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歪んだ皇太子夫婦の日常2前編

ルオはリーンとの夫婦生活を満喫していた。

リーンは殿下呼びを嫌がる夫のためにルー様と呼ぶ。

小国は公式の場でも愛称で呼ぶのは問題にならないので、オル様と呼びたくないリーンは甘えていた。

リーンは大国と違い緩い小国の文化に中々馴染めずにいた。





ルオはリーンの面会に常に付き添うために。自分の空いた時間にリーンの面会依頼を組んでいた。

そんなことを知らないリーンは心配そうにルオを見上げる。


「ルー様、執務は平気なんですか?」

「うちの側近がリーンについて、交渉術を学んでこいって」

「私にお任せいただければ」

「いつまでも頼ってばかりじゃ情けない」

「立派なお心構えですが、私の仕事を奪わないでください」


リーンはノックの音に心配そうな顔から美しい微笑みに切り替える。

小国よりも大きな国の王子と面会を予定していた。

リーンとルオは立ち上がり、礼をして出迎える。


「久しぶりだな」


王子はルオではなくリーンに声を掛ける。

王子が小国の皇太子の相手をする気がないと察したリーンは微笑んだ。

残念ながらよくある話である。国力の王族ならどんな無礼も許される。


「お久しぶりです。お会いできて光栄です」

「ようこそおこしくださいました」


王子はルオの挨拶を聞き、ようやく視線を向ける。


「皇太子夫妻に御目通り願えるとは。座ろうか」


王子のルオへの邪魔だと匂わせる物言いは咎めない。

リーンはルオに王子の相手をさせるつもりはない。

イナに目配せしてお茶とお菓子を運ばせ、ゆっくりと椅子に腰かけ王子を見つけて微笑む。


「私も殿下自ら足を運んでくださるとは思いませんでした。お手紙をいただいた時は懐かしい友人との再会に心が躍りましたわ」

「リーンのためならどこにでも訪ねるよ。大国の姫が小国の妃か。うちも申し入れれば良かったよ」


甘く微笑む王子にリーンは美しい笑みから楽しそうな笑いに切り替えた。


「御冗談を。私は小国の皇太子妃だけでも精一杯です」

「後宮で俺の話し相手だけでいい」

「そんなことが許されないのはわかってます。殿下は冗談がお上手で」

「星空の下で語り合いたいのはリーンだけだよ」

「あんな寒い中、星を見に連れ出される奇特者なんて酷いです。すばらしい星空でしたが、他のご令嬢にはおすすめしませんよ」

「あの空はリーンと二人の思い出にしておくよ」

「でしたら私も大事に胸に秘めておきますよ」


ルオは未だにリーンが男と親しい様子に慣れなかった。

ただ付き添う時にリーンに出された条件は穏やかな顔でいることだった。リーンは気付いていないが、リーンと見つめ合い微笑み合う王子はルオに自分達の仲を見せつけていた。



「思い出に花を咲かせたいがまずは、……」



リーン達の外交の話がはじまった。

取引をはじめる上での税金の話だった。

王子はリーンとの婚姻で大国の後ろ盾を持った小国との取引のための訪問だった。

リーンは小国の陶器を王子の国に売り込む予定である。

ルオは笑顔の二人の化かし合いに必死に平静を装って聞いていた。自分が行っていた交渉とは全然違う。

お互いの落としどころを見つけた二人は握手を交わしていた。

王子はルオを見て一瞬だけ人の悪い笑みを浮かべた。

リーンは契約書の確認をしていたので気付かない。

確認が終わり、ルオに最後の確認とサインを頼んだ。この場で契約するのは両国の後継同士である。

契約が終わり、書類が片付けられたので王子はリーンの前に大輪の花束を差し出した。


「さて、これは妃殿下ではなくリーンに土産だ」


リーンは初めて見る花に満面の笑みをこぼして受け取る。

花を夢中になって見つめる様子に王子は笑い花びらを2枚手にとった。王子の行動を不思議そうに見るリーンを見つめながら花弁を口に含む。


「うちの国で作られた。食用の花だ」


王子はもう一枚の花びらを半分だけ口に含み、残りはリーンの口元に運ぶ。

リーンは毒味をしてもらったので、迷うことなく口にいれゆっくりと咀嚼し、ほのかの甘みに笑みをこぼす。

王子はルオが一瞬嫌そうな顔をしたのを視界にとらえ口角をあげる。


「好きだろ?」

「はい。非常に興味深いです。ありがとうございます」

「うちに来れば珍しい物がたくさん見られるよ」

「では、私は殿下のお土産を楽しみにしてます。これは輸入はできますか?」

「残念ながらまだそこまでは」

「是非、成功したらうちにもおろしてください」

「どうするかな」


