだだな…)
目線だけで会話をする俺たち、まぁ実際結構仲はよかったりもする。
「で、なんかようか、dye後?」
「おれ、死体!?」
いちいちうるさい奴だ、
「で、何のようだ?」
「ああ今日、一緒に帰ろ「悪い、忙しい」」
話に割り込み止める。
そして間髪いれずに歩き出す。
「んじゃ、帰るわ」
「うん……ん?だから、一緒に帰ろうって!!」
クソ、いつもより気づくのが早い。
「嘘だよ、dye後」
「よし、もう名前のことは気にしないことにする。っで、帰ってくれるのか?」
俺は笑顔で言ってやった。
「生徒会いくは、じゃな!」
実は俺は生徒会に入っちゃってたりする。
というのも、まだ入ったばっかりの、男子がすくなかったらモテるかもっと思っていたあの頃、生徒会長との恋に憧れて入ったのさ。
ん?どうなったかって?
卒業の時に告って振られたさ。
「えっと貴方だれ?」って言われたよ。
同じ生徒会なのに。その時俺は新しい技、「ステルス」を覚えたのさ。
まぁ、2年になってからは1度しか行ってないが。
……居づらくなって。
今日?帰るよ、もちろん。
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ここは、俺の家さ、
さてと、大体俺のことはわかってくれたかな?
今日もハーレムに激しい愛情表現によって襲われてたけど
カットさせてもらったよ。だって、新鮮さが大事だろ?
ふう、じゃあ聞く用意はいいか?
はじまるぜ!!
あれはな、知っての通り7日前のことだよ。
あの日、恐怖は始まったんだ。
次からやっとハーレムに着手していきます。