嵐の前の静けさ
かっ、書いてしまった。
作者がただ妄想を書きなぐるだけの駄文です。
感想等もらえると嬉しいです。
俺の名は流崎慎吾
女子に告らせない、という生まれながらのスキルを持ち
顔も目立つことのない―――まぁ修行の成果だな
人生モテない流の、経歴、実年齢の模範生だ。
はぁ……自分で言ってて悲しくなってきた……
とっ、とにかく!
少なくとも一週間前まではハーレムなんて存在しない、リア充爆発しろ!!
っと俺はそう思ってた。
まぁ、それは置いといて、少し俺や俺の周りのことを説明しよう。
あわてるなって、後で一週間のことは話してやるから。
改めて言わせてもらうが、
俺の名前は流崎慎吾、私立早坂高校2年だ。
そんで、私立早坂高校というのはもともと女子校だったんだ。
でもこの地域、早坂市の人口減少に伴って、女子だけでは学校が維持できない人数になってしまった。
そこで、俺をはじめとする運のいい男達が、お試しでこの学校に入ったってわけ。
「ルッチー、さっきから一人で何ブツブツ言ってんの?」
で、俺のことをルッチーと呼ぶこの男も、運のいい男の一人
波風風輝、自称フーくんだ。
小柄で可愛く、絶滅危惧種とも言われている「男の娘」というやつだ。
しかぁ~し!!!、言っておくが俺にそんな趣味はない。
しかし、こいつの顔を見るとなぜかこう…勝手に手がのびて頭をよしよししてしまう。
しかもそれに合わせて頭をスリスリとしてくるからこう………
っは!! 俺は一体何を!
…一瞬危ない考えが頭をよぎってしまった。
ここにこれ以上いるのは危険だ。
俺は今いる場所、教室から移動した。
…かに思えた。
「流崎!どこに行くつもりだ!授業だぞ!」
おっと、この人は我らがクラスの担任、神谷真冬、名前に似合わないえげつない性格をしている数学教師だ。そして茶髪のショートヘアーで、ボーイッシュな美女なのだ。…何もしなければ。そのため婚期をのがs
ボコ!
「痛い!!」
「余計なことを考えるな!」
……心をよむってあなたは神ですか?いや悪魔だ……
ボコ!ボコ!
「痛い!!」
「ふん、デコピンぐらいでうろたえるな!!男だろ!」
ってさっきまでのデコピンだったんですか?
デコピンでは出してはいけない音だった気が……
「席につけ!!」
はぃぃぃぃ!!
4度目のデコピン(?)を避けるべく席に戻る俺。
その横に座るのは成瀬琴美
残念な美女、と言われる女子だ。
黒髪ロングヘアーの彼女を人目みれば、誰もが天使を想像するだろう。
俺も最初はそう思った。
「大丈夫ですか?血、でてますよ。はい、絆創膏。」
最上級の笑顔で絆創膏を2枚渡してくる彼女。
……やべぇ、琴美ちゃん、マジ天使っす!!
「絆創膏、2枚で税込2100円です。後で振り込んでくださいね?」
……前半は。今はその笑顔が逆に怖いんですけど……
てか、それ絆創膏の値段じゃねえだろ!!
っふ、わかっただろう。これが残念な美少女と言われる理由さ。
一人の男が「なんでこんなことするんだよ!」と切れたところ、
涙目で妹が病気で…と訴えたらしい。
っで、その男は5万円も払ってしまったらしい。
そりゃ、あの絶世の美女の泣き顔だぞ?…理性が吹っ飛んだんだろうよ
ん?もちろん感のいいやつは気づいているかもしれないが彼女は一人っ子だよ。
……はい、みなさんさっきの男の人に合掌しましょうね。
マジおつかれ!!
残念な美少女(美女)の設定、募集します。
誰かいい案ありませんか?
あと、警告の欄にBLがなかったことからわかるように、フーくんはハーレムには入れません。
もし期待された方がおりましたらすみませんm(__)m