わざと迷うそぶりをする王子の遊びにリーンは付き合うことにした。この王子はリーンにとって無駄なやりとりを好むことをよく知っていた。リーンは拗ねた顔を作る。


「自慢するために、持ってくるなんてつれないことは殿下はされません」

「俺はリーンを喜ばせようと」

「なら、もっと喜ばせてください」

「おい!?」

「私は欲深い大国の出身です。これだけ見せつけられて、お預けなんて……」


楽しそうに笑う王子にリーンは悲しい顔を作る。


「リーンを悲しませるのわけにはいかない。ただし」


王子にそっと頬に手を添えられ顔を覗きこまれたリーンはにこりと笑う。


「もちろん、うちの新商品を殿下に最優先に御披露します」


イナが氷菓子がお盆に乗せてリーンの前に置いた。

リーンは王子の好みも、王太子らしく特別扱いに弱いことも知っていた。


「最近、うちの国で人気なんですよ。外国の方に披露するのは殿下が初めてです。殿下のためだけに特別に用意しました」


リーンはスプーンで一匙すくい、ゆっくりと口にいれて飲み込み毒味をしたあと氷菓子を王子の前に差し出す。

王子は見た目、触感、全てを吟味しながら口にすると自分好みの味に満足そうに笑う。


「小国産の材料で作られたものしか売られていません。でも今回は特別に殿下の好物を仕入れて作らせましたの」

「覚えていたのか」


本気で意外そうな顔をする王子にリーンは笑う。

王族は自分のことをあまり話さない。

ただこの王子はリーンに自分のことを話すことが好きだった。

そして好物を差し出すと上機嫌になる。取引相手としては賢く警戒すべき相手だが、友人としては好ましかった。リーンはわかりやすい人間が好きである。


「あら?私に好物を教えたのは殿下ですよ。忘れた方が良ろしいでしょうか?」

「いや、覚えていてほしい。これからも。これは輸入はできるのか。気に入った」

「保存と輸送の問題があり輸出は難しいんです。国に店舗はありますが……。殿下が訪ねてくださるならまたご用意しますよ」

「残念だがまたの楽しみにしよう。リーンが嫁いで良いことは頻繁に顔が見れることだな」

「殿下、自らお越しいただけるんですか?」

「ああ。これからは良い関係を築いていきたい」

「光栄です」

「リーン、友人として聞かせろ。なんで小国を選んだ?」


リーンの婚姻は調べればわかることである。

まずルオが隣にいるのに聞くのは配慮にかけている。強者は価値のない弱者に配慮しない。王子にとってルオは相手をする価値はないと判断されているとリーンは捉えていた。

王子の心情は気にせずリーンは穏やかな顔を作って用意している言葉を告げるだけだった。


「お父様の命令です」

「他にも選択肢があっただろう」


リーンにとって黒歴史だったが余計なことは言えない。

それにルオとの関係がうまくいっていないように見えれば足元をすくわれることもわかっていた。大国と小国の関係が良好に見せる必要があった。


「内緒です。でも私は今の生活を気に入ってます」


王子は意味深な顔をするリーンの様子に話す気がないことを察した。

リーンは踏み込まれることが嫌いなことを知っていた。


「もしも嫌になったら歓迎する。友人として国を案内してくれるか?」

「ご心配いただきありがとうございます。小国に興味を持っていただけるなんて光栄です。ですが私はまだ嫁いだばかりで小国に詳しくありません。せっかくなので、ルー様と」

「リーンがいいんだ」


王子はリーンの手を取り、口づけを落とし甘い瞳で見つめる。リーンは王子の悪戯に楽しそうに笑う。


「でしたら次は妃殿下もお連れください。今の私と殿下だけですと外聞がよろしくありません」

「留学中は二人で過ごしただろうが」

「私が自由の身でしたから。子供の時間は終わりました」


王子は楽しそうに笑うリーンの手をほどき、固まっているルオに一瞬だけ視線を向ける。


「相変わらずだな。リーン、その男で後悔しないか」

「はい」

「また来る」

「お待ちしております」


王子は二人の付け入る隙がありそうな様子に笑い、部屋を出て行く。

ルオとリーンは礼をして王子を見送った。

ルオは二人の親密で割り込めない雰囲気に、不安で仕方なかった。

そして王子がルオにリーンとのことをずっと見せつけていたのも気づいていた。

情けなくても、ここで聞かないともう聞けなそうなので、恐る恐るリーンの顔を覗き込む。


「あの王子とは親しかったのか?」

「お友達。留学したときの接待役が殿下だったの」

「接待役?」


不思議そうな顔のルオにリーンは文化の違いを思い出す。


