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VSジュリアス②

ごく普通の領主の家系に生まれた魔力0の騎士ゼニス。魔力が使えない分、剣術に全振りした剣術馬鹿の普通?の騎士がひょんな事から助けた少女との運命の出逢いから様々な仲間と出逢い、世界を救うまでの幻想記ファンタジー

「させねーよ!!イーグルワインダー!」

ジュリアスは黒き翼で防ぐが翼を跳ね除け直撃する。

「ぐあ!!」

「ナイス!マルス!イグニートランス!!」

チャンスとばかりにサーシャが追い討ちをかける。

「スノーフロート」

雪の結晶の足場を作りアナスタシアは駆け上がっていく。

「氷葬剣 セレナーデ」

氷の連撃を浴びせ、片方の翼を凍らせ破壊する。

「これで高みの見物は出来なくなったわね?」

「おのれ…」

折れた翼の代わりに剣を握り、切り込んでくる。それと同時に黒き翼から無差別に黒い刃を放出してくる。

俺は盾で剣を受けるが盾以外の方向から刃の攻撃が刺さる。

他の皆んなも避けきれずに被弾する。

「サーシャ!」

アレスはサーシャを、マルスがイリスを庇う。

アレスもマルスもボロボロになる。

「俺のダチをこれ以上傷つかせねー。」

アレスはジュリアスに向かっていく。

「ふん。無駄だよ。」

剣と翼の二刀流で対抗するジュリアス。

「フルグスレイジ!」

アレスも負けじと連撃をお見舞いする。

その隙に俺も後ろに回り込み、お見舞いする。

「コールドブリンガー」

今度は入った!

しかし2人を相手に器用に立ち回るジュリアス。

いつの間にか破壊した翼が再生され、また飛び上がったと思ったらまた空中から攻撃を仕掛けてくる。

周りを見るとイリスがマルスとアナスタシアの治療をしている。

「大丈夫か⁈」

「はい!」

俺はイリス達を守る位置に入る。

「もう飽きた。死ね。ダークストリーム」

そしてまた黒き刃が降り注ぐ。

「サーシャ!!」

アレスがサーシャに覆い被さる。

「アレスー!!」

「大丈夫か…?」

「バカ!やめてよ!!」

「うるせーよ」

皆んな満身創痍。1対6でこれほどまでなのか…。魔族っていったい…。

(私も戦いたい。なんのための神官なの?ドーラ…私には何も出来ないの…?)

イリスは回復魔法をかけながら問いかける。

すると頭の中にドーラの声が語りかける。

(さぁ唱えて…セイクリッドレインと…)

「ありがとう…ドーラ…」

イリスはドーラの言葉を詠唱にする。

「セイクリッドレイン!」

すると星の雨を降らせたような白き流星がジュリアスに降り注ぐ。

黒き翼で防ぐも浄化の力で翼が破壊されていく。

神聖魔法の効果で翼が再生されない。

「ぐあ!!」

魔族にとって神聖魔法は天敵。

「この小娘がー!!」

ジュリアスはイリスに向かって攻撃を向ける。

「させるか!!」

俺は再びイリスの前に立ち、盾で防ぐ。

闇耐性は本物らしく、女神の聖盾はジュリアスの攻撃を防ぐ。

しかし、今は立ち上がれる者はもう少ない。

守るだけじゃダメだ。何か決定打が欲しい。


『汝…我を欲するか?』

(またこの声…)

『なぜに力を欲するか?』

(当然だ!仲間を守る力が欲しい!)

『良かろう。我はトール。今こそ振りかざせ。』

「聖雷剣 トールハンマー!!」

向かってくるジュリアスに雷の斬撃を叩き込む。

しかし一撃では倒れない。

だがジュリアスも立つのがやっと。しかしジュリアスも詠唱を始める。

くそ…俺ももう空っぽだ。

その時だった。

「俺に力を貸してくれ…!仲間を護る力を…頼む!!」

アレスはケラウノスに手を伸ばす。

するとアレスの頭にも声が響く。

『我が後継者よ…力を手にするが良い。そして正義を貫け。トラキアの子よ。』

「うぉぉぉ!!」

アレスはついに雷霆槍ケラウノスを手にした。

眩い稲妻を帯びた聖なる槍。槍の穂の部分が稲妻のような形状をしている。

「それは私のだ!!」

ジュリアスはアレスに向かっていく。

「兄貴、あとは任せろ…」

アレスもジュリアスに向かってケラウノスを構える。

「イクシオンブラスト!」

雷の神槍がジュリアスを貫く。

どれくらいの刻が止まったのだろう。一瞬の静寂。

「アレ…ス…ごめん…な…」

「兄貴…」

最期に兄としてのジュリアスが戻る。

しかし刹那、アレスに貫かれたジュリアスは灰となって消えていく…。

あとに残ったのはジュリアスを魔族に変えた指輪だけ…。


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