「どこの国も接待役として王族がつけられてたの。大国の姫の留学だから。大きな国の王子はあんな感じよ。言葉遊びを楽しまれる方ばかり」


リーンの様子に特別な感じはない。

王子に口説かれても気づかず、冗談ととらえていることにルオは安堵した。


「星って?」


リーンは留学中の3指に入る怖い思い出に苦笑した。


「夜遅くに殿下がバルコニーに訪ねてきたのを、うちの護衛が勘違いして剣を向けたのよ。大国なら侵入者とみなすんだけど文化の違いよね。殿下は星を見るために誘いに来てくれただけ。外交問題になるから、仕方がないから護衛をなだめて、星を見るのに付き合ったの。星空は綺麗だったけど、寒くて、殿下の話が中々終わらなくて大変だったわ。翌日にお兄様から帰国命令の手紙が届いたから一度だけよ。うちの騎士が殿下を警戒してたからかな。文化の違いかうちの騎士達と合わなかったのよ」


さすがに女性の部屋のバルコニーに夜中に忍び込むなんて誘い方はない。明らかに夜這いだった。帰国命令も騎士が緊張するのも当然である。ルオは絶対に王子と二人にさせないことを決意する。


「花束にあんなに喜んでたのは?」

「新種の花よ。金の卵になるかもしれない。貴婦人や令嬢むけに需要がきっとある。香りはいまいちだけど、あの豪勢な見た目と味なら、」


花束を抱えて楽しそうに話し出したリーンにとって王子が単なる知人だと確信した。

それでも王子の贈り物に喜んでる姿は複雑だった。

ルオの贈り物にはこんなに喜んだことはない。ルオは何を贈ればいいのか悩み始めた。

リーンは様子のおかしいルオに忠告することにした。


「ルオ、対抗したりしないでね。珍しい物を取り寄せたりしないで」

「え?」

「そこまでするものじゃない」

「俺もリーンを喜ばせたい」


悔しそうな顔をする夫にリ-ンは笑いかける。リーンの聞き分けの悪い弟にそっくりだった。

リーンは多忙なルオには常日頃から休んでほしいと思っている。それにルオと一緒の時間は楽しかった。


「前にも言ったけど、早く帰ってきてくれればいい。それに最近は湯たんぽがないとよく眠れない」

「もう少し我儘を」

「この国で2番に高貴な人を独り占めしたいなんて、盛大な我儘よ。民に知られたら大変。暴動が起きたらどうしよう」


ルオは楽しそうに話すリーンを抱き寄せる。

自分の真っ赤な顔を見せるわけにはいかなかった。

同じ時間を重ねるたびに愛しさが溢れてくる。先ほどは嫉妬でおかしくなりそうだったのに、リーンの言葉に嬉しくてたまらない。リーンはルオに身を任せる。


「俺はリーンのものになれたら幸せだ」


こぼれた言葉にリーンは何度か瞬きをしてルオを見上げる。


「私はルオのものだけど、それは立場的に難しいわ」

「リーンは俺のものなの?」


不思議そうな顔をする自分を手に入れたいと言っていた夫の言葉に目を丸くする。


「皇太子妃だもの。なにを当然なことを、え?いらないの?」

「まさか。欲しくてたまらない」

「なら素直におさめておけばいいの」

「そうか。大事にするから」

「よろしくお願いします」


リーンは近づいてくる唇にそっと目を閉じたが徐々に深くなる口づけに慌てて胸を押す。

真っ赤な顔で不服そうに見てくる夫の頬を引っ張る。


「場所を考えて。それにそろそろ戻らないと」


ルオは頬を引っ張るリーンの手に手を重ねた。


「俺はリーンを好きになって、一緒にいれて幸せだ」


リーンはどうしていいかわからない。

ただ幸せそうに自分を見るルオに胸があたたかくなった。

ルオの頬から手を離して、ぎゅっと抱きついてから体を離した。

ルオはリーンの突然の行動に固まった。

リーンは夫がぼんやりする癖があるのを知ったが医務官は問題がないというので放置を決めた。

ぼんやりしているルオを残してリーンは離宮に戻り、イナは相変わらず主に振り回されるルオを静かに見て、片付けをして退室した。ルオは護衛騎士に声を掛けられるまでぼんやりしていた。



***


また悩んでいるルオに護衛騎士は声をかける。


「殿下、どうしたんですか?」

「俺は欲張りかもしれない」

「は?」

「リーンが受け入れてくれて幸せだよ。でも……」


言いよどむ言葉の続きを知っていたので、代弁することにした。


「そりゃ、好きな女に振り向いてほしいのは当然ですよ」

「あのリーンが俺の妻になったのも奇跡なのに」

「奇跡って……」

「大国の姫だよ。うちみたいな小さい国に」


ルオの神への感謝がはじまると長くなるので護衛騎士が言葉を遮る。ルオが神に感謝を捧げるようになったのは婚姻してからである。皇子なのにそれまではカケラも信仰心は持っていなかった。


「殿下、時間が勿体ないですよ。本題に戻ってください」

「願ってもいいのか」


ボケている主の頭を軽く叩いた。


「願うんじゃなくて、動くんですよ。もう婚姻しているからたぶん他に浚われることはないと思いますが」

「リーンに見惚れるし、頼りにもならないし、全然格好つかないし」


ルオがリーンの前で格好つけたいのは知っていた。

ただ難しく、無意味なことを教えることにした。

リーンの好みとルオの目指すものは、ずれている。


「殿下、リーン様がオル殿下を選んだ理由を思い出してください」

「誠実そうで良い皇帝になりそう」

「格好よく頼りになる男が良ければ絶対にオル殿下を選びませんよ。他の候補の王子を選びましたよ」


オルもルオも優れた容姿もなく全てが平凡である。ルオは面会する王子達よりも自分が優れているとは何一つ思えなかった。


「確かに兄上の外面は穏やかだが頼りにはならない。当たり障りなく全て逃げるし、」

「リーン様は夫とは腹の探り合いをしたくなかったそうです。基本的にわかりやすく実直な人が好きだと。ただ王族は曲者ばかりだったので、4人の中で一番好みに近い人を探していたそうです」

「なんで知ってるんだよ!?」

「殿下のために聞いてあげたのに」

「助かる。俺は婚約の話題には恐ろしくて触れられない」

「殿下は触れたらいけないと思います。素直に気持ちを伝えて愛情表現されればいいんじゃないんですか?」

「引かれたら」


見当違いな事を言うルオに護衛騎士は苦笑する。


「大丈夫ですよ。リーン様は過度の気持ちを向けられることになれてます。あの護衛騎士の忠誠を笑顔で受け入れる方です」


リーンに心酔している騎士がいた。

リーンは過度の忠誠心に恥ない主になれるように努力すると笑っている。過剰な言葉や行動をリーンは嗜めるだけで、引くことはなかった。

大国の姫であるリーンはルオと比べものにならないくらい許容範囲が広い。それゆえ、リーンの家臣がきちんと周囲を固め間違いが起きないように徹底している。


「すごいよな。俺なら気持ち悪くて、傍に置けない。リーンは鈍いよな。俺はリーンの面会相手が特別な感情を向けてるのも俺に見せつけてるのも全部本気で言ってることもわかる。ただリーンは全くわかってない。おもしろくないけど、リーンの全く意識してない様子にいつも安堵する」

「殿下も同じ立場ですから。ちなみにうちの貴族子息達にもリーン様人気ありますよ」

「は?」

「リーン様、留学中に夜会に頻繁に参加されてたそうです。殿下達が放っておいた時期は交友を深めていたそうですよ。」


ルオがリーンと交遊を持ったのは3か月目だった。

それまでは興味なく、挨拶をするだけだった。

ダンスすら踊った記憶がなく、リーンの接待は皇帝と皇后がしていた。


「過去の自分を殴りたい。皇太子妃に横恋慕かよ……」

「過ぎたことを言っても仕方ありません」

「待てよ。後回しにしてるけど、リーンへの領地の招待って」


リーンに視察を望む声が多い。

今は国外との取引が多く国内に力を入れられる状況ではなかったので後回しにしていた。


「御明察通りかと」

「行かせるか。リーンの視察を組み直す。誰が近づけるか。これ以上敵を増やしてたまるか」


リーンはルオが悩んでいることは知らずに視察のついでにテト達の商会により、氷菓子を食べながら作戦会議をしていた。氷菓子は好評で売れ行きは上々だが、まだまだ大国を目指すには遠いが大事な一歩だった。


***


リーンは最近は夜会の時はルオが離れないことを戸惑っていた。

交渉の場にもリーンを連れていき、リーン以外とダンスを踊る様子もない。


「ルー様?最近どうされました?」

「リーンが綺麗だから離れがたくて。他の男を近づけたくない」


リーンはルオの額に手をあてたが熱はなかった。


「熱はないよ。顔が赤いのはリーンが綺麗だから。医務官は呼ばなくていいから」


周りは皇太子夫婦を微笑まし気に見ていた。

リーンは気にすることはやめて好きにさせることにした。

最近のルオはリーンに甘い言葉をかけてくるのがくすぐったくてたまらなかった。

ルオは全力で牽制して、リーンを口説いていた。

ルオに味方をしている人間が多く、リーンはイナがお菓子に買収されてリーンの情報を渡しているなど知らなかった。

イナは主に似て意図的に人を誤解させるのは得意と知る者は少なかった。